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よくわかる!ADOBE CREATIVE SUITE 3 DESIGN PREMIUM

イラストレーター feebee

 


凛とした眼差しと妖艶さを兼ね備えた女性を描き続けるアーティスト

2007年8月24日、恵比寿SPAZIOにて「Adobe CS3 Web Premium × Loftwork 新ツールとインフラがひらくクリエイティブ新次元」と題するイベントが開催された。そこでトークセッションを行ったのが新進気鋭のイラストレーターfeebeeさんだ。このイベントのために、最新のAdobe Illustrator CS3を使って描き下ろされたイラストは、最終的にFlashクリエイター鈴木浩氏によりアニメーション作品として見事に昇華した。

完成したFlashアニメーションを見る

この二人のコラボーレーションは、クリエイターネットワークによりさまざまにクリエイティブ活動の支援を行うロフトワークドットコムが橋渡しを行った。今回は、そのロフトワークにてfeebeeさんとIllustratorの関係、さらに最新のIllustrator CS3をどのように使いこなしているのかを伺った。


feebee氏

Illustratorが私に自由なアートワークの世界を与えてくれた。そして私の想いはいつも同じ。私自身の線を描きたいということ


 

Illustratorとの偶然の出会い

強い意思を感じさせる凛とした眼差し。同時に艶やかな肢体とポージングで女性としてのしなやかさを描き出す構図。それがfeebeeさんの作品だ。

着物、日本髪といった要素や色使いなど“和”をモチーフとしながらも、小顔や存在感のある唇などポップなイメージで描かれる女性の顔、そして力強さや艶っぽさを感じさせるスタイル。アンバランスな要素が絶妙なバランスで組み合わされ独特な世界観を持つfeebeeさんの作品は圧倒的な支持を受け、今やその活動をアジアから世界へと広げようとしている。

そしてfeebeeさんの創作活動を影で支えるのが Illustratorだ。彼女とIllustratorの出会いは、まったくの偶然によるものだった。

「Illustratorに出会ったのは、確か2002年頃です。その頃の私は、Macで楽曲を作ったりはしていたけれど、Macを使ったイラスト制作はしていませんでした。」

楽曲を創作する一方で、手書きによるイラスト制作はしていたという彼女。ある日、なにげなく触ったのが友人宅のMacにインストールされていたIllustratorだった。初めて触ったそのツールが、コンピュータソフトとは思えないほどに感覚的に使えることに驚いたという。

feebee氏の作品

feebee氏の作品

イラストレーター
feebee[フィービー]

2002年よりクリエイティブ活動を開始。外見のみならず内面の強さ、美しさを持った女性像をテーマに独特の和洋折衷のスタイルで描く。2006年12月に初画集を出版。代表的な仕事に国内では原宿「かんざしや」看板イメージ、海外「WELLA」ヨーロッパのボトルデザインがある。

http://www.feebee.jp

 

画集 「The art of feebee」

画集 「The art of feebee」
全国書店にて販売中
発売:河出書房新社
発行:エディシオン・トレヴィル
仕様:A4変形判/56頁/収録作品43点/セミハードカバー/ケース付


 

感覚的な操作で描けるツール

それ以前にも、手描きによるイラスト制作は行っていたが、特に専門的な教育を受けたわけではない彼女は、もともと持つ才能と手描きでの創作活動の中で、自ずと自分自身のアートワークを築き上げてきた。ただし、手描きによる創作にはある種の限界を見ていたそうだ。

「特に目にはこだわりがあるんです。目の大きさや位置といったバランスはとても微妙なもので、手描きの頃は“描いては消して”という作業を何度も繰り返す必要がありました。そうしているうちに時間が経過してしまうし、紙は汚くなってきてしまうし…。」

ともすれば感覚的な創作イメージを阻害しかねないそういったジレンマを、Illustratorはことごとく解決する画期的ツールだったようだ。

Illustratorのデモ

Illustratorでどのような実作業を行っているのか、ノートパソコンを使ってデモを見せてもらった