Adobe® LiveCycle™ Workbench ESは、Adobe LiveCycle Enterprise Suite実装の大半※に含まれる、LiveCycle ESの各サービス連携を設計するための開発環境です。また電子フォーム開発環境であるLiveCycle Designer ESがバンドルされているほか、RIA開発ツールであるAdobe Flex Builder 3(別売)と統合することもできます。
※ Adobe LiveCycle Data Services ESにはLiveCycle Workbench ESは含まれません。
LiveCycle Workbench ESのForm Designパースペクティブには、PDF、FlashおよびHTML形式のインタラクティブな入力フォームや動的な電子帳票テンプレートの作成用に、LiveCycle Designer ESがバンドルされています。 スキーマ、画像、フラグメントなどの関連資産はLiveCycle ES Foundationの中央リポジトリに保存され、LiveCycle Workbench ES内のリソースパネルからアクセスすることができます。
Guide Builderツールを利用すれば、フォームガイドと呼ばれる、複雑なフォーム記入を単純化するためのFlashベースのウィザードフォームが素早く作成できます。また、Flex Builderも利用して、Adobe FlexとAdobe Flash Playerのすべてのインタラクティビティを活用する、オリジナルのダイナミックFlexアプリケーションを開発することも可能です。
LiveCycle Workbench ESでは、ビジネスプロセス(テスト用のフォームやFlexユーザインターフェイスを含む)をプレビューし、プロセスの結果を記録することができます。LiveCycle Workbench ESの再生ビューでは、プロセスの各ステップの結果がどのようにマップされるかを視覚的に追跡できます。また、記録・再生ツールを利用して関係者とアプリケーションのデザインをレビューし、アプリケーションの導入に先だって、プロセスを再調整することもできます。
開発者は、フォーム、プロセス、および関連リソース(画像、DDX、スキーマ、XMLスキーマなど)をLiveCycle ESアーカイブ(LCA)ファイルとして書き出し、スタンドアロンまたはクラスタシステム上で稼動しているLiveCycle ESサーバにアプリケーションとして実装します。
LiveCycle Workbench ESのProcessパースペクティブでは、自動化されたビジネスプロセスを定義および管理する視覚的なプロセスマップを作成することができます。 ビジネスアナリストは、Rummler-BracheやIDEFなどの一般的なモデリング手法、またはObject Management Groupのビジネスプロセスモデリング言語(BPMN)などの業界標準に従ったスイムレーンやアクティビティを使用して、プロセス図を作成することができます。 プロセスはカテゴリ分けしたりマイナーバージョンやメジャーバージョンにバージョン分けしたりできます。 プロセスを作成する際に、ビジネスアナリストやプロセス開発者は、モデリング要素ビューでアクティビティ、注釈、ゲートウェイといった標準的なモデリング構造を使用するか、サービスビューを使用して作成済みのプロセスをサブプロセスやサービスとしてドラッグアンドドロップし、特定のアクティビティとビジネスイベントをイベントビューから実装することができます。 Workbench ESのProcessパースペクティブには、使い勝手のよい機能が複数備わっています。たとえば、グリッドにスナップして図のレイアウトを簡単に指定する機能や、大きな図でのナビゲートを容易にする概要ビューなどの機能があります。
LiveCycle ES Foundationの中央リポジトリには、時間を節約するための機能が多く含まれています。たとえば、再利用を目的としたフォームフラグメントライブラリ、管理用の監査機能、開発と展開を構造化するためのバージョン管理機能などです。アーカイブ(パッケージ化が可能な関連資産のグループ)された資産を再活用できるので、手作業は大幅に減少します。リポジトリ内の資産を関連付けることにより、これらのアプリケーションを他のLiveCycleシステムに書き出しおよび転送することができます。