パッケージflash.display
public final class Graphics
継承Graphics Inheritance Object

Graphics クラスには、ベクターシェイプの作成に使用できる一連のメソッドがあります。描画をサポートする表示オブジェクトには、Sprite および Shape オブジェクトがあります。これらの各クラスには、Graphics オブジェクトである graphics プロパティがあります。drawRect()drawRoundRect()drawCircle()、および drawEllipse() は、簡単に使用できるように用意されているヘルパー関数の一例です。

ActionScript コードから直接 Graphics オブジェクトを作成することはできません。new Graphics() を呼び出すと、例外がスローされます。

Graphics クラスは final クラスであるため、サブクラス化することはできません。

関連項目

ベクターグラフィックの描画


パブリックプロパティ
 プロパティ定義
 Inheritedconstructor : Object
指定されたオブジェクトインスタンスのクラスオブジェクトまたはコンストラクタ関数への参照です。
Object
 Inheritedprototype : Object
[static] クラスまたは関数オブジェクトのプロトタイプオブジェクトへの参照です。
Object
パブリック Methods
 メソッド定義
  
beginBitmapFill(bitmap:BitmapData, matrix:Matrix = null, repeat:Boolean = true, smooth:Boolean = false):void
描画領域をビットマップイメージで塗りつぶします。
Graphics
  
beginFill(color:uint, alpha:Number = 1.0):void
オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する単純な単色塗りを指定します。
Graphics
  
beginGradientFill(type:String, colors:Array, alphas:Array, ratios:Array, matrix:Matrix = null, spreadMethod:String = "pad", interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0):void
オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用するグラデーション塗りを指定します。
Graphics
  
この Graphics オブジェクトに描画されているグラフィックをクリアし、塗りと線のスタイルの設定をリセットします。
Graphics
  
curveTo(controlX:Number, controlY:Number, anchorX:Number, anchorY:Number):void
(controlX, controlY) で指定されたコントロールポイントを使用し、現在の描画位置から (anchorX, anchorY) まで、現在の線のスタイルで曲線を描画します。
Graphics
  
円を描画します。
Graphics
  
drawEllipse(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):void
楕円を描画します。
Graphics
  
drawRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):void
矩形を描画します。
Graphics
  
drawRoundRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number, ellipseWidth:Number, ellipseHeight:Number):void
角丸矩形を描画します。
Graphics
  
beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドへの最後の呼び出し以降に追加された線と曲線に塗りを適用します。
Graphics
 Inherited
指定されたプロパティがオブジェクトに定義されているかどうかを示します。
Object
 Inherited
Object クラスのインスタンスが、パラメータとして指定されたオブジェクトのプロトタイプチェーン内にあるかどうかを示します。
Object
  
lineGradientStyle(type:String, colors:Array, alphas:Array, ratios:Array, matrix:Matrix = null, spreadMethod:String = "pad", interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0):void
オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する線スタイルのグラデーションを指定します。
Graphics
  
lineStyle(thickness:Number, color:uint = 0, alpha:Number = 1.0, pixelHinting:Boolean = false, scaleMode:String = "normal", caps:String = null, joints:String = null, miterLimit:Number = 3):void
オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する線のスタイルを指定します。
Graphics
  
現在の描画位置から (x, y) まで、現在の線のスタイルを使用して線を描画します。その後で、現在の描画位置は (x, y) に設定されます。
Graphics
  
現在の描画位置を (x, y) に移動します。
Graphics
 Inherited
指定されたプロパティが存在し、列挙できるかどうかを示します。
Object
 Inherited
ループ処理に対するダイナミックプロパティの可用性を設定します。
Object
 Inherited
指定されたオブジェクトのストリング表現を返します。
Object
 Inherited
指定されたオブジェクトのプリミティブな値を返します。
Object
メソッドの詳細
beginBitmapFill()メソッド
public function beginBitmapFill(bitmap:BitmapData, matrix:Matrix = null, repeat:Boolean = true, smooth:Boolean = false):void

描画領域をビットマップイメージで塗りつぶします。ビットマップを繰り返すか、タイリング表示して、領域を塗りつぶすことができます。beginFill()beginBitmapFill()、または beginGradientFill() メソッドを呼び出すまで、塗りは有効のままです。clear() メソッドを呼び出すと、塗りがクリアされます。

endFill() メソッドが呼び出されるまで、塗りはレンダリングされません

パラメータ
bitmap:BitmapData — 表示されるビットを含む透明または不透明ビットマップイメージです。
 
matrix:Matrix (default = null) — flash.geom.Matrix クラスのマトリックスオブジェクトです。これを使用してビットマップ上に変形を定義できます。たとえば、次のマトリックスを使用すると、ビットマップを 45 度 (π/4 ラジアン) 回転できます。
  matrix = new flash.geom.Matrix(); 
  matrix.rotate(Math.PI/4);
  
 
repeat:Boolean (default = true)true の場合、ビットマップイメージが一定のパターンでタイル状に表示されます。false の場合、ビットマップイメージは繰り返されません。ビットマップからはみ出す塗り領域にはビットマップのエッジが使用されます。

たとえば、次のビットマップ (20 × 20 ピクセルのチェッカーボードのパターン) を考えます。

20×20 ピクセルの格子縞模様

次の例のように repeattrue に設定されている場合、ビットマップの塗りでビットマップが繰り返されます。

60×60 ピクセルの格子縞模様

repeatfalse に設定されている場合、エッジのピクセルがビットマップの外側の塗り領域に使用されます。

繰り返しのない 60×60 ピクセルイメージ

 
smooth:Boolean (default = false)false の場合、拡大ビットマップイメージは最近傍アルゴリズムを使用してレンダリングされ、ピクセル化されたように見えます。true の場合、拡大ビットマップイメージは双線形アルゴリズムを使用してレンダリングされます。通常は、最近傍アルゴリズムを使用したレンダリングの方が高速です。

関連項目

beginFill()メソッド 
public function beginFill(color:uint, alpha:Number = 1.0):void

オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する単純な単色塗りを指定します。beginFill()beginBitmapFill()、または beginGradientFill() メソッドを呼び出すまで、塗りは有効のままです。clear() メソッドを呼び出すと、塗りがクリアされます。

endFill() メソッドが呼び出されるまで、塗りはレンダリングされません

パラメータ
color:uint — 塗りのカラーです (0xRRGGBB)。
 
alpha:Number (default = 1.0) — 塗りのアルファ値です (0.0 ~ 1.0)。

関連項目

beginGradientFill()メソッド 
public function beginGradientFill(type:String, colors:Array, alphas:Array, ratios:Array, matrix:Matrix = null, spreadMethod:String = "pad", interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0):void

オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用するグラデーション塗りを指定します。beginFill()beginBitmapFill()、または beginGradientFill() メソッドを呼び出すまで、塗りは有効のままです。clear() メソッドを呼び出すと、塗りがクリアされます。

endFill() メソッドが呼び出されるまで、塗りはレンダリングされません

パラメータ
type:String — 使用するグラデーションのタイプを指定する GradientType クラスの値は、GradientType.LINEAR または GradientType.RADIAL です。
 
colors:Array — グラデーションで使用する RGB 16 進カラー値の配列 (赤 0xFF0000、青 0x0000FF など)。最大 15 色まで指定できます。各色について、alphas パラメータと ratios パラメータで対応する値を必ず指定してください。
 
alphas:Array — colors 配列内の各色に対応するアルファ値の配列。有効な値は 0 ~ 1 です。0 未満の値の場合は、デフォルトで 0 が適用されます。1 より大きい値の場合は、デフォルトで 1 が適用されます。
 
ratios:Array — 色分布の比率の配列。有効な値は 0 ~ 255 です。この値は、100% でサンプリングされる色の幅の割合をパーセントで定義します。値 0 はグラデーションボックスの左の位置を表し、255 はグラデーションボックスの右の位置を表します。

メモ : この値は、グラデーションボックス内の位置を表すもので、最終グラデーションの座標空間を表すものではありません。最終グラデーションは、グラデーションボックスより広くなったり狭くなったりする場合があります。colors パラメータの値ごとに、値を指定してください。

たとえば、青と緑の 2 色を含む線状グラデーションの場合、次の例は、ratios 配列のさまざまな値に基づいて配置される色を示します。

ratios グラデーション
[0, 127] 青から緑への線状グラデーション (比率 0 と 127)
[0, 255] 青から緑への線状グラデーション (比率 0 と 255)
[127, 255] 青から緑への線状グラデーション (比率 127 と 255)

配列内の値は、[0, 63, 127, 190, 255] のように順に増やしていく必要があります。

 
matrix:Matrix (default = null) — flash.geom.Matrix クラスで定義される変換マトリックスです。flash.geom.Matrix クラスには、createGradientBox() メソッドがあります。このメソッドを使用すると、beginGradientFill() メソッドで使用できるマトリックスを容易に設定できます。
 
spreadMethod:String (default = "pad") — 使用する spread メソッドを指定する SpreadMethod クラスの値は、SpreadMethod.PADSpreadMethod.REFLECT、または SpreadMethod.REPEAT のいずれかです。

たとえば、2 つの色の間にシンプルな線状グラデーションがあるとします。

  import flash.geom.*
  import flash.display.*
  var fillType:String = GradientType.LINEAR;
  var colors:Array = [0xFF0000, 0x0000FF];
  var alphas:Array = [100, 100];
  var ratios:Array = [0x00, 0xFF];
  var matr:Matrix = new Matrix();
  matr.createGradientBox(20, 20, 0, 0, 0);
  var spreadMethod:String = SpreadMethod.PAD;
  this.graphics.beginGradientFill(fillType, colors, alphas, ratios, matr, spreadMethod);  
  this.graphics.drawRect(0,0,100,100);
  

この例では spread メソッドに SpreadMethod.PAD を使用しているため、グラデーションの塗りは次のようになります。

SpreadMethod.PAD での線状グラデーション

spread メソッドに SpreadMethod.REFLECT を使用する場合、グラデーションの塗りは次のようになります。

SpreadMethod.REFLECT での線状グラデーション

spread メソッドに SpreadMethod.REPEAT を使用する場合、グラデーションの塗りは次のようになります。

SpreadMethod.REPEAT での線状グラデーション

 
interpolationMethod:String (default = "rgb") — 使用する値を指定する InterpolationMethod クラスの値は、InterpolationMethod.linearRGB または InterpolationMethod.RGB です。

たとえば、2 つの色の間に、spreadMethod パラメータが SpreadMethod.REFLECT に設定されたシンプルな線状グラデーションがあるとします。それぞれの補間方法で、外観に次のような影響があります。

InterpolationMethod.LINEAR_RGB での線状グラデーション InterpolationMethod.RGB での線状グラデーション
InterpolationMethod.LINEAR_RGB InterpolationMethod.RGB
 
focalPointRatio:Number (default = 0) — グラデーションの焦点の位置を表す数値です。0 は焦点が中央にあること、1 は焦点がグラデーション円のいずれかの境界にあること、-1 は焦点がグラデーション円のもう一方の境界にあることを示します。-1 未満または 1 より大きい値は、-1 または 1 に丸められます。たとえば、次の例では、focalPointRatio が 0.75 に設定されています。

focalPointRatio が 0.75 に設定された放射状グラデーション


スロー
ArgumentError type パラメータが有効でない場合

関連項目

clear()メソッド 
public function clear():void

この Graphics オブジェクトに描画されているグラフィックをクリアし、塗りと線のスタイルの設定をリセットします。

curveTo()メソッド 
public function curveTo(controlX:Number, controlY:Number, anchorX:Number, anchorY:Number):void

(controlX, controlY) で指定されたコントロールポイントを使用し、現在の描画位置から (anchorX, anchorY) まで、現在の線のスタイルで曲線を描画します。その後、現在の描画位置は (anchorX, anchorY) に設定されます。描画先のムービークリップに Flash の描画ツールで作成したコンテンツが含まれている場合は、curveTo() メソッドへの呼び出しの結果はこのコンテンツの下に描画されます。moveTo() メソッドを呼び出す前に curveTo() メソッドを呼び出すと、現在の描画位置はデフォルトで (0,0) になります。いずれかのパラメータを省略すると、このメソッドは失敗し、現在の描画位置は変更されません。

描画される曲線は、二次ベジェ曲線です。二次ベジェ曲線は、2 つのアンカーポイントと 1 つのコントロールポイントで構成されています。曲線は、2 つのアンカーポイントを補間し、コントロールポイントに向かいます。

二次ベジェおよび三次ベジェ

パラメータ
controlX:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的なコントロールポイントの水平座標を指定する数値。
 
controlY:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的なコントロールポイントの垂直座標を指定する数値。
 
anchorX:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な次のアンカーポイントの水平座標を指定する数値。
 
anchorY:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な次のアンカーポイントの垂直座標を指定する数値。
drawCircle()メソッド 
public function drawCircle(x:Number, y:Number, radius:Number):void

円を描画します。drawCircle() メソッドを呼び出す前に、linestyle()lineGradientStyle()beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドを呼び出して、線のスタイルまたは塗り、あるいはその両方を設定する必要があります。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの円の中心の相対 x 座標 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの円の中心の相対 y 座標 (ピクセル単位)。
 
radius:Number — 円の半径 (ピクセル単位)。

関連項目

drawEllipse()メソッド 
public function drawEllipse(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):void

楕円を描画します。drawEllipse() メソッドを呼び出す前に、linestyle()lineGradientStyle()beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドを呼び出して、線のスタイルまたは塗り、あるいはその両方を設定する必要があります。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な水平座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な垂直座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
width:Number — 楕円の幅 (ピクセル単位)。
 
height:Number — 楕円の高さ (ピクセル単位)。

関連項目

drawRect()メソッド 
public function drawRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number):void

矩形を描画します。drawRect() メソッドを呼び出す前に、linestyle()lineGradientStyle()beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドを呼び出して、線のスタイルまたは塗り、あるいはその両方を設定する必要があります。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な水平座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な垂直座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
width:Number — 矩形の幅 (ピクセル単位)。
 
height:Number — 矩形の高さ (ピクセル単位)。

スロー
ArgumentError width または height パラメータが数値 (Number.NaN) でない場合

関連項目

drawRoundRect()メソッド 
public function drawRoundRect(x:Number, y:Number, width:Number, height:Number, ellipseWidth:Number, ellipseHeight:Number):void

角丸矩形を描画します。drawRoundRect() メソッドを呼び出す前に、linestyle()lineGradientStyle()beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドを呼び出して、線のスタイルまたは塗り、あるいはその両方を設定する必要があります。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な水平座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な垂直座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
width:Number — 角丸矩形の幅 (ピクセル単位)。
 
height:Number — 角丸矩形の高さ (ピクセル単位)。
 
ellipseWidth:Number — 丸角の描画に使用される楕円の幅 (ピクセル単位)。
 
ellipseHeight:Number — 丸角の描画に使用される楕円の高さ (ピクセル単位)。(オプション) 値を指定しない場合は、ellipseWidth パラメータに指定された値がデフォルトで適用されます。

スロー
ArgumentError widthheightellipseWidth、または ellipseHeight パラメータが数値 (Number.NaN) でない場合

関連項目

endFill()メソッド 
public function endFill():void

beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドへの最後の呼び出し以降に追加された線と曲線に塗りを適用します。適用される塗りは、beginFill()beginGradientFill()、または beginBitmapFill() メソッドの前回の呼び出しで指定されたものです。現在の描画位置が moveTo() メソッドの直前の呼び出しで指定された座標と等しくない場合、塗りが定義されていれば、パスが線で閉じられた後、塗りが適用されます。

関連項目

lineGradientStyle()メソッド 
public function lineGradientStyle(type:String, colors:Array, alphas:Array, ratios:Array, matrix:Matrix = null, spreadMethod:String = "pad", interpolationMethod:String = "rgb", focalPointRatio:Number = 0):void

オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する線スタイルのグラデーションを指定します。線のスタイルは、lineStyle() メソッドまたは lineGradientStyle() メソッドを異なるパラメータで呼び出すまで有効のままです。パスの描画中に lineGradientStyle() メソッドを呼び出し、パス内の線のセグメントごとに異なるスタイルを指定できます。

lineGradientStyle() を呼び出す前に lineStyle() を呼び出して線を有効にします。そうしないと、線のスタイルが undefined のままになります。

clear() を呼び出すと、線のスタイルが undefined に戻ります。

パラメータ
type:String — 使用するグラデーションのタイプを指定する GradientType クラスの値は、GradientType.LINEAR または GradientType.RADIAL のいずれかです。
 
colors:Array — グラデーションで使用する RGB 16 進カラー値の配列 (赤 0xFF0000、青 0x0000FF など)。
 
alphas:Arraycolors 配列内の各色に対応するアルファ値の配列。有効な値は 0 ~ 100 です。0 未満の値の場合は 0 が、100 を超える値の場合は 100 が適用されます。
 
ratios:Array — 色分布の比率の配列。有効な値は 0 ~ 255 です。この値は、100% でサンプリングされる色の幅の割合をパーセントで定義します。値 0 はグラデーションボックスの左の位置を表し、255 はグラデーションボックスの右の位置を表します。この値は、グラデーションボックス内の位置を表すもので、最終グラデーションの座標空間を表すものではありません。最終グラデーションは、グラデーションボックスより広くなったり狭くなったりする場合があります。colors パラメータの値ごとに、値を指定してください。

たとえば、青と緑の 2 色を含む線状グラデーションの場合、次の図は、ratios 配列のさまざまな値に基づいて配置される色を示します。

ratios グラデーション
[0, 127] 青から緑への線状グラデーション (比率 0 と 127)
[0, 255] 青から緑への線状グラデーション (比率 0 と 255)
[127, 255] 青から緑への線状グラデーション (比率 127 と 255)

配列内の値は、[0, 63, 127, 190, 255] のように順に増やしていく必要があります。

 
matrix:Matrix (default = null) — flash.geom.Matrix クラスで定義される変換マトリックスです。flash.geom.Matrix クラスには、createGradientBox() メソッドがあります。このメソッドを使用すると、lineGradientStyle() メソッドで使用できるマトリックスを容易に設定できます。
 
spreadMethod:String (default = "pad") — 使用する spread メソッドを指定する SpreadMethod クラスの値は、次のとおりです。

SpreadMethod.PAD での線状グラデーション SpreadMethod.REFLECT での線状グラデーション SpreadMethod.REPEAT での線状グラデーション
SpreadMethod.PAD SpreadMethod.REFLECT SpreadMethod.REPEAT

 
interpolationMethod:String (default = "rgb") — 使用する値を指定する InterpolationMethod クラスの値です。たとえば、2 つの色の間に、spreadMethod パラメータが SpreadMethod.REFLECT に設定されたシンプルな線状グラデーションがあるとします。それぞれの補間方法で、外観に次のような影響があります。

InterpolationMethod.LINEAR_RGB での線状グラデーション InterpolationMethod.RGB での線状グラデーション
InterpolationMethod.LINEAR_RGB InterpolationMethod.RGB

 
focalPointRatio:Number (default = 0) — グラデーションの焦点の位置を表す数値です。0 は焦点が中央にあること、1 は焦点がグラデーション円のいずれかの境界にあること、-1 は焦点がグラデーション円のもう一方の境界にあることを示します。-1 未満の値は -1 に、1 より大きい値は 1 に丸められます。次のイメージは、focalPointRatio を -0.75 に設定したグラデーションを示しています。

focalPointRatio が 0.75 に設定された放射状グラデーション

関連項目

lineStyle()メソッド 
public function lineStyle(thickness:Number, color:uint = 0, alpha:Number = 1.0, pixelHinting:Boolean = false, scaleMode:String = "normal", caps:String = null, joints:String = null, miterLimit:Number = 3):void

オブジェクトの他の Graphics メソッド (lineTo()drawCircle() など) に対する今後の呼び出しに使用する線のスタイルを指定します。線のスタイルは、lineGradientStyle() メソッドまたは lineStyle() メソッドを異なるパラメータで呼び出すまで有効のままです。パスの描画中に lineStyle() メソッドを呼び出し、パス内の線のセグメントごとに異なるスタイルを指定できます。

メモ : clear() メソッドを呼び出すと、線のスタイルが undefined に戻ります。

パラメータ
thickness:Number — 線の太さをポイント単位で示す整数。有効な値は 0 ~ 255 です。数値を指定しないか、パラメータが undefined である場合は、線は描画されません。0 未満の値を指定した場合は、デフォルトで 0 が適用されます。0 は極細線です。最大の太さは 255 です。255 を超える値を指定した場合は、デフォルトで 255 が適用されます。
 
color:uint (default = 0) — 線の色を表す 16 進値。たとえば、赤は 0xFF0000、青は 0x0000FF で表します。値を指定しない場合は、デフォルトで 0x000000 (黒) が適用されます。オプション。
 
alpha:Number (default = 1.0) — 線の色のアルファ値を示す数値。有効な値は 0 ~ 1 です。値を指定しない場合は、デフォルトで 1 (ソリッド) が適用されます。0 未満の値を指定した場合、デフォルトで 0 が適用されます。1 より大きい値を指定した場合、デフォルトで 1 が適用されます。
 
pixelHinting:Boolean (default = false) — ピクセル全体に対して線をヒンティングするかどうかを指定するブール値。この値は、曲線のアンカーの位置と線のサイズ自身の両方に影響を与えます。pixelHintingtrue に設定すると、全ピクセル幅に線幅がヒンティングされます。pixelHintingfalse に設定すると、曲線と直線で非連続が発生することがあります。たとえば、次の図は、lineStyle() メソッドで使用される pixelHinting パラメータの設定が異なるだけで他はまったく同じ 2 つの角丸矩形がどのようにレンダリングされるかを示したものです (違いが分かるようにイメージは 200% に拡大されています)。

pixelHinting false および pixelHinting true

値を指定しない場合、線でピクセルのヒンティングが使用されません。

 
scaleMode:String (default = "normal") — 使用する拡大・縮小モードを指定する LineScaleMode クラスの値です。
  • LineScaleMode.NORMAL—オブジェクトが拡大・縮小される場合、常に線の太さが拡大・縮小されます (デフォルト)。
  • LineScaleMode.NONE—線の太さを拡大・縮小しません。
  • LineScaleMode.VERTICAL—オブジェクトを垂直方向にのみ 拡大・縮小する場合は、線の太さを拡大・縮小しません。たとえば、次に示す各円は、1 ピクセルの線で描画され、それぞれ scaleMode パラメータが LineScaleMode.VERTICAL に設定されています。左側の円は垂直方向にのみ拡大または縮小され、右側の円は垂直と水平の両方向に拡大または縮小されたものです。

    1 つの円は垂直方向に拡大または縮小され、もう 1 つの円は垂直と水平の両方向に拡大または縮小されています。

  • LineScaleMode.HORIZONTAL—オブジェクトを水平方向にのみ 拡大・縮小する場合は、線の太さを拡大・縮小しません。たとえば、次に示す各円は、1 ピクセルの線で描画され、それぞれ scaleMode パラメータが LineScaleMode.HORIZONTAL に設定されています。左側の円は水平方向にのみ拡大または縮小され、右側の円は垂直と水平の両方向に拡大または縮小されたものです。

    1 つの円は水平方向に拡大または縮小され、もう 1 つの円は垂直と水平の両方向に拡大または縮小されています。

 
caps:String (default = null) — 線の終端のキャップの種類を指定する CapsStyle クラスの値。有効な値は、CapsStyle.NONECapsStyle.ROUND、および CapsStyle.SQUARE です。この値を指定しない場合は、丸いキャップが使用されます。

たとえば、次の図は capsStyle のさまざまな設定を示します。それぞれの設定で、図の青い線は太さ 30 で、capsStyle が適用されています。重ね合わせた黒い線は太さ 1 で、capsStyle は適用されていません。

NONE、ROUND、および SQUARE

 
joints:String (default = null) — 角で使用する接合点の外観の種類を指定する JointStyle クラスの値。有効な値は、JointStyle.BEVELJointStyle.MITER、および JointStyle.ROUND です。この値を指定しないと、角丸 ("round") の接合点が使用されます。

たとえば、次の図は joints のさまざまな設定を示します。それぞれの設定で、角のある青い線は太さ 30 で、jointStyle が適用されています。重ね合わせた黒い線は太さ 1 で、jointStyle は適用されていません。

MITER、ROUND、および BEVEL

メモ : jointsJointStyle.MITER に設定すると、miterLimit パラメータを使用して、マイターの長さを制限できます。

 
miterLimit:Number (default = 3) — マイターが切り取られる限度を示す数値です。有効な値は 1 から 255 の範囲で、この範囲を超えた値は 1 または 255 に丸められます。この値は、jointStyle"miter" に設定した場合にのみ有効です。miterLimit の値により、線の接合点を越えてマイターを延長できる長さが決定します。マイターを延長できる長さは、この値と線の thickness が乗算されたものです。たとえば、miterLimit の値が 2.5 で、thickness が 10 ピクセルの場合、マイターは 25 ピクセルで切り取られます。

例として、次のような角のある線を考えます。どの線も thickness を 20 に設定して描画されていますが、miterLimit はそれぞれ 1、2、4 に設定されています。重ね合わされた黒の基準線は、接合点を示しています。

miterLimit が 1、2、および 4 に設定されている線

miterLimit のそれぞれの値には、マイターが切り取られる独自の最大角度があります。次の表に、いくつかの例を示します。

miterLimit の値 : 角度が以下より小さい場合は切り取られる
1.414 90 度
2 60 度
4 30 度
8 15 度

関連項目

lineTo()メソッド 
public function lineTo(x:Number, y:Number):void

現在の描画位置から (x, y) まで、現在の線のスタイルを使用して線を描画します。その後で、現在の描画位置は (x, y) に設定されます。描画先の表示オブジェクトに Flash の描画ツールで作成したコンテンツが含まれている場合、lineTo() メソッドへの呼び出しの結果はこのコンテンツの下に描画されます。moveTo() メソッドを呼び出す前に lineTo() を呼び出すと、現在の描画位置はデフォルトで (0,0) になります。いずれかのパラメータを省略すると、このメソッドは失敗し、現在の描画位置は変更されません。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な水平座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な垂直座標を示す数値 (ピクセル単位)。
moveTo()メソッド 
public function moveTo(x:Number, y:Number):void

現在の描画位置を (x, y) に移動します。いずれかのパラメータを省略すると、このメソッドは失敗し、現在の描画位置は変更されません。

パラメータ
x:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な水平座標を示す数値 (ピクセル単位)。
 
y:Number — 親表示オブジェクトの基準点からの相対的な垂直座標を示す数値 (ピクセル単位)。