Windows XP Service Pack 2 での Flash の使用
内容 (What's Covered)
Microsoft Windows XP Service Pack 2 (XP SP2) のリリースに伴い、Windows XP および Microsoft Internet Explorer に変更が加えられました。その一部は Macromedia Flash の開発者や、Flash で作成された Web サイトの利用者にも影響します。この文書では、これらの問題と Flash MX 2004 Windows XP Service Pack 2 ホットフィックス の機能について説明し、Macromedia サポートサイトで提供している詳細な資料を紹介します。
Flash MX 2004 Microsoft Windows XP Service Pack 2 ホットフィックスの機能
JavaScript または Flash コンテンツを含むファイルをローカルでプレビューしたときのセキュリティメッセージ
Flash MX 2004 XP SP2 ホットフィックスによって更新される HTML ファイル一覧
XP SP2 によって影響を受けるが未修正の HTML ファイル一覧
Flash MX 2004 Microsoft Windows XP Service Pack 2 ホットフィックスの機能
Macromedia Flash MX 2004 ホットフィックス は、XP SP2 に起因する問題に対応します。
Service Pack 2 をインストールしたコンピュータでは、ActiveX コントロールや JavaScript などのアクティブコンテンツを含む HTML ファイルにローカルでアクセスすると、それらのファイルがブロックされます。これにより、Flash のパブリッシュプレビュー、登録情報の印刷、Flash Player の検出、およびサンプル表示機能が影響を受けます。このホットフィックスをインストールせずに XP SP2 を使用すると、セキュリティ警告が表示されます。また、Flash Player 検出機能はまったく機能しなくなります。
Microsoft 社から提供されている回避策として、HTML ファイルに以下の 1 行を挿入してください。これにより、ローカルマシンゾーンではなくインターネットゾーンにファイルを設定することで、ローカルマシンのロックダウンを無効にします。Microsoft 社ではこの行を Web のマーク と呼んでいます。
<!-- saved from url=(0013)about:internet -->
JavaScript または Flash コンテンツを含むファイルをローカルでプレビューしたときのセキュリティメッセージ
アクティブコンテンツ (JavaScript や Flash など) を含むファイルをローカルのハードドライブでプレビューすると、Internet Explorer の黄色の情報バーに以下のセキュリティメッセージが表示されます。
セキュリティ保護のため、コンピュータにアクセスできるアクティブ コンテンツは表示されないよう、Internet Explorer で制限されています。オプションを表示するには、ここをクリックしてください...
メモ : このセキュリティメッセージは、ハードドライブから直接ファイルを表示したときにのみ表示されます。たとえば C:¥myFiles¥myFile.htm などです。ローカル Web サーバー (http://localhost/myFile.htm) またはリモート Web サーバー (http://www.macromedia.com/myFile.htm) から http:// プロトコルを使用してページを表示したときには、このメッセージは表示されません。
このセキュリティメッセージの表示を回避するには、次の 2 つの方法があります。
- ローカル上の Flash Player ファイルを再生させようとするとセキュリティ警告メッセージが表示される (TechNote pl0154) で説明されているように、Flash の開発者が Web ページの作成時に "Mark of the Web" コードをファイルに追加すると、この警告メッセージは表示されなくなります。
- ローカルのワークステーション上の Internet Explorer で、[ツール] メニューから [インターネット オプション] を選択します。
- [詳細設定] タブを選択し、[セキュリティ] セクションまでスクロールします。
- [マイ コンピュータのファイルでのアクティブ コンテンツの実行を許可する] をオンにします。
- [OK] をクリックします。
Flash MX 2004 XP SP2 ホットフィックスによって更新される HTML ファイル一覧
このホットフィックスでは、以下の Flash .html ファイルにWeb のマーク コードを追加します。
Flash MX 2004 がインストールされているディレクトリの ¥Program Files¥Macromedia¥Flash MX 2004¥ フォルダ内 :
<言語>¥first run¥detection¥detectiontemplate.html
<言語>¥first run¥html¥anchors.html
<言語>¥first run¥html¥default.html
<言語>¥first run¥html¥flash_with_aicc_tracking.html
<言語>¥first run¥html¥flashhttps.html
<言語>¥first run¥html¥fscommand.html
<言語>¥first run¥html¥pocketpc2003.html
<言語>¥first run¥html¥quicktime.html
mlm¥register.htm
samples¥accessibleapplications¥accessibleapplications.html
samples¥advancedvideo¥advancedvideo.html
samples¥behaviorsscrapbook¥behaviorsscrapbook.html
samples¥customizingcontextmenu¥customizingcontextmenu.html
samples¥devicefontmasking¥devicefontmasking.html
samples¥multilingualcontent¥multilingualcontent.html
samples¥newsreader¥devnetnews.html
samples¥populationviewer¥populationviewer.html
samples¥scriptablemaskspart2¥scriptablemaskspart2.html
samples¥textenhancements¥textenhancements.html
samples¥tracebitmappanel¥tracebitmap.html
"¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥Macromedia¥Flash MX 2004¥<言語>¥configuration¥helppanel¥samples¥" フォルダ内 :
accessibleapplications¥accessibleapplications.html
advancedvideo¥advancedvideo.html
behaviorsscrapbook¥behaviorsscrapbook.html
customizingcontextmenu¥customizingcontextmenu.html
devicefontmasking¥devicefontmasking.html
multilingualcontent¥multilingualcontent.html
newsreader¥devnetnews.html
populationviewer¥populationviewer.html
scriptablemaskspart2¥scriptablemaskspart2.html
textenhancements¥textenhancements.html
tracebitmappanel¥tracebitmap.html
XP SP2 によって影響を受けるが未修正の HTML ファイル一覧
C:¥ Documents and Settings¥ All Users¥ Application Data¥ Macromedia¥ Flash MX 2004¥ <言語>¥ Configuration¥ HelpPanel¥ Help¥ UsingFlash¥ HelpPane¥ Help¥ UsingFlash¥ HelpSampleOverview.htm
- スタートページの [Flash サンプルファイルの表示] リンクをクリックすると、HelpSampleOverview ファイルによってセキュリティ警告が表示されます。ブロックされたコンテンツを表示できるようにブラウザを設定してください。ブラウザに許可を与えると、残りのヘルプファイルについてはセキュリティ警告が表示されません。このファイルは、Web のマーク コードでは修正できません。このファイルでは、ページのレイアウトに JavaScript を使用しています (_sharedassets フォルダの pages.js)。Web のマーク コードを使用すると JavaScript がブロックされなくなりますが、ファイル内のローカルリンクは機能しません。ファイルがローカルゾーンではなくインターネットゾーンのファイルとして処理されるためです。
¥Program Files¥ Macromedia¥ Flash MX 2004¥ <言語>¥ First Run¥ HTML¥ Flash_with_SCORM_Tracking.html
- [パブリッシュ設定] によってパブリッシュされたファイルは、ブラウザを使用してローカルでプレビューすると、このセキュリティ警告が表示されます。このファイルは、Web のマーク コードによっては修正できません。Web のマーク コードを追加すると、ブラウザでのプレビューに関する問題は修正されますが、SCORM に準拠しなくなります。
- [パブリッシュ設定] に Flash のバージョン検出オプションを使用せずに SCORM トラッキングを使用してパブリッシュした場合は、通常どおりに <myQuizFile> .html ファイルを参照して準拠性をテストしてください。
- しかし、Quiz テンプレートがデフォルトで行うように Flash のバージョン検出オプションを使用してパブリッシュした場合は、<myQuizFile>.html ファイルではなく <myQuizFile>_content.html ファイルを参照して準拠性をテストしてください。<myQuizFile>.html ファイルは、Flash Player 検出がオンになることによって作成され、これによって SCORM が機能しなくなります。
MX 2004 に関するその他の問題
ファイアウォールがリモートデバッグをブロックします。リモートデバッグをブロックしないように設定すると、この警告は表示されなくなります。ブロックを継続し、[デバッガ] パネルのオプションメニューで [リモートデバッグを許可] をオンにしている場合は、Flash が起動するたびにこのセキュリティ警告が表示されます。
XP SP2 がインストールされた状態で、[デバッガ] パネルのオプションメニューで [リモートデバッグを許可] がオンになっていると、以下の Windows セキュリティの警告が表示されます。
- リモートデバッグを行う場合は [ブロックを解除する] を選択します。ブロックを解除すると、この警告は表示されなくなります。
- [ブロックする] または [後で確認する] を選択した場合は、リモートデバッグを行うことはできません。[後で確認する] を選択し、[デバッガ] パネルのオプションメニューで [リモートデバッグを許可] をオンにしている場合は、次回の Flash の起動時にこのセキュリティ警告が再度表示されます。
- [コントロール パネル]-[セキュリティ センター]-[Windows ファイアウォール] の [例外] タブにある例外一覧に追加することで、Flash MX 2004 のブロックを解除することもできます。
ポップアップウィンドウがブロックされる
ポップアップウィンドウを使用したファイルを表示すると、ユーザーのセキュリティ設定によっては、Internet Explorer によってポップアップウィンドウが自動的にブロックされ、黄色の情報バーに次のメッセージが表示されます。
ポップアップがブロックされました。このポップアップまたは追加オプションを参照するには、ここをクリックしてください....
この警告メッセージの詳細については、文書番号 228690 Windows アップデート後 Flash Player のコンテンツが表示されないを参照してください。
Flash Player が無効になる
Macromedia Flash Player ムービーが含まれるページを表示すると、ユーザーのセキュリティ設定によっては、Internet Explorer によってムービーが自動的にブロックされます。Flash ActiveX コントロールが無効になっている場合は、Internet Explorer ステータスバーの右端に [無効なアドオン] アイコン (歯車の手前に感嘆符が表示されたアイコン) が表示されます。Internet Explorer のアドオン管理の詳細については、文書番号 228690 Windows アップデート後 Flash Player のコンテンツが表示されないを参照してください。
追加情報
Windows XP SP2 の詳細については、Macromedia の XP Service Pack 2 サポートセンターを参照してください。
この文書は、米国 Adobe Systems, Inc. の Flash and Windows XP Service Pack 2 (TechNote 19542) をもとに作成されました。
| : | 2006-04-22 |
|---|---|
| : | 228633 |
| : | Windows |
| : | MX2004 |
| : | http://go.adobe.com/kb/ts_228633_ja-jp |
| : | flash |