C-team:クリエイター向け新バイト!?

優れたバナーを作って副収入を手に入れよう

株式会社リクルートが運営する「C-team」は、「クラウドソーシング(群集にアウトソースする)」という手法を使った、Web上のクリエイティブエージェンシーです。制作スタッフは、「みなさん」。仕事内容は、大手企業のバナー制作。みなさんは、好きな案件を選んで、好きな場所で制作し、投稿するだけ。優れた作品にはポイントが付与され、そのポイントを現金やAmazonギフト券などに交換できます。2008年8月から開始し、すでに8700人以上のクリエイターが登録しています。この記事では、C-teamの特徴と仕組みについて解説します。ぜひ、時代を先取る新ワークスタイルに参加して下さい!

C-teamとは?

C-teamとは、ものすごく簡単に言うと、「効果を上げるために、バナーをたくさんのクリエイターに作ってもらうサイト」です。サービスの流れは、以下のようになっています。

  1. バナー広告を出したいクライアントが発注
  2. C-teamサイト上で案件を告知し、クリエイターがバナーを制作
  3. C-team運営スタッフが投稿作品から150~200ほどのバナーを選び、大手サイトでバナーを表示
  4. 独自の最適化システムにより、効果の高いバナーを判別
  5. 効果の高いバナーを作ったクリエイターにポイントを還元

C-teamのトップページ
C-teamのトップページ。利用するには会員登録が必要です

それでは、各項目について、順番に説明していきましょう。

1. バナー広告を出したいクライアントが発注

企業が「バナー広告を出そう」と考えた場合、一般的には以下のような手法をとっていると思います。

  1. 制作会社に発注
  2. 制作会社が用意した数パターンの中から、企業の担当者(あるいは代理店)がバナーを選ぶ
  3. 選ばれた1~3パターンのバナーを出稿

つまり、1~2人の制作会社のクリエイターによる、1~3種類のバナーを出稿していたのです。しかし、制作・選別した時点で、そのバナーの効果が高いかどうかは分かりません。実際にサイトで表示してみて、初めて分かるものです。また、どのバナーが良いか、というのは企業の担当者や代理店の方などのセンスや経験によって判断されてしまいます。

一方、C-teamに発注すれば、全く違った形でバナーの制作・出稿が可能となります。数百人規模でクリエイターがアイデアを出し、そこから選別した150~200ほどのバナーを出稿して、さらに最適化を行います。そのため、一般的な手法よりも、より効果の高いバナー広告が期待できるわけです。

C-teamを2008年8月に開始して以来、さまざまな企業に利用していただき、トータルの発注数は22000件を超えています。リクナビなどリクルート関連の案件はもちろんのこと、全日本空輸 、ソニー生命、Aflacなど、みなさんお馴染みの企業からも発注を受けています。「大手企業のバナー広告を作れる!」というのも、C-teamの魅力の一つです。

2. C-teamサイト上で案件を告知し、クリエイターがバナーを制作

C-teamでは、「クラウドソーシング」という形態でバナーを作ります。クラウドソーシングとは、「群衆にアウトソースする」という意味です。クリエイターは、C-teamに登録するだけです。実際にクライアントと会って打ち合わせをしたりすることなく、仕事を受けることができます。

募集案件一覧
C-teamに発注された案件は「募集案件一覧」に表示されます

企業から発注された仕事は、案件という形で一覧表示されます。案件を見て、参加したいと思えば、あとはバナーを自作し、投稿するだけです。C-teamが行ったアンケートによれば、だいたい20分~30分で1つのバナーを制作している人が多く、バイト感覚で仕事をしている人もいるようです。また、コンペや、担当者の要望などを聞くことなく自由に作ることができるため、楽しんでいるクリエイターも多いようです。

なお、投稿できるのは静的なバナー作品のみです。FlashやGifアニメを使ったバナーは、今後対応する可能性はありますが、現在のところ予定はありません。

3. C-team運営スタッフが投稿作品から150~200ほどのバナーを選び、大手サイトでバナーを表示

募集期間が終了したら、C-team側で審査を行い、応募作品の中から150~200個を選びます。審査基準としては、「ロゴの扱い」「可読性」「著作権違反」などがあります。詳しくは「バナーが不採用になってしまう事例」を見て下さい。

選ばれたバナーは、Yahoo! JAPANやmixiなどのメディアに表示されます。他の広告出稿先として、goo、ニコニコ動画、pixivがあります。このような大手メディアに掲載するバナーを制作する機会は、なかなかありません。「こんな大きなサイトに自分の作った作品が掲載されるなんて」と感動する人もいます。

4. 独自の最適化システムにより、効果の高いバナーを判別

C-teamでは、「広告を出稿したらそれで終わり」ではありません。最適化システムにより効果の高いバナーを判別し、広告効果を高めるようにしています。最初は150~200のバナーを平等に表示し、一定数たまった時点で最適化のロジックがスタートして、効果のあるバナーがより高い頻度で表示されるようになります。

では、その効果の高さはどうやって測定するのでしょうか。簡単に言うと、インプレッション数(表示数)とクリック数の割合を見ることで測定しています。クリック率がよいものを選んでいき、効果が高いバナーが自動的に出るようなシステムになっています。

効果の高いバナーを判別して優先表示
独自の最適化システムにより、効果の高いバナーを判別して優先表示します

つまり、バナーのデザインやクリエイティブの高さで決めるのではなく、「本当にユーザの心に刺さってクリックという行為まで誘導したか」というところで決めているのです。

5. 効果の高いバナーを作ったクリエイターにポイントを還元

いよいよ、クリエイターへの報酬の説明です。まず、出稿用のバナーとして採用されると、500円相当のポイントがもらえます。そして、バナー掲載期間が終了した後、クリック率が高いバナーを作ったクリエイターに対しては、以下のようにポイントが付与されます。

1位…50000ポイント
2位…30000ポイント
3位~5位…10000ポイント

ポイントで交換できるものとしては、「現金(金融機関への振り込み)」のほかに、「Amazonギフト券」「iTunes Card」「JTB旅行券」「ハーゲンダッツギフト券」などさまざまなものを用意しています。詳しくは「ポイントを交換する」を見て下さい。

実際にどういうバナーがクリックされるのか?

では、実際にどういうバナーがクリックされるのか、過去の案件を元にクイズを出したいと思います。これらの中で、どのバナーのクリック率が高いと思いますか?

クイズ

選びましたか? クリック率は上から

1位 C … 0.2558%
2位 B … 0.1562%
3位 A … 0.1000%

となっています。ほぼ同じテイストでも、クリック率はこれほどの差が出るのです。広告制作会社などの方に、どれが一番クリックされるのかというクイズを出しても、当てる人はほとんどいません。いわゆる「広告制作での効果の高いセオリー」というものが、そのまま効果に繋がるとは限らないのです。

クリエイターにとってのメリット

あらためて、クリエイターにとってC-teamを利用するメリットをまとめておきます。

今まで、大手企業のバナー広告を作る時は、大きな制作会社に所属しているか、コネがない限り、仕事を受けることすらできませんでした。C-teamではどんなクリエイターでも参加することができます。しかもクリック率という平等な基準のみで判断されるため、たとえデザイナー初心者でも上位に入る可能性はおおいにあります。

また、空いた時間や在宅で仕事ができるのも魅力の一つです。実際に、会社での昼休み時間や土日のプライベートな時間にバナーを作っている人もたくさんいます。何にも縛られることなく、自分のペースでクリエイティブな仕事ができるのです。

もちろん、優れた作品を作れば、相応の報酬が得られるということも大きなメリットです。ちなみに、月に何十万も稼ぐ人もいます。頑張れば、本業の収入を超えることも夢ではありません。

初心者でもアイデア次第で参加できる

凝ったデザインのバナーがクリックされるというわけではありません。むしろシンプルなバナーの方が効果が高いというケースがよくあります。

どんなにベテランでも全く効果が上がらないバナーを作ることもありますし、Photoshopを触って間もない人でも、効果の高いバナーを作ることもありえます。また同一人物がほぼ同じ素材を使ってバナーを複数作ったとしても、効果が高いものと、効果が全くないものもあります。

デザインの仕事をしたことがない人でも、デザイナーとして食べていける一歩目を踏み出すことができるのがC-teamです。とにかく、C-teamに一度訪れて、バナーを投稿してみてはいかがでしょうか。あなたの作ったバナーが、驚くほど効果を出す可能性もあります。ぜひ、この機会にご参加下さい!

バナー広告の出稿を検討されている方へ

1~2つのバナーを試すよりも、数百のバナーを試す方が遙かに高い効果が出ます。実際、ほぼ全てのケースで、一般的な手法によるバナー広告よりも、C-teamを利用したバナー広告の方がクリック率が高いという結果が出ています。だいたい、C-teamを利用したバナー広告の方が150%~500%も高い結果を出しています。

一般的な発注スタイルよりも初期コストはかかりますが、たとえば1.5倍の効果が出ると、コストは大幅に下がることになります。結果としては、同じ金額で、同等かそれ以上の効果を上げることができます。

 


C-teamC-team

株式会社リクルートが提供する、クラウドソーシング(群衆へアウトソーシング)を使った広告最適化サービス。2008年8月リリース。