アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーにより、Adobe LiveCycle®でもモデル駆動型の開発が可能になります。このテクノロジーを利用してアプリケーションを開発すれば、開発者はコードの量を減らし、簡単にデータを統合できるようにしながら、より高度なアプリケーションを作成できます。
アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーは、データエンティティと関連性を定義するメカニズムをサポートしているという点で、他のデータモデリング言語と似ています。しかし、今の時代、データ集約型アプリケーションを構築するとなると、この機能では十分とは言えません。アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーには、この問題を解消するために、サービスとデータビヘイビアのサポートが追加されています。これにより、モデルは、データではなくアプリケーションの代理となるため、アプリケーションの様々なコンポーネントでデータやビジネスロジックを共有することができます。
アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーの内容
- データエンティティ、サービス、ビヘイビアの定義が可能なモデリング言語
- ビジュアルやソースを編集したり、モデルを使用したりできるグラフィカルツールとテキストベースのツール
- LiveCycleとAdobe Flash® Builder™ 4.6の両方に用意されているモデルからActionScript®とJava™のコードを生成できる、柔軟なテンプレートベースのコードジェネレーター
- 開発者がモデリング言語の機能を拡張できるSDK
- モデルを認識してモデルのビヘイビアに関連した機能を提供するランタイム
アドビのアプリケーションモデリングテクノロジーを使用すると、開発者はアプリケーションモデルを作成するところから始めることになります。次に、そのモデルを使用して、ユーザーインターフェイスとサーバービジネスロジックを構築できます。
例えば、LiveCycle Workbench ES3では、Webサービスからのモデル作成をサポートしており、そのモデルをベースとしたRIA(リッチインターネットアプリケーション)を作成する機能も装備されています。また、グラフィカルなモデリングエディターをFlash Builder 4.6のプラグインとしてインストールすれば、クライアントとサーバー両方のコードが自動生成でき、アプリケーション開発の簡易化と時間短縮が図れます。LiveCycle Data Services ES3には、ダイナミック設定、自動永続化サポート、入出力データの全検証といった、すぐに使える機能を収録したモデルランタイムが含まれています。最新版のLiveCycle Data Servicesには、アプリケーションモデルを様々なクライアントテクノロジーで利用するための、HTML/JavaScriptやネイティブiOS、Java/Google Android向けの新たなクライアントSDKが含まれています。

