アクセシビリティ

Adobe InDesign CS4 Server

ソリューション活用例

Adobe® InDesign® Serverが提供する可能性はオンライン、オフライン環境を問わず、無限に存在するといっても過言ではありません。現時点においては、企業のInDesign Server使用用途を、「パーソナライズされたマーケティング」「カタログの作成」「パンフレットおよび販促ツールの作成」「セルフサービス方式の広告作成」「編集ワークフローの自動化」の5つに分類することができます。

パーソナライズされたマーケティング

可変データパブリッシング(VDP)またはワンツーワンマーケティングの名でも知られる「パーソナライズされたマーケティング」は、集団的な顧客層ではなく、個人への訴求効果に重点をおいた、説得力のあるコンテンツを作成できることが特徴です。パーソナライズされたマーケティングでは、通常、InDesign Serverをベースにしたソリューションを使用し、それぞれの顧客に合わせたさまざまな出版物を作成します。 カスタマイズされる部分の規模は、ページ内のいくつかの要素だけに限定される場合もあれば、ドキュメント全体におよぶケースもあります。ひとりひとりのためにカスタマイズされたメッセージ・図表を盛り込んだハガキから、顧客の購入履歴データに基づいて生成されるカタログに至るまでのさまざまな印刷物に対応しています。

従来のパーソナライズされたマーケティングでは、デザインや手作業による質の高さに欠けることがしばしばありましたが、InDesign Serverを使用すれば、プロ品質のデザインとレイアウトを自動的に作成できます。このような出版物を作成することで、より効果的なキャンペーンが展開できるだけでなく、顧客との間でより親密な関係を築くことが可能です。

カタログの作成

今日、小売店や通信販売会社は、より最新の流行をとらえ、特定の顧客や販売チャンスに的を絞ったカタログを作成する必要に迫られています。カタログ作成ソリューションを利用すれば、美しいプロ品質のデザインのカタログの制作を自動化できます。まずは出版業者がInDesign CS4で洗練された柔軟なカタログテンプレートを作成し、それからデータソースとビジネスロジックを使用して制作を自動化するというのが、典型的なワークフローです。こうしたソリューションは、スプレッドシートをベースとする費用のかからない単体アプリケーションの場合もあれば、大規模でパワフルなCMSやPIM、またはカタログ管理システムに組み込まれている場合もあります。

このようなソリューションにInDesign Serverを導入すれば、追加リソースの必要なく、プロ仕様のカタログの制作時間を大幅に短縮することが可能になります。

パンフレットおよび販促ツールの作成

マーケティングツールの制作は、より重要な業務に支障をきたしかねないほど、多くの時間を消費し困難を伴う作業です。Web to Printともよばれるパンフレット/販促ツール作成ソリューションは、マーケティングツールを制作・改訂するための一層柔軟なワークフローを提供します。クリエイティブプロフェッショナルは、マーケティングツールの見栄えを常にコントロールしながら、デザイナー以外の人でも特定のページエレメントを編集したり変更できるようにすることが可能です。典型的なワークフローでは、まずデザイナーがAdobe Creative Suite®製品でプロ品質のテンプレートを作成し、Web上でそれらのドキュメントが編集可能になるよう設定します。すると、ライター、編集者、およびマーケティング担当者は、ロゴや住所、製品情報といったコンテンツの追加や編集、変更ができるようになります。これらのソリューションを利用すれば、共同作業の効率が大幅に向上するとともに、ブランド管理者が安心できるような信頼性の高いツールが完成します。

セルフサービス方式の広告作成

新聞社や雑誌出版社は、見開き広告や案内広告の制作ワークフローを大幅に合理化するために、InDesign Serverベースのソリューションを利用しています。セルフサービス方式の広告作成ソリューションなら、顧客はあらかじめ用意された豊富なスタイルとテンプレートを駆使して、オンライン上で自らの広告をすばやく作成することができます。しかも、広告が掲載される前に、正確なプレビュー表示を確認することも可能です。また、広告の入稿締切がこれまでより遅く設定できるうえに、顧客に追加オプションなどの付加価値サービスを勧めることも可能になります。この結果、新聞社や雑誌出版社では品質低下の恐れや追加リソースの必要なく、新たな広告サービスを提供したり、顧客の満足度を高めることができます。

編集ワークフローの自動化

書籍、新聞および雑誌の出版社は、確立済みの編集フローの一部を自動化するために、InDesign Serverをベースにしたソリューションを利用しています。たとえば、これまでデスクトップで扱っていた、プロセッサ負荷の大きなタスク(PDFファイルやサムネイルの作成など)を処理させるために、InDesign Serverが導入されているケースもあります。また、InDesign Serverベースのソリューションを使用することで、遠隔地にいるライターや編集者がWebブラウザ経由で記事を作成・編集できるようにしているケースもあります。この際、本来デスクトップ版のAdobe InCopy®やInDesignが必要とされていた正確なコピーフィッティング処理機能を、遠隔地のライターや編集者に提供することも可能です。

案件ごとのニーズに特化した唯一無二のソリューション

自動パブリッシングは、現在急成長している分野です。今まさに、数多くの方々が既存のタスクを自動化する方法を模索し、新たなサービスを実現しようとしています。InDesign Serverは、新たな収益源獲得を実現するための幅広いチャンスに対応できる、柔軟なプラットフォームを提供します。つまり、InDesign Serverの活用方法は、お客様の想像力とビジネス案件固有のニーズ・可能性次第だということです。