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Acrobat family Features
  株式会社コメット情報 page: 1 2
    November 2004
「電子署名はAcrobatの基本機能であるAdobe Self-Signを使った電子署名を使用しています。また、日本のビジネス習慣における印鑑の重要性を考え、電子署名に印影を組み合わせて使っています。印影は特に日付が入るものが使われています」と営業企画部部長芦澤 悟氏は電子署名の運用に関した考え方のひとつを示した。

社内文書のPDF化によって業務のスピードアップと省力化が達成され、同社のペーパーレス化は無事完了した。そして、この全社的な社内文書PDF化の成功は、更なる業務の効率化を目指す社員の探究心を生み出すこととなった。

「通常、出張指示書は経理部がとりまとめ、出張経費等のデータは別途、財務会計ソフトに手入力されていましたが、ここでPDFフォームから必要なデータだけを取り出し、自動的に入力することができれば、という意見がだされました。この解決策として、PDFフォームからCSVファイルへデータを書き出すプログラムが作成されました」と芦澤氏は語っている。
*図2

図2 出張手続きの写真と実データを合わせた図
図2 出張手続きの写真と実データを合わせた図
  当初、社内での利用に限られていた「PDF-CSV変換プログラム」だったが、2002年の夏にPDF研究会が行ったセミナーでこのプログラムを紹介したところ、事態は大きく動き出した。講演の終了後、参加者より非常に高い評価とともに多くの引き合いが寄せられる結果となった。このPDF研究会での思いもよらぬ強い反応を社内で検討したところ、製品化する方針にまとまった。さらに、コストダウンを含めた開発の新戦力として、Acrobatが広く世界で普及しており、中国にも優れた開発者が多いことから、中国での開発が推し進められることとなった。

 開発されたプログラムは、Adobe Acrobat対応プラグイン製品として、汎用PDF-CSV変換プログラム「reBirth (リバース)-PC」と汎用CSV-PDF変換プログラム「reβirth-CP」と名付けられ、同社のソリューションの一部として製品ラインナップに加えられた。「[reβirth-PC]は、さまざまなPDFフォームから出力したい項目を選択するだけで、必要なフォームデータがCSVまたはXMLファイルに出力することができ、これとは逆に[reβirth-CP]はCSVやDBファイルからデータをPDFフォームに入力することができます。」 と、芦澤氏はこのプログラムのメリットを述べた。
*図3

reβirthは、シンプルな発想のプログラムではあるものの、ユーザーにとって明快なソリューションとして受け入れられ、導入した企業から効率的な業務改善につながったとの声が数多く報告されている。さらにreβirthシリーズとして、給与明細のデータを一括してPDF変換し、メール配信する「reβirth給与明細PDF化パッケージ」をラインナップに加えるなど、PDFを柱としたビジネス展開を図っている。

 PDFならびにAcrobat導入の効果について、名和氏は次のように語っている。「弊社のように100人規模で業務改善に大きな投資が難しい企業にとって、PDFならびにAcrobatでのペーパーレス化は大変効果が高いと思います。また、より規模の大きい企業であってもERPシステムではどうしても取りこぼしてしまう部分があり、どこかに必ず紙が残ってしまいます。PDFなら完全なペーパーレスを実現することができると思います。Acrobatはこれまでも電子署名などの常に最新の技術を取り入れてきており、今後も大いに期待できると思います。弊社としてもPDFならびにAcrobatを要にしたコストを抑えたペーパーレスシステムのソリューション開発に力を入れていきたいと思います」
 
図3 reBirthシリーズの利用イメージ
図3 reβirthシリーズの利用イメージ

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