Event クラスについて

flash.events.Event クラスは、発生したイベントに関する情報を格納するためのプロパティを含む ActionScript クラスです。Event オブジェクトは、JSP (JavaServer Page) の要求および応答オブジェクトがアプリケーションサーバーによって暗黙的に作成されるのと同様に、暗黙的に作成されるオブジェクトです。

Event オブジェクトは、イベントが送出されるたびに作成されます。イベントリスナー内で Event オブジェクトを使用すると、送出されたイベントの詳細や、イベントを送出したコンポーネントの詳細にアクセスできます。イベントリスナーに Event オブジェクトを渡して使用するかどうかは任意です。ただし、イベントリスナー内で Event オブジェクトのプロパティにアクセスする場合は、Event オブジェクトをリスナーに渡す必要があります。

Event オブジェクトは、イベントが送出されるときに 1 つだけ作成されます。バブリング段階およびキャプチャ段階で表示リストを上下に移動するときは、ノードごとに新しい Event オブジェクトが作成されるのではなく、特定の Event オブジェクトの値が変更されます。

サブトピック

イベントのサブクラスについて

イベントのサブクラスについて

flash.events.Event クラスを拡張するクラスが多数用意されています。ほとんどの場合、これらのクラスは次の 2 つのパッケージで定義されます。

mx.events パッケージでは、DataGridEvent、DragEvent、ColorPickerEvent などの Flex コントロール固有のイベントクラスが定義されています。flash.events パッケージでは、Flex に固有のイベントではなく、Flash Player によって定義されるイベントが定義されています。これらのイベントクラスには、MouseEventDataEventTextEvent などがあります。これらのイベントはどれも、Flex アプリケーションでよく使用されます。

これらのパッケージに加えて、独自のイベントオブジェクトを定義するパッケージもあります。たとえば、mx.messaging.events.ChannelEvent や mx.logging.LogEvent などです。

Event クラスの子クラスには、その子クラスに固有の他のプロパティとメソッドが含まれています。汎用 Event オブジェクトではなく、特定のイベントタイプを使用して、これらの固有プロパティやメソッドにアクセスする必要がある場合があります。たとえば LogEvent クラスには、Event クラスには含まれていない getLevelString() メソッドがあります。

Event サブクラスの使用の詳細については、イベントのサブクラスの使用を参照してください。


Flex 2.01