近年、Web開発の世界では、Ajax (Asynchronous JavaScript and XML)アプリケーションが急速な拡がりを見せています。 XHTML、CSS、JavaScriptといったテクノロジを組み合わせたこの技術は、Web上でよりリッチなユーザ体験を実現するために用いられます。 Ajaxアプリケーションは非同期、つまり、Webページが更新される間にも、サーバとのデータのやり取りが可能です。 したがって、よりインタラクティブで魅力的なユーザ体験を提供できます。 ただ残念なことに、Ajaxアプリケーションの開発には、いくつかの技術的な問題が伴います。 例えば、多数のフレームワークやユーザインタフェース要素のライブラリがありますが、クライアントサイドのコードを、データベースなどのサーバサイドのリソースと接続するのは、簡単とは言えません。 この新次元のアプリケーションをすばやく構築するための様々な新機能やタグを備えるAdobe® ColdFusion® 8なら、Ajax開発が容易になります。

Ajax開発には詳しくないという方にも、ColdFusion 8が、Ajaxのテクニックを活用するユーザインタフェースコントロールを提供します。 例えば、リッチなテキストエディタやデータグリッド、ドロップダウンリストなどでWebアプリケーションをより高度にすることができます。これらはすべてColdFusionサーバのデータにバインドできるので、HTMLページを再読み込みすることなく更新されます。 また、ポップアップウィンドウ、タブナビゲータ、ツリーコントロール、パネルなど、ページレイアウトおよびビヘイビアコントロールも充実しています。 これらのリッチなAjaxコントロールは、すべて使いやすいCFMLのタグと機能を利用して実装できます。JavaScriptやその他のAjax要素に関する知識は必要ありません。
SpryのようなAjaxフレームワークを既にお使いなら、ColdFusion 8によってAjaxクライアントとColdFusionサーバ間のデータ交換が簡単になります。 シンプルなCFMLタグを使用して、アプリケーションは、サーバ上でColdFusionコンポーネント(CFC)の代わりを務めるJavaScript Proxyを作成することができます。 JavaScript Proxyは、クライアントとサーバ間のデータのやり取りを管理し、結果のデータを簡単に管理できる機能を提供します。 AjaxアプリケーションにとってのAjax Proxyは、ColdFusionとAdobe FlexまたはFlashアプリケーションにとってのFlash® Remotingと同様の働きをします。
ColdFusion 8には、クライアントとサーバ間で呼び出しが行われる際の情報やエラーメッセージを表示する、オプションのフローティングウィンドウが備わっているので、Ajaxアプリケーションのデバッグも容易になります。 このデバッグウィンドウでは、CFCへのアクセスや変数の受け渡し、さらには複雑なデータ変数の構造などの様々な情報を確認することができます。