edge Recommends!
「SHARP Kameyama Dream Factory」の歩き方

液晶パネルから液晶テレビまで一貫生産を行う世界最大規模の生産拠点として注目を集め、「亀山モデル」の名が浸透してきているシャープ株式会社の亀山工場。今や生産工場に留まらず、 同社の技術力の証としてTV CM や店頭プロモーションを積極的に行っています。そしてWeb サイトも、Flash をフル活用した幻想的な世界が造り出されています。今回の edge Recommends! では、サイトの設計・制作を担当した博報堂 i-studio の佐野勝彦氏と RAKUGAKI の西田幸司氏によるガイドの元、亀山工場Web サイトの歩き方をお届けしましょう。

SHARP The Kameyama Dream plantートップページ SHARP Kameyama Dream Factory
http://www.sharp-kameyama.com/
サイト開発:博報堂 i-studio

トップページ

オープニング終了後の画面は、後に展開される世界のパーツを集結することでページ全体を形成しています。

ここに注目!


夢想 ─ 培った歴史と開拓する未来

SHARP The Kameyama Dream plantー夢想

神殿を、過去(アクオスへとつながる歴史)、現在(進化し続けるアクオス)、未来(さらなる進化を目指して)の 3つに分類し、神殿の上に昇るほど、時代が進む設計になっています。ユーザは 3つの神殿をマウスで自由に回遊できます。神殿の一番下には、1915年に開発され、後の社名にもなる「シャープペンシル」をはじめ、国産第一号の鉱石ラジオ、テレビ、世界初の電卓など、珍しいビジュアルが配置されています。そして神殿の一番上は、未来を見据えるシャープがもつ、さまざまなノウハウの集大成という位置づけで亀山工場があります。

ここに注目!


共振 ─ 単体と集合体

SHARP The Kameyama Dream plantー共振

亀山工場の強みのひとつである立地環境。工場内ではテレビと液晶パネルを一貫生産しており、両技術者の「超高度な擦り合わせ」と呼ばれるコミュニケーションが日々行われています。また、亀山工場周辺は「クリスタルバレー」と呼ばれ、液晶にまつわる企業、最先端の技術者が結集し、企業の枠を越え、互いの力を引き出し合っています。

今回の Flash サイトでは、技術者達の擦り合せ(交流)を、自由に飛び交うアクオスの内部パーツの動きによって表現してみました。これは完成品のアクオスを実際に分解して、主要パーツを抜き出したものを使用しています。

ここに注目!


繊細 ─ 匠の技と最先端テクノロジー

SHARP The Kameyama Dream plantー繊細

シャープの匠の技を「繊細」と定義し、基本的にモノトーンの澄み 切った空間に微妙な色合いを加える程度のあしらいで、エレガントかつ繊細な雰囲気を作っています。また、繊細や歴史(時間)をイ メージするキーワードとして、時計のパーツをコラージュに加えて います。

そして、日本文化を想像させる「絵巻物」「屏風」をモチーフに展開。 動きもそれに合わせてマウスの座標で左右の動きを付けています。

ここに注目!


対比 ─ マクロとミクロ

大きく分けて2つのスケールギャップをコンセプトに構成しています。象ほどの大きさがある巨大なマザーガラスであるにも関わらず、液晶を挟み込むパネル(ガラスとガラスの間に液晶 + 諸々を挟み込んだ状態。実際のテレビに使われている完成系のものを指します)の隙間は 3μm と、赤血球の幅よりも狭いのです。

他にも大と小の対比があります。画面上にもクジラが泳いでいますが、亀山工場は世界最大の動物種であるシロナガスクジラ約8,000頭が入れるほど大きな工場でありながら、そのクリーンルームは、東京ドームの大きさにスギ花粉を 4個しか許さないレベルです。

ここに注目!


調和 ─ 自然と産業

亀山工場は、世界ナンバーワンの環境先進工場を目指すスーパーグリーンファクトリーであることから、工場内の設備と自然物のコラージュにより世界観を形成しています。

ここに注目!