| Flex 2 開発ガイド > Flex アプリケーションのユーザーインターフェイスの作成 > コントロールの使用 > HRule コントロールと VRule コントロール | |||
HRule (Horizontal Rule) コントロールは水平方向の罫線を、VRule (Vertical Rule) コントロールは垂直方向の罫線を作成するものです。一般に、この 2 つのコントロールは、コンテナ内に境界線を引くときに使用します。
次の図に HRule コントロールと VRule コントロールの例を示します。
HRule コントロールと VRule コントロールには、次のデフォルトプロパティがあります。
|
プロパティ |
デフォルト値 |
|---|---|
|
デフォルトサイズ |
Horizontal Rule デフォルトの幅と高さは、それぞれ 100 ピクセルおよび 2 ピクセルになります。デフォルトでは、HRule コントロールのサイズは不変です。サイズ変更を有効にするには、 Vertical Rule デフォルトでは、高さが 100 ピクセル、幅は 2 ピクセルになります。デフォルトでは、VRule コントロールのサイズは不変です。サイズ変更を有効にするには、 |
|
|
2 ピクセル |
|
|
|
|
|
|
HRule コントロールと VRule コントロールは、次のように、<mx:HRule> タグおよび <mx:VRule> タグを使用して MXML 内で定義します。MXML の他の場所 (別のタグまたは ActionScript ブロック) のコンポーネントを参照する場合は、id 値を指定します。
<?xml version="1.0"?>
<!-- controls\rule\RuleSimple.mxml -->
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
<mx:VBox>
<mx:Label text="Above"/>
<mx:HRule/>
<mx:Label text="Below"/>
</mx:VBox>
<mx:HBox>
<mx:Label text="Left"/>
<mx:VRule/>
<mx:Label text="Right"/>
</mx:HBox>
</mx:Application>
この例では、前出の図のような出力結果が生成されます。
次の例のように、HRule コントロールと VRule コントロールのプロパティを使用して、線幅、線のカラー、陰影色などを指定することもできます。
<?xml version="1.0"?>
<!-- controls\rule\RuleProps.mxml -->
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
<mx:VBox>
<mx:Label text="Above"/>
<mx:HRule shadowColor="0xEEEEEE"/>
<mx:Label text="Below"/>
</mx:VBox>
<mx:HBox>
<mx:Label text="Left"/>
<mx:VRule strokeWidth="10" strokeColor="0xC4CCCC"/>
<mx:Label text="Right"/>
</mx:HBox>
</mx:Application>
このコードでは、次のイメージが作成されます。
HRule コントロールと VRule コントロールでは、罫線の描画方法が strokeWidth プロパティによって次のように決定されます。
strokeWidth プロパティを 1 に設定した場合、1 ピクセル幅の直線が描画されます。strokeWidth プロパティを 2 に設定した場合、1 ピクセル幅の 2 本の罫線が描画されます。この 2 本の罫線は HRule コントロールの場合は水平に、VRule コントロールの場合は垂直に、それぞれ平行に描画されます。これがデフォルト値です。strokeWidth プロパティに 2 より大きい値を設定した場合、1 ピクセル幅の枠を持つ、くぼみのある四角形として描画されます。次の例に、この 3 つのパターンで描画した結果を示します。
HRule コントロールの height プロパティに、strokeWidth プロパティを超える値を設定した場合、罫線は指定された高さの矩形内に描画され、矩形の中央に配置されます。罫線の高さは、strokeWidth プロパティに指定した高さになります。
VRule コントロールの width プロパティに、strokeWidth プロパティを超える値を設定した場合、罫線は指定された幅の矩形内に水平に描画され、矩形の中央に配置されます。罫線の幅は、strokeWidth プロパティに指定した幅になります。
HRule コントロールの height プロパティまたは VRule コントロールの width プロパティに、strokeWidth プロパティより小さい値を設定した場合は、strokeWidth プロパティが height プロパティまたは width プロパティと等しいものとして罫線が描画されます。
|
メモ |
|
|
HRule コントロールと VRule コントロールの色は、strokeColor プロパティと shadowColor プロパティによって決定されます。strokeColor プロパティでは、次のようにして線の色が指定されます。
strokeWidth プロパティに 1 が設定されている場合、罫線全体に色が指定されます。strokeWidth プロパティに 2 が設定されている場合、HRule の場合は上側の直線に、VRule コントロールの場合は左側の直線に色が指定されます。strokeWidth プロパティに 2 より大きい値を設定した場合、矩形の上辺および左辺に対して色が指定されます。 shadowColor プロパティでは、次のようにして線の陰影色が指定されます。
strokeWidth プロパティに 1 を設定した場合、処理は一切適用されません。strokeWidth プロパティに 2 が設定されている場合、HRule の場合は下側の直線に、VRule コントロールの場合は右側の直線に色が指定されます。 strokeWidth プロパティに 2 より大きい値を設定した場合、矩形の底辺および右辺に対して色が指定されます。 strokeWidth、strokeColor、shadowColor は、スタイルのプロパティです。したがって、タグの定義の一部として MXML を設定することも、MXML の <mx:Style> タグを使って設定することもできます。あるいは、ActionScript から setStyle() メソッドを使って設定することも可能です。
次の例では、<mx:Style> タグを使って、すべての HRule コントロールの strokeColor プロパティと shadowColor プロパティに、デフォルト値として、それぞれ #00FF00 (ライムグリーン) と #0000FF (青) を設定しています。この例では、strokeWidth を 5 に設定した、thickRule というクラスセレクタを定義しています。次の例のように、HRule コントロールまたは VRule コントロールのあらゆるインスタンスに使用できます。
<?xml version="1.0"?>
<!-- controls\rule\RuleStyles.mxml -->
<mx:Application xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml">
<mx:Style>
.thickRule {strokeWidth:5}
HRule {strokeColor:#00FF00; shadowColor:#0000FF}
</mx:Style>
<mx:HRule styleName="thickRule"/>
</mx:Application>
この例では、次のイメージが作成されます。
Flex 2.01