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撮影とレタッチ。デジタルワークフローにおいて絶妙のコラボレーションを展開する、フォトグラファーの荻島 稔氏とフォトレタッチャーの井上 和久氏にお話を伺った。
お二人で組まれるようになったきっかけは― 荻島氏 3〜4年前は、スキャニングを外注に出して、それを自分でレタッチして、またポジ出力していたんです。当時は、スキャナの精度も今みたいに良くなく、キャリブレーションも合わなくて、何度も再出力していました。時間とコストばかりかかって、アナログに戻った時期もありましたよ。やがてこのような(デジタルカプセル)デジタルルームがあるのを知り、それからはもうほとんどデジタルです。
デジタルが、仕事にどのような影響をもたらしましたか― 荻島氏 自分の仕事に対する意識が変わりましたね。フィルムの場合、撮影して、現像して、ポジが上がれば一応フォトグラファーの仕事は完結しますよね。でも、Photoshopを使って自分でレタッチするようになると、1つの誌面上で写真をもっときれいに見せたい、もっと美しく仕上げたいという執着心がわいてきます。雑誌なり、ポスターなり、最終のプリント状態までも気にするようになり、そこまでがフォトグラファーの仕事なんだという認識が生まれました。 |
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荻島 稔 1967年兵庫県生まれ。96年コマーシャルスタジオ、フォトグラファー石田東氏のアシスタントを経て、96年フリーのフォトグラファーとなる。雑誌、広告、CD、カタログ、有名アーティストの写真集やツアーパンフレット等、デジタルカメラを使用して幅広く活躍中。
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