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よくわかる!ADOBE CREATIVE SUITE 3 DESIGN PREMIUM

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社 株式会社 日経BPクリエーティブ

 


 

急速な勢いで普及するAdobe InDesignと人材の確保と育成に取り組む人材派遣会社の試み

大手企業から端を発した印刷業界の技術革新は中小企業にまで広がろうとしている。しかし、Adobe® InDesign®のスキルを持った人材の確保は、DTP業界全体の課題としてたちはだかっている。人材確保におけるひとつの解決策が、人材派遣会社によってもたらされた。

藤崎貴司氏

InDesignを導入したいけれど…という会社はたくさんあるんです。派遣会社として、その声に応えるべきだと実感しました。


 

不足するInDesignオペレーター

今回取材したテンプスタッフ・テクノロジー株式会社は、テンプスタッフの100%出資子会社として設立されたIT系技術者専門の人材派遣会社だ。DTPオペレーターをはじめとして、Web関連技術者やCADオペレーターなど、いま一番の活況をみせる業界への人材派遣を主な業務としている。

ここ数年、IT関連の技術を持つ人材は売手市場だそうだ。なかでも、印刷、出版業界では技術の進歩に社内の人材育成が追いつかず、どの会社でも人材の確保に苦労している状況だという。テンプスタッフ・テクノロジーでは、有能な人材の確保を精力的に行う一方で、人材の育成にも力を入れている。そのプロジェクトのひとつが「Challenge InDesign」だ。

いま、印刷や出版業界でどのような人材が不足しているのかを探ることで、InDesignが業界全体へ与えた影響とここ数年におけるソリューションの変化がわかるはずだ。その点をテンプスタッフ・テクノロジーと派遣先である日経BPクリエーティブに話を伺った。

現在、テンプスタッフ・テクノロジーにはITに関連する多数の人材が登録されているが、その中でもDTPの技術を持った人材はわずか15%ほどだという。

「ひと言でIT関連といっても多岐にわたりますが、テンプスタッフ・テクノロジーでは、ふたつの大きな柱にわけて人材を募集しています。ひとつにはDTPやWeb、CADといったデザイナーやクリエイターに属する人たち。もうひとつは、システムエンジニアやプログラマーなど、IT色の強い職種の人たちです。さらにDTPの分野でも細分化されていまして、今回、私たちが注目したのが、InDesignを使える人材ということになります。」と、CAD・Web・DTP事業部長の藤崎貴司氏は語る。

DTPオペレーターの人材については、増え続ける需要に対して供給が追いついていない状況だという。その背景には、やはり印刷技術の進化におけるソリューションの変化がある。とりわけ、InDesignの急速な普及がオペレーターの確保を困難にしている状況なのだそうだ。

「大手の印刷会社や出版社では、InDesignを柱としたソリューションの刷新を終えた感がありますが、それが中小の企業にも及んできたと実感しています。」

テンプスタッフ・テクノロジー株式会社

2002年、人材派遣会社であるテンプスタッフグループの100%出資子会社として、おもにIT系の人材を育成、派遣することを目的として設立される。

http://www.temptech.co.jp/

株式会社 日経BPクリエーティブ

1991年に日経BP社の100%出資子会社として設立される。おもに日経BP社の雑誌制作を請け負っているほか、日経BP社が発行する雑誌などのデータベースシステム用のデータ抽出から転送、蓄積まで業務も担当している。

http://cre.nikkeibp.co.jp/

テンプスタッフ・テクノロジーメンバー

右から、テンプスタッフ・テクノロジー株式会社 CAD・Web・DTP事業部長 藤崎貴司氏。DTPクリエイターチーム マネージャー 成田忠史氏。営業企画本部営業企画室 川西利和氏


DTP業界の柱としてのInDesign

テンプスタッフ・テクノロジーでは、今年度の採用目標を100人として、今後もInDesignのオペレーター育成に力を入れていくそうだ。

また、セミナーだけではなく、より多くのクリエイターに向けて情報を発信するためのイベントも企画しているという。その第一弾として5月17日に、青山ベルコモンズにて、「DTPクリエイターズカンファレンス」の開催を予定している。

「現場ではどのようなスキルが求められているのか、DTP業界の主流は何かなど、さまざまな最新情報を発信し、同時に埋もれている人材を発掘することができたらいいと思っています。」と、同社営業企画室の川西利和氏は語ってくれた。

受講風景

Challenge InDesignに参加する受講者たち。DTPに関する業務を経験しているので、受講者の年齢層は30代の人が比較的多く、ほとんどの人がDTPに関してのスキルは高い。