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スペシャルセッション:Sesssion PhotoshopとEncore DVDによるDVDデザイン・オーサリング
2日間6セッションに渡るPhotoshop Worldスペシャルセッションの口火を切ったのは、クリエイターの個人作品をリリースするインディペンデントショートアニメーションレーベル“PIX” のオーガナイザー、うもと ゆーじ氏。「3年前DVDのオーサリングツールを探そうと知り合いの会社に訊ねてみたところ、1千万円もするソフトを勧められました。そんな高価なソフトは、今では3Dの世界でもなかなか無いので驚きましたが、逆にそのようなハイエンドツール以外は、家庭用のお手軽ツールになってしまうという状況で試行錯誤していた」とPIX Volume1の制作当時の状況を語る。うもと氏がAdobe Encore DVDと出会ったのはVolume2のオーサリングを控えたころ。「Volume1のときから出るという噂は聞いていて、Volume2からはAdobe Encore DVDをメインに使っています。」他にもいくつかのオーサリングソフトを試しては見たものの「エンコード品質が良くなかったり、どうもしっくりこなかった」という中、Encore DVDは「まず重要な点として、できることがきちんとできること。そして何より魅力だったのが、使い慣れたPhotoshopで直感的にデザインが行え、スムーズにデータの受け渡しが行えるという点です。」と語るうもと氏は、続けて実際にEncore DVDでのオーサリングの様子をPIX Volume 3のデータを用いてデモンストレーション。Photoshopで作成したPSDファイルをレイヤーを保ったままEncore DVDに読み込み、そこでひと作業。デザインに修正を加えたければPhotoshopへ再びエキスポート。さらにAfter Effectで背景用動画を追加するといった、Encore DVDならではのアドビ製品とのシームレスな協調作業を実演した。「とにかく直感的でわかりやすいデザイナー寄りのツールです。忙しい制作作業では、見落としがちなリンクミスの検出などの機能もあって、とても便利。エンコード品質も良く、容量の調節もできる。Photoshopを使用している人なら、間違いなくお勧めできる」とうもと氏の賞賛するEncore DVDのオーサリング機能に、多くの聴衆が見入っていた。
PhotoshopをDVDオーサリングに活用するうもと氏も、デモンストレーションを交えたセッション
セッションレポート一覧
Yuji Umoto
うもと ゆーじ氏
うもと ゆーじ氏
PIXオーガナイザー

プロフィール
商業アニメーションやゲーム、映画のなどの制作現場で働くクリエーターの個人作品をリリースするために設立した、インディペンデントショートアニメーションレーベル“PIX”のオーガナイザー。自身でもゲームの企画・プロデュース、2D/3D アニメーション制作、ウェブ制作、キャラクターデザイン、サウンド制作、フィギュア制作など、ジャンルやメディアを問わず、「見ていて楽しい」ものを作り続けている
クリエイティブセッション:Sesssion1 広告・グラフィック製作の進行
これまで数多くの広告ビジュアルを手掛けてきた青木氏は、グラフィックデザイナー出身のアートディレクター。「ハード・ソフトの進化に伴って制作期間が圧縮されるなか、最終形に近いところまでPhotoshopやIllustratorで制作してプレゼン。あとはフィニッシュワークを外注してクオリティをひたすら上げるだけです」と制作スタイルを解説する青木氏。披露した実際の広告やCDジャケットは、プレゼンの段階で、製品のイメージに限りなく近いものがPhotoshopで制作されていた。「最近はディレクションにとどまらず、自分の好きなことに足を伸ばしてプロデュース的なこともやっている」という青木氏は、自身のプロデュースするキャラクター制作とライセンス事業も紹介。CMでおなじみの白クマのキャラクターの原型となった作品は、ジャングルなどの自然のなかでの動物の生活が独特の世界観で描かれたもの。紙製の人形のような質感で構築された世界で展開する緻密なアニメーションに会場は圧倒された。「このようなカタチでつくりたいものを先行してつくっておくことで、仕事に追われるというのとは違うやり方が行える」と語る青木氏は、さらに「自分の好きなものを追求して行くと、大きなものを作り出せる」ケースとして、青木氏がプロデュースした「マックスリーグカミロボエンターテイメントショー」のショートフィルムを上演。25年間個人で作り上げてきた世界が生み出す魅力を紹介した。最後に、こうした活動の根底となっている青木氏のクリエイティブテーマを明かし、セッションを締めくくった。「難しいことをわかりやすく。わかりやすいことを深く、深いことを明るく、明るいことをまじめにやる」という言葉が印象的だった。
広告界をリードする青木氏が、自身のクリエイティブテーマを語る
Katsunori Aoki
青木 克憲氏
青木 克憲氏
バタフライ・ストローク株式会社

プロフィール
「コカコーラ・クーマ・クール・サマー」、「FOMA901i」、「ジャイアンツ1」、「フィールズ」、「グローブ」等の広告のみならず、グラフィック、映像など、ディレクターとして活動範囲は広く多岐にわたる。鮮度と喚起力に富むビジュアル表現が評判で、多数の企業をクライアントに持つ。またカミロボ、コペット、にじぞう、ハットトリックスなどのプロデュース兼ディレクションも行っている
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