CustomerFirst Support   アドビ製品技術ガイド
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アドビ製品技術ガイド
はじめに
操作の選択
モニタのキャリブレーション
Adobeガンマ
プロファイル設定の使用
RGB設定の使用
CMYK設定の使用
グレースケール設定の使用
画像を開く
操作2
スキャン操作
ファイル形式
Photoshop 5.0 のカラー管理操作
Adobe ガンマの使用

次に、Adobe ガンマを使用してモニタのキャリブレーションと特性の指定を行う方法を説明します。このプロセスは Windows および Mac OS 用で、特に異なる場合は記述しています。

Adobe ガンマは Windows NT 4.0 ではシステムアーキテクチャのハードウェア保護シールドにより、モニタのキャリブレーションに使用できません。Windows 95 または 98 でも、Adobe ガンマでガンマ設定を変更できないビデオカードもあり、モニタをキャリブレーションできない場合もあります。このような場合は、Adobe ガンマでの変更は画面上で確認できず、システムにわたるキャリブレーションは不可能です。ただし、Adobe Photoshop 5.0 で作成したモニタプロファイルを使用することはできます。

ステップ1:環境の設定

Adobe ガンマを最大限に使用するために、通常どおりの照明で作業します。画面上のカラーを正確にするには、モニタにグレアがないようにします。

ステップ2:Adobe ガンマコントロールパネルを開き、画面の指示に従います。

Adobe ガンマは Windows およびMac OS のコントロールパネルです。モニタの電源を入れてから、Adobeガンマを使用するまでに最低30分は待ちます。モニタをウォームアップし、より正確な色温度を得るためです。

Mac OS では、Apple メニュー/コントロールパネル/Adobe ガンマを選択します
Windows では、スタート/設定/コントロールパネル/Adobe ガンマを選択します。

最初にAdobe ガンマを起動すると、コントロールパネルまたはウィザードを選択できます。Adobe ガンマコントロールパネルで、モニタのキャリブレーションに必要なすべての調整ができます。

図 1 :Adobe ガンマコントロールパネル

ウィザードに従って、ステップごとに設定できます(ウィザードは、コントロールパネルウィンドウの一番下のボタンからもアクセスできます)。起動後、初めての場合はウィザードの使用をお勧めします。

注意: Mac OS では、このステップごとの設定は「アシスタント」と呼ばれています。機能はいずれのプラットフォームでも同じです。

ステップ 3:モニタプロファイルの選択

ステップごとの設定の最初のウィンドウでは、モニタプロファイルを確認します。

図 2 :モニタプロファイルの確認

さらに、Adobe ガンマのキャリブレーションを使用して、モニタの特性に一致させるために、プロファイルを特定していきます。表示されたモニタプロファイルとは異なるものを使用する場合は、「読み込み」をクリックして、ほかの使用可能なプロファイルのリストを表示します。

図 3 :モニタプロファイルの読み込み

ステップ4:モニタの明るさとコントラストの調整

ステップごとの設定の次のウィンドウで、モニタの明るさとコントラストを調整します。これにより、次のガンマ調整の最も正確なスクリーンでの再現が可能になります。

図 4 :明るさとコントラストの設定

注意:調整を行う前に、モニタがウォームアップされていることを確認してください。類似色、特に濃い色の表示に差が生じます。

明るさを調整する際に、枠を白に維持して2つの正方形の差がわからない場合は、モニタのスクリーン色度座標がフェードしています。明るさとコントラストをいったん設定したら、変更しないでください。変更すると、作成中のキャリブレーションが無効になります。

ステップ5:色度座標データの選択

このウィンドウでは、定義済みの色度座標設定を選択、またはカスタム色度座標値を入力できます。

図 5 :モニタの色度座標の選択

図 6 :カスタム色度座標ダイアログボックス

必要に応じ、モニタの製造元に確認するか、測色計や分光測光器などのカラー測定機器を使用してモニタのカスタム値を定義できます。

注意:Adobe ガンマ以外には、モニタ用のカスタム色度座標値を入力する場所はありません。Photoshop の RGB 設定ダイアログボックスには入力しないでください。

ステップ6:中間調の設定

ここでは、正方形から線の明るさを一致させることで、モニタの中間調の明るさを調整します。

図 7 :中間調の設定(単一ガンマ)

縦の線の差が消えるようにするには、目をやや細めるとわかりやすいことがあります。

赤、緑、青の中間調を個別に調整する場合は、「単一ガンマのみ表示」を選択解除します。

最適なRGB 設定のためには、常に同量の赤、緑、青を含み、ニュートラルなグレートーンを得るために「単一ガンマのみ表示」をオンにしておくことをお勧めします。RGB 値が同量でないと、目的のカラーキャストが得られないことがあります。

図 8 :中間調の設定(別々の RGB ガンマ)

このウィンドウでは、目的のガンマを選択するオプションもあります。通常、プラットフォームにより Macintosh (ガンマ 1.8 )または Windows (ガンマ 2.2 )に設定されている必要があります。

図 9 :ガンマを選択

注意:Windows 95 コンピュータでは使用中のビデオカードにより、ガンマのオプションが選択できない場合もあります。また Windows NT ではハードウェア保護シールドにより、Adobe ガンマがコンピュータのビデオカードとインターフェイスされないため、オプションは使用できません。

ステップ7:ハードウェア(モニタ)白色点の設定

次に、白色点の設定が、モニタの白色点と一致することを確認します。

図 10 :白色点の設定

モニタの白色点は、赤、緑、青の光の同量の組み合わせで、完全な適用度により白になるポイントです。この値はモニタであらかじめ設定され、次のような標準 CIE Illuminant に対応しています。

5000K (D50 - Page White)
6500K (D65 - Windows 初期設定)
7500K (D75)
9300K (D93 - Mac OS 初期設定)

また、デジタルコントロール機能のあるほとんどの最近のモニタでは、モニタ用に、類似のプリセットから特定の白色点を選択できます。

ただし、モニタの色度座標は下がり、変更されるため、実際の白色点はプリセットと一致しないこともあります。この場合は、測定機能を使用して、モニタの実際の白色点を選択しますが、これはおよその値です。精密な値を得るには、デスクトップ型の色測計または分光測光器を使用して白色点を測定し、値を直接入力する必要があります。

ステップ8:調整された白色点の設定

このオプションが使用可能な場合は、ハードウェアの白色点と異なる場合にモニタ表示の作業用白色点の選択に使用します。たとえば、ハードウェアの白色点が6500 K (D65 )であっても、画像を通常表示される環境に最も近い5000 K (D50 ‐ Page white )で編集する場合、調整された白色点を 5000 K に設定でき、Adobe ガンマ によりモニタ表示が変更されます。

図 11 :調整後の白色点の設定

ただし、このオプションは Mac OS および Windows 95/98 で、ビデオディスプレイアダプタおよびドライバでガンマ調整できる場合にのみ表示されます。このオプションが使用不可能で、ビデオディスプレイアダプタでガンマ調整を使用できるかどうかが不明の場合は、ディスプレイアダプタの製造元に問い合わせてください。

注意:Windows NT 4.0 のハードウェアシールドでは、ガンマ調整は一切使用できず、このオプションは表示されません。

ステップ9:セットアップの完了

最後のセットアップウィンドウで「完了」をクリックすると、選択したファイル名が、モニタを定義する ICC デバイスプロファイルになります。

図12 :設定の完了

これで、このプロファイルをICC 準拠のすべてのアプリケーションで使用できるようになりました。Mac OS では、データは自動的に初期設定のモニタ設定として、Apple Colorsync に送られます。

このウィンドウではまた、「前」「後」ラジオボタンを切り替えて、Adobe ガンマを使用する前後のモニタ表示を比較できます。ただし、このオプションは Windows NT 4.0 では使用できず、ビデオカードを搭載した Mac OS および Windows 95/98 コンピュータでは、ガンマコントロールへアクセスできません。

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