PDF/Aは、電子文書のアーカイブ用ISO規格として2005年5月に標準化されました。検索性とセキュリティに優れたPDF/A形式なら、組織において文書の記録保管やコンプライアンスを担当する管理者は、重要な電子文書や情報を簡単に維持管理および保護することができます。
PDF/Xは、印刷入稿用に開発されたフォーマットです。Javaアプレットや埋め込まれたマルチメディアなど、そのままでは高品質な印刷出力には適さないコンテンツをすべて制限します。印刷やグラフィックデザインに携わるクリエイティブプロフェッショナルは、PDFを利用し、意図したとおりの印刷結果を出せるPDF/X準拠ファイルで送稿できます。
Universal 3D(U3D)は、インタラクティブな3Dデザインの共有、表示のために開発された、オープンで拡張性の高いフォーマットです。建築家、エンジニア、製品設計者は、Adobe PDFファイルにU3Dファイルを直接埋め込むことで、3Dコンテンツを簡単に配布し、レビューを実施したり、再利用することができます。
ISO規格としての承認を検討されているPDF/Eは、文書や図面の安全な交換を目的とするガイドラインを規定しています。建築家、エンジニア、建設や製造関係者は、プロジェクト情報の効率的なやり取りはもちろん、複雑な3Dコンテンツを含むドキュメントのレビューやマークアップも、すべてPDFファイルで行えます。
PDF/UAは、PDFのユニバーサルアクセスへの対応を目的としています。企業や行政機関は、PDF/UAに準拠した文書を作成することにより、時間やパソコン環境に関係なく、視力や運動能力に障害のある人にも利用できる形で情報を提供することができます。