| チュートリアル | |||
| F-Stop の補正:チュートリアル | |||
| Bruce Fraser著。 出典は『Real World Photoshop』(David Blatner、Bruce Fraser共著)です。 Fraser氏は、好評を博している『Real World Photoshop』シリーズおよび『Real World Color Management』の共著者です(いずれもPeachpit Press社刊)。 ここでは、カメラマンが絞り値(F-Stop)を変更して露光量を調整するような感覚で、画像の明るさを簡単に調整するAdobe® Photoshop® CSの機能を説明します。 このテクニックのポイントは、レイヤーの描画モードを「スクリーン」および「乗算」にし、不透明度38%に設定することで、撮影時にカメラの絞りを1絞り開閉して露光量の調整を行ったのと、ほぼ同様の効果を得ることができることにあります。 例えば、1/2 絞り分調整する場合は不透明度19%、1/3絞り分調整する場合は不透明度13%に設定します。 次の例では、画像を1絞り分暗くします。
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| 1.F-Stop補正レイヤーを作成 すべてのレイヤーが統合されたファイルで作業している場合は、レイヤーメニューの「レイヤーの複製」を選択して、背景レイヤーを複製します。 複数のレイヤーを含むファイルで作業している場合は、レイヤー/新規/レイヤーを選択して、新しいレイヤーを作成します。次に、Ctrl+Alt+Shift+Eキー(Windows)またはCommand+Option+Shift+Eキー(Macintosh)を押して、すべての表示レイヤーのコンテンツを新しいレイヤーに結合します。ただし、元のレイヤーはそのまま残ります。
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| 2.F-Stop補正を包括的に適用 レイヤーパレットで、新しく作成したレイヤーを選択してから、描画モードを「乗算」に設定し、不透明度を38%に設定します。 これで、1F-Stopで画像全体が暗くなります。
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| 3.レイヤーマスクを追加 全体的な補正の結果、一部の水辺の植物が暗くなり過ぎています。 補正の効果を部分的に元に戻すには、最初にレイヤー/レイヤーマスクを追加を選択して、レイヤーマスクを追加する必要があります。 例ではすべての領域を表示サブメニューを使用しますが、実際の作業時には、マスク範囲を塗りつぶすペイント量が最小となるサブメニューを常に選択するようにします。補正する範囲が小さい場合は、すべての領域を表示サブメニューを選択してから補正しない部分をペイントしてマスクを追加するよりも、すべての領域を隠すサブメニューを選択してから補正する部分をペイントしてマスクを削除する方が効率的です。 レイヤーマスクの追加時には、追加するレイヤーマスクがチャンネルパレットで自動的にターゲットとなり、背景色と描画色が自動的に白と黒に設定されて、レイヤーマスクを編集する準備ができます。
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| 4.補正を制限 描画色を黒に設定し、ソフトなエッジのブラシを指定したブラシツールを使用して、補正を適用しない範囲をペイントします。 ここでは、オプションバーでブラシの不透明度を33%に設定してペイントし水辺の補正を1/3F-Stop分減らしました。
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| 5.設定を変えて試す このテクニックを使用すると、他のさまざまなF-Stopの設定を試すことができます。 レイヤーマスクを適用した画像に補正を適用する場合、レイヤーの不透明度を変更することによって、補正の強さを変えることができます。例えば、2F-Stopの補正が必要な場合は、不透明度を38%から76%に増やします。 また、補正を制限する別のテクニックを使用して実験することもできます。 補正する範囲または保護する範囲を簡単に選択できる場合は、レイヤーマスクを追加する前に範囲を選択してから、レイヤー/レイヤーマスクを追加/選択範囲外をマスク、または、選択範囲をマスクを使用します。 特定の色調範囲に対する補正を制限する場合は、レイヤーメニュー/レイヤースタイル/レイヤー効果を選択し、レイヤースタイルダイアログボックスの「ブレンド条件」オプションを使用して、対象となる色調範囲に対する補正を制限できます。 画像の小さい範囲だけを補正する場合は、ヒストリーブラシを使用することもできます。その場合、ヒストリーパレットでヒストリーブラシのソースを現在の画像の状態に設定し、ブラシモードを「スクリーン」または「乗算」にします。この方法は、ヒストリーブラシを3%から10%の範囲の低い不透明度に設定して細かい補正を行う場合に特に便利です。
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