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発表当初、PDFに対する人々の反応はさまざまで、中には懐疑的なものもありました。PDFが本当にそのままの体裁を維持し、プラットフォームやアプリケーションに依存しないファイル形式として役立つのかを疑っていたのです。その一方でPDFの利点を理解したユーザは、PDFを採用し業務に統合することで日々のワークフローから単調で非効率的な紙ベースのプロセスを排除することに成功しました。
このPDFの利点を100%活かすために不可欠なカギとなったのが、編集ソフトAdobe AcrobatとビューワソフトAcrobat Reader(現Adobe Reader)の存在でした。
PDFとともに登場したAdobe Acrobatは、ワープロ、表計算、画像、なんであっても印刷コマンドを持つアプリケーションであれば、ファイルをPDFにすることができるという、まさに離れ業としかいいようのない アクロバティック な変換をやってのけてしまうのです。実はAcrobatという名称はここからきています。
1994年にはPDFのビューワーソフトであるAcrobat Readerの無償配布が開始されました。だれもがダウンロードするだけで、気軽にPDFを表示、閲覧することができるAcrobat Readerは大変な支持を得て、PDF普及を大きく後押ししました。Adobe Readerとなった現在までの配布数は実に累計5億ものダウンロード数に上っています。 |
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