= 代入演算子

expression1 = expression2

expression2 の値 (右側のパラメータ) を expression1 の変数、配列エレメント、またはプロパティに代入します。値による代入と、参照による代入があります。値による代入では、expression2 の実際の値がコピーされ、expression1 に格納されます。値による代入を使用した場合、変数には数値またはストリングのリテラルが代入されます。参照による代入では、expression2 への参照が expression1 に格納されます。一般に、参照による代入は、new 演算子と組み合わせて使用されます。new 演算子を使用した場合、メモリ内にオブジェクトが作成され、そのオブジェクトが格納されたメモリ位置への参照が変数に代入されます。

使用できるバージョン : ActionScript 1.0、Flash Lite 1.0 - Flash 4 では = は数値等価演算子として使用されます。Flash 5 以降では、= は代入演算子であり、== 演算子は等価性を評価するために使用されます。Flash 5 以降のオーサリング環境に読み込まれる Flash 4 ファイルは、データ型の整合性を維持するために変換されます。

Flash 4 ファイル : x = y

変換後の Flash 5 以降のファイル : Number(x) == Number(y)

オペランド

expression1 : Object - 変数、配列のエレメント、またはオブジェクトのプロパティ。

expression2 : Object - 任意のタイプの値。

戻り値

Object - 代入される値 expression2

次の例では、値による代入を使用して、値 5 を変数 x に代入しています。

var x: Number = 5;

次の例では、値による代入を使用して、値 "hello" を変数 x に代入しています。

var x: String;x = " hello ";

次の例では、参照による代入を使用して、moonsOfJupiter 変数を作成しています。この変数には、新たに作成された Array オブジェクトへの参照が格納されます。次に値による代入を使用し、"Callisto" という値を、変数 moonsOfJupiter で参照される配列の最初のエレメントにコピーしています。

var moonsOfJupiter: Array = new Array();moonsOfJupiter[0] = "Callisto";

次の例では、参照による代入を使用して新しいオブジェクトを作成し、変数 mercury にこのオブジェクトへの参照を格納しています。次に、値による代入を使用して、mercury オブジェクトの diameter プロパティに値 3030 を代入しています。

var mercury: Object = new Object(); mercury.diameter = 3030; // マイルで (mercury.diameter) をトレースする; // 3030 を出力する

次の例は、上記の例の続きです。merkur (mercury のドイツ語) という変数を作成し、その変数に mercury の値を代入しています。これにより、メモリ内の同じオブジェクトを参照する 2 つの変数が作成されました。同じオブジェクトを参照しているので、どちらの変数を使用しても、このオブジェクトのプロパティにアクセスできます。次に、マイルの代わりにキロメートルを使用するように、diameter プロパティを変更することもできます。

var merkur: Object = mercury; merkur.diameter = 4878; // キロメートルで (mercury.diameter) をトレースする; // 4878 を出力する

関連項目

== 等価演算子