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| ラッセル・ブラウンのアドビマンに対抗して、マッキントッシュマンに扮して登場し、最終セッションをお祭り気分満載で飾ったのはエヌ・フォトの永嶋サトシ氏。「CS2の新機能などは、今回のPhotoshop Worldを通じて他の人が十分説明していると思うので、基本であるレイヤーの使いこなしを中心にTipsを紹介したいと思います」と語り、早速レイヤーの基本的な機能を紹介した。調整レイヤーのブレンドモードを変更してコントラストをつけつつ彩度を上げない方法や、レイヤーのブレンドモードの調節でマスク作成を他のツールを使わずに行う方法、色相・彩度の調整レイヤーで車の色を背景に影響しないまま変更するテクニックなど、Photoshopのレイヤーが持つ柔軟かつ強力な機能を数多く実演。セッション中にはラッセル・ブラウンが飛び入りして、プレゼントTシャツを差し入れ、永嶋氏がセッションの折々でTシャツを配ってまわるなど、Photoshopの祭典の最後を飾るにふさわしいエンターテイメント性満点のセッションに、会場からは惜しみない拍手が送られた。 |
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| Photoshopの基本中の基本機能であるレイヤーの使いこなし術をユーモアたっぷりに紹介する永嶋氏 |
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永嶋 サトシ氏 (株式会社エヌーフォト) フォトグラファー
プロフィール 株式会社エヌ・フォト代表取締役社長/社団法人日本広告写真家協会出版情報事業部 副部長/電塾運営委員/Adobe認定エキスパート。 広告写真の分野にて20年、常に新しい表現を求めて写真的向上心を追求し日経広告賞金賞、日経BP広告賞最優秀賞など数々の広告賞も受賞。90年代初頭よりデジタルフォトに携わり、MacintoshとPhotoshopにどっぷりとはまる。95年より業務用デジタルカメラも導入し、2000年には完全デジタル対応スタジオも完成させ現在では100%デジタルで日夜仕事をこなす。 また、撮影及びデジタル画像処理の本職に平行して、セミナー、雑誌執筆、書籍など幅広くデジタルの啓蒙活動にも力を注ぐ。著書に「Photoshopプロ技画像メイキング」、「Photoshop CS プロ技の現場」(グラフィック社) |
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| 前日に引き続き、クロスコウスキーが海外セッションを担当し、キーボードショートカットを中心に、Photoshop上での作業をより速く、快適にするTipsを紹介した。「ワークブックには30ページに渡るテキストも用意されていますので、そこに掲載した全てを紹介することはしません。ここでは、私を含めて多くの人が使っている便利な機能をピックアップして紹介します。ワークブックにはPhotoshopのこうした機能が網羅されていますから、ぜひ役立ててください」とクロスコウスキーは前置きし、早速Shift+Tabキーでのパレットの表示切替や、ツールボックスの最小化など、Photoshopの基本的な画面操作のショートカットを皮切りに、様々な機能をデモンストレーションしつつ解説。ひとつひとつの機能はごく簡単・単純なものだが、それぞれの組み合わせは迅速な作業を強力にサポートする内容だ。選択系ツールの共通ショートカットなど、常識とも言える必須の知識から、レイヤーパレットのキーとクリックの組み合わせ、スマートオブジェクトでのIllustratorとの連携、CS2の最新機能バニッシングポイントの使いこなしまで、作業に役立つ実践的なセッションに多くの観客が興味深げに見入っていた。 |
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| キーボードショートカットを中心に、作業効率を高めるTipsを次から次へと実演するクロスコウスキー氏 |
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Matt Kloskowski(マット・クロスコウスキー)氏 NAPP教育部門所属 作家/教育者
プロフィール Photoshop、Illustratorの書籍を執筆し、Adobeの認定トレーナーとして活躍中。 Photoshopユーザ向けの雑誌やWebサイトでコラムの連載などもしている。
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「デジタル以前には、写真集などで顔のしわなどを消すために、ライティングの工夫に時間を多くかけて来ました。3年くらいかけて独自のライティング法を編み出し、野村ライトとして紹介されるほどになりました」と語る野村氏は、写真集やグラビアなどで幅広く活躍する人物写真の第一人者。「Photoshopに触れてまだ5年ですが、Photoshopはライティングの世界が革命的に変化しました。いわばもう一つの太陽のような存在ですね」とPhotoshopが人物写真にもたらした変化を野村氏ならではの言葉で表現した。 野村氏は印刷プロセスにおいて直面した入稿の課題とその解決の苦労にも言及し「従来、大手印刷会社ではCMYKの色分解でデジタルデータを作成するのがルールになっていて、それではどうしても狙った赤色が出ないことがありました。製版担当にRGBでのスキャンを行うことをこちらから提案して、テストを繰り返していった結果、現在雑誌の紙面に思い通りの赤バックを表現することができるようになりました」と語った。 さらにその後、肌の質感の調整などの実際のPhotoshop上での作業をデモ。第一線のポートレート写真家の手さばきを見られる貴重な瞬間を、観客は固唾を飲んで見守った。「従来のフィルムの世界で意図的な露出アンダー+増感やオーバー+減感などのアナログで表現してきた手法を、RAWデータとPhotoshopの組み合わせでやっています。Photoshopに触れたことで写真に対する新しいイメージが生まれます。頭の中にPhotoshopでの作業イメージができ上がっていて、それを逆にアナログでやったりもする。Photoshopが逆にアナログの良さを教えてくれる部分もあります」という野村氏の表現手法は、デジタルとアナログを存分に活用したもの。最後に野村氏は「Photoshopを使いこなすことは今後の写真家にとって必須とも言えること。そのためにサポート体制が充実していけば、今以上に幅広い領域でPhotoshopは使われるようになると思います」とセッションを締めくくった。
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| 会場に詰めかけた大勢のフォトグラファーが見守るなか、実際にPhotoshopを使用してデモンストレーションを行う野村氏 |
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野村 誠一氏 写真家
プロフィール 「月刊プレイボーイ」「モーターマガジン−自動車写真シリーズ」「週刊文春」「週刊現代」「FRIDAY」などの巻頭表紙やグラビア連載、キャノン、パナソニック、サントリー、アサヒビール、富士フイルムなどのCF/CM、多数のレコード・CDジャケットを手掛ける。刊行した写真集は数知れず、現在も次々と月3冊のペースにて写真集を刊行し続ける多忙な毎日を送る。1988年に講談社出版文化賞を受賞。 |
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