ActionScriptは、Adobe® Flash® Playerランタイム環境の強力なオブジェクト指向プログラミング言語です。国際規格のスクリプト用プログラミング言語であるECMAScriptをベースに開発されたActionScript 3.0は、さらに進化し、リッチインターネットアプリケーション(RIA)開発のための強固なプログラミングモデルを提供します。デベロッパーは優れたパフォーマンスを実現しながら、複雑で高度化したアプリケーションや大容量のデータセット、またオブジェクト指向で再利用可能なコードベースを容易に作成することができます。Flash Player 9の新しいActionScript仮想マシン(AVM2)で実行されるActionScript 3.0は、次世代RIAに画期的なパフォーマンスをもたらします。 魅力的なリッチWebアプリケーションを標準規格に基づく手法で作成することの普及促進を目的に、アドビではMozilla Foundationのオープンソースコードプロジェクト、「Tamarin*」を通じて、AVM2のソースコードを公開しています。
ActionScript 3.0は、ECMAScript Edition 3(ECMA-262)規格に準拠しています。
Flash Player 9には、AVM2と呼ばれる高度に最適化されたActionScript Virtual Machineが新搭載されています。次世代ActionScript用に新しく開発されたこの仮想マシンは、リッチインターネットアプリケーションデベロッパーのニーズにかなったパフォーマンスと機能を提供します。AVM2は、フル機能のランタイムエラーレポートや内蔵のデバッグ機能をサポートします。またバイナリソケットをサポートしているので、どのようなバイナリプロトコル上でもFlash Playerを動作させることができます。Flash Player 9にはAVM1も収録されているので、旧バージョンのActionScriptで作成した既存コンテンツとの互換性も万全です。
Flash Player 9には、新たにH.264ビデオとHigh Efficiency AAC(HE-AAC)オーディオコーデックのサポートが含まれています。これにより、デベロッパーは自らのアプリケーション上でさまざまな標準規格ベースのビデオ(HD品質にも対応)を利用できるようになります。 Flash Playerは、MPEG-4のPart 12(コンテナ)とPart 14(H.264)のサブセット(ベースラインプロファイル、メインプロファイル、ハイプロファイルを含む)もサポートし、既存のMP4、M4A、MOV、MP4V、3GP、3G2コンテンツを再生することができます。
Flash Playerキャッシュを使用すれば、Flexフレームワークのような一般的なコンポーネントをローカル上にキャッシュし、これらをさまざまなドメインのSWFで利用するといったことが可能です。 これにより、SWFファイルの容量が大幅に削減できるだけでなく、アプリケーションのダウンロード所要時間の短縮も可能になります。
Flash Player 8の優れた機能がさらに発展したFlash Player 9では、コンテンツとアプリケーションがかつてないスピードで実行できるほか、数々の機能向上が実現しています。
Flash Playerでは、機密データの保護とエンドユーザの安全なブラウザ閲覧のため、アプリケーション、コンテンツ、データ、およびURLのサンドボックスセキュリティが強化されています。
強力なActionScript 3.0メソッドが導入されたFlash Player 9では、未加工画像の編集やカスタムエフェクトの作成が可能です。実行中のディスプレイリストから、オブジェクトを瞬時に作成、操作、削除することもできます。
Flash Playerを利用することで、ファイルのアップロード・ダウンロードAPIを用いた、洗練されたクライアント・サーバアプリケーションが実現できます。
Flash Play 9には、表現力アップを目指してFlash Player 8に導入された機能がすべて装備されており、デベロッパーやデザイナーは画期的なユーザ体験を創出できます。
Flash Playerは、HTML、DHTML、Ajaxアプリケーションとの統合を可能にする外部APIを採用しています。
Flash Playerは非同期型のクライアント・サーバ通信モデルをベースに開発されているので、Webページをリロードするようなことなく、クライアント側で各種操作を迅速に処理できます。
Flash Playerは、さまざまなWebブラウザやプラットフォームを対象に、常に一貫性のとれたコンテンツ・アプリケーション体験を提供します。幅広いプラットフォーム対応の一貫として、新たにLinuxでも、ハードウェアのスケーリング機能を用いたフルスクリーンモードに対応しています。
Flash Playerでは、高速インストールと高度な自動アップデート機能により、Web体験の中断を強いないシームレスなアップグレード体験が実現しています。
アジア言語バージョンのFlashアプリケーションではIMEとの幅広い統合をサポートしています。
Flash Playerのファイル容量はわずか1MB。だからこそ、公開からわずか12ヶ月の短期間で、常に最新バージョンが6億人にもおよぶインターネットユーザへと普及します。
Flash Playerは、Microsoft社のActive Accessibility (MSAA) APIをサポートするとともに、デベロッパーがキーボードの拡張機能を使用するユーザや聴覚障がい者、その他の障がい者ユーザにも対応できるようにすることで、さまざまなアクセシビリティ策をサポートしています。