+ 加算演算子

expression1 + expression2

数値式を加算するか、ストリングを連結 (結合) します。ある式がストリングの場合、他の式はすべてストリングに変換され、連結されます。両方の式が整数の場合、合計は整数になります。いずれかの式または両方の式が浮動小数の場合、合計は浮動小数になります。

メモ : Flash Lite 2.0 では、加算 (+) 演算子を使用して、数値式を加算し、ストリングを連結することができます。Flash Lite 1.x では、加算 (+) 演算子を使用して、数値式の加算 ("var1 = 1 + 2 // 3 を出力する" など) のみを行うことができます。Flash Lite 1.x では、add 演算子を使用してストリングを連結する必要があります。

使用できるバージョン : ActionScript 1.0、Flash Lite 1.0 - Flash 4 では + は数値演算子としてのみ使用します。Flash Player 5 以降では、+ は、パラメータのデータ型に応じて数値演算子またはストリング連結演算子として使用できます。Flash 5 以降のオーサリング環境に読み込まれる Flash 4 ファイルは、データ型の整合性を維持するために変換されます。次の例では、数値の精度比較を含む Flash 4 ファイルの変換方法を示します。

Flash 4 ファイル : x + y

変換後の Flash 5 以降のファイル : Number(x) + Number(y)

オペランド

expression1 - 数値またはストリング。

expression2 - 数値またはストリング。

戻り値

Object - ストリング、整数、または浮動小数。

シンタックス 1 : 次の例では、2 つのストリングを連結し、その結果を [出力] パネルに表示します。

var name: String = "Cola"; 
var instrument: String = "Drums"; 
trace(name + " plays " + instrument); // Cola plays Drums を出力する

メモ : Flash Lite 1.x では、加算 (+) 演算子を使用してストリングを連結することはできません。Flash Lite 1.x では、add 演算子を使用してストリングを連結する必要があります。

シンタックス 2 : このステートメントでは、整数 2 と 3 を加算し、結果の整数 5 を [出力] パネルに表示します。

 trace(2 + 3); // 5 を出力する

このステートメントでは、浮動小数 2.5 と 3.25 を加算し、結果の浮動小数 5.75 を [出力] パネルに表示します。

 trace(2.5 + 3.25); // 5.75 を出力する

シンタックス 3 : 動的フィールドおよびテキスト入力フィールドに関連付けられた変数のデータ型はストリングです。次の例では、変数 deposit はステージのテキスト入力フィールドです。ユーザーが預金額を入力すると、スクリプトは deposit を oldBalance に加算しようとします。ただし、deposit は String データ型であるため、スクリプトは変数の値を合計せずに値を連結 (結合して 1 つのストリングを構成) します。

var oldBalance: Number = 1345.23; 
var currentBalance = deposit_txt.text + oldBalance; 
trace(currentBalance); 

たとえば、ユーザーが預金テキストフィールドに「475」と入力すると、trace() 関数は値 4751345.23 を [出力] パネルに表示します。これを修正するには、次のように Number() 関数を使用してストリングを数値に変換します。

var oldBalance: Number = 1345.23; 
var currentBalance: Number = Number(deposit_txt.text) + oldBalance; 
trace(currentBalance);

次の例から、文字列式の右側にある数値の合計が計算されないことがわかります。

var a: String = 3 + 10 + "asdf"; 
trace(a); // 13asdf 
var b: String = "asdf" + 3 + 10; 
trace(b); // asdf310