警告とエラーの表示

表示する警告とエラーのレベルは、コンパイラオプションで指定できます。また、ログのレベルもコンパイラオプションで設定できます。ここでは、その方法について説明します。

サブトピック

警告とエラーの表示
使用を避けるべき機能について
ログについて

警告とエラーの表示

Flex コンパイラで表示する警告とエラーのレベルをカスタマイズできるよう、次をはじめとするいくつかのオプションが用意されています。

すべての警告を無効にするには、warnings オプションを false に設定します。

show-actionscript-warnings オプションを使用すると、次の場合にコンパイラ警告が表示されます。

warn で始まるオプション (warn-constructor-return-valueswarn-bad-type-cast など) を使用すると、表示される警告のタイプをカスタマイズすることができます。警告の詳細なリストは、高度なコマンドラインヘルプまたは "flex-config.xml" ファイルで確認できます。

strict オプションを指定すると、入力が要求され、コンパイル時に発生した実行時検証エラーが報告されます。このオプションでは、実行時に定義が動的に再定義されないことを前提としているので、これらのチェックはコンパイル時に実行することができます。このオプションを使用すると、未定義の参照、const および private 違反、パラメータの不一致、および型チェックなどが生じた場合にエラーが表示されます。

show-deprecation-warnings および show-binding-warnings オプションを使用すると、使用を避けるべき API を使用するとき、およびバインドされたプロパティに対する変更を Flash Player が検出できないときに警告が表示されます。

使用を避けるべき機能について

コマンドラインコンパイラは、デフォルトで使用を避けることを促す警告を表示します。場合によっては、Flex の機能の使用が推奨されないことがあります。使用を避けるべき機能とプロパティには次の特徴があります。

使用を避けるべき機能の警告を抑制する場合は、show-deprecated-warnings オプションを false に設定します。

ログについて

エラーと警告のレポートはコンパイラによって異なります。

mxmlc および compc コマンドラインコンパイラはエラーと警告のメッセージを標準出力に送信します。この出力はリダイレクタ (>) でリダイレクトできます。

Flex Builder では、[問題] タブにエラーと警告が表示されます。

Web 層コンパイラの場合は、デフォルトで、要求ブラウザにエラーと警告のメッセージが表示されます。また、Web 層コンパイラはエラーと警告のメッセージをログファイルに保存します。このログファイルの場所は "flex-webtier-config.xml" ファイルで設定します。ファイルのログ機能については有効 / 無効を切り替えることができ、サイズ、ログのレベル、およびログファイルの場所を設定できます。

次の例は Web 層コンパイラのデフォルトのログ設定を示したものです。

<logging>
    <level>info</level>
    <console>
        <enable>true</enable>
    </console>
    <file>
        <enable>true</enable>
        <file-name>/WEB-INF/flex/logs/flex.log</file-name>
        <maximum-size>200KB</maximum-size>
        <maximum-backups>3</maximum-backups>
    </file>
</logging>

Web 層コンパイラのログ機能の設定の詳細については、Web 層ロギングを参照してください。


Flex 2.01