アクセシビリティ

Adobe AIR 開発者向けリリースノート

リリース日:2010 年 6 月 9 日

必要システム構成

  Windows® Mac OS Linux
プロセッサー 最小要件:Intel® Pentium® III 1 GHz 以上。推奨要件:Pentium 4 2 GHz 以上 Intel Core™ Duo 1.83 GHz 以上 最小要件:Intel® Pentium® III 1 GHz 以上。推奨要件:Pentium 4 2 GHz 以上
オペレーティングシステム Windows Vista® Home Premium、Business、Ultimate または Enterprise(64 ビット版を含む)、Windows Vista SP1、Windows XP Tablet PC Edition SP2 および SP3、Windows XP SP2 および SP3、Windows 2003/2008 Server、Windows 7 Mac OS 10.5 または Mac OS 10.6 Fedora Core 12, Ubuntu 9.10, OpenSUSE11.2
メモリ 最小要件:512 MB の RAM。推奨要件:1 GB の RAM 最小要件:512 MB の RAM。推奨要件:1 GB の RAM 1 GB の RAM

注意:AIR 2 では、Windows 2000 および Mac PowerPC はサポートされていません。また、AIR 2 SDK を使用する際の開発環境として、Mac OS 10.4 はサポートされていません。

Linux に必要な追加のシステム構成

サポートされているデスクトップ環境 GNOME または KDE
パッケージマネージメントシステム RPM または Debian
GTK+ の最小バージョン 2.6
ウィンドウマネージャー Metacity(GNOME のデフォルト)または KWin(KDE のデフォルト)
透明度 AIR アプリケーションで透明度をサポートするには、コンポジティングウィンドウマネージャーと追加の X サーバー拡張機能が必要。サポートされる機能:コンポジティングウィンドウマネージャー:Beryl、Compiz、Compiz-fusion。X サーバー拡張機能:Composite、Render、Shape。
Flash Player Web からの AIR アプリケーションのシームレス(バッジ)インストールには Flash Player 10.0.15.3 以降が必要

Linux での AIR 2 の実行に必要なライブラリ

Linux での AIR 2 の実行に必要なライブラリのリストについては、アドビのサポート技術情報(KB)の記事 http://kb2.adobe.com/cps/838/cpsid_83888.html*を参照してください。

サポートされている言語

Adobe AIR 2 のインストールとランタイムのユーザーエクスペリエンスでは、次の言語がサポートされています。

  • 日本語
  • 英語
  • イタリア語
  • オランダ語
  • 韓国語
  • スウェーデン語
  • スペイン語
  • 中国語(簡体字)
  • 中国語(繁体字)
  • チェコ語
  • ドイツ語
  • トルコ語
  • フランス語
  • ポーランド語
  • ポルトガル語
  • ロシア語

バージョン情報

  • AIR 2 の WebKit のバージョンは、Safari 4.0.3 に付属のバージョンに基づいています。
  • AIR 2 に含まれている Flash Player のバージョンは 10.1.53.64 です。
  • libXML のバージョン:2.7.6(Windows)、システムの libXML(Mac OS および Linux)
  • SQLite のバージョン:3.6.16

AIR 2 の新機能

ADL での mobileDevice プロファイルを使用した画面サイズのシミュレーションのサポート

ADL の新機能により、movileDevice プロファイルを指定した場合に画面サイズのシミュレーションがサポートされます。詳しくは、以下の「ADL での mobileDevice プロファイルを使用した画面サイズのシミュレーション」を参照してください。

HTTP アイドル状態のタイムアウト設定

URLRequest.idleTimeout および URLRequestDefaults.idleTimeout を使用すると、要求が送信されてからサーバーが応答するまでの接続時間をミリ秒単位で指定できます。

DNS の解決

DNSResolver クラスを使用して、次の種類のリソースレコードを参照できるようになりました。

  • ARecord(ホストの IPv4 アドレス)
  • AAAARecord(ホストの IPv6 アドレス)
  • MXRecord:ホストのメール交換レコード
  • PTRRecord:IP アドレスのホスト名
  • SRVRecord:サービスのサービスレコード

ドラッグ&ドロップのサポートの強化

新しい FilePromise API を使用して、リモートサーバーにあるファイルや、まだ生成されていないファイルをドラッグ&ドロップできるようになりました。このようなファイルをコピーするには、ファイルを AIR アプリケーションからデスクトップにドラッグします。これで、コンテンツ管理システム、オンラインストア、FTP クライアントなどのアプリケーションをユーザーが新たに操作できるようになります。

ソケットのサポートの強化

新しいソケットプロパティを使用して、ローカルアドレス、ローカルポート、リモートアドレスおよびリモートポートにアクセスできます。

プリンター関連機能の強化

新しいプリントサポートにより、プリンター、用紙サイズ、部数の選択など、AIR アプリケーションのコンテンツのプリント方法を細かく制御できます。開発者は、新しい API を使用して、プリント可能領域、プリンターでカラープリントを行うかどうか、プリントジョブが現在アクティブかどうかなどの追加のプリント情報を取得できます。また、プリントダイアログを表示せずにプリントすることもできます。

IME API と IME テキスト入力の機能強化

このリリースでは、IME ソフトウェアによるテキスト入力処理のサポートを強化するためのいくつかの新機能が追加されました。新しい Flash Text Engine(FTE)で使用するための新しい API が用意されています。

ウィンドウの最大サイズの拡大

4,096 ピクセル x 4,096 ピクセルの大画面表示が可能になりました。以前のバージョンでは 2880 x 2880 の表示が使用されていました。

ローカルのマイクロフォン API

ユーザーのデバイスでローカルでのオーディオの録音が可能です。サーバーを用意する必要はありません。

大容量ストレージデバイスの検出

写真、ビデオ、mp3 などのファイルの同期に使用可能な大容量ストレージデバイス(カメラや USB フラッシュメモリドライブなど)を検出します。

ドキュメントを開くためのネイティブドキュメントハンドラー

一般的な形式のドキュメント(.pdf、.psd、.doc、.ppt、.mp3 など)を、そのファイルに関連付けられたネイティブアプリケーションを使用して開くことができます。例えば、システムの mp3 ファイル用のデフォルトのアプリケーションが iTunes である場合は、.mp3 ファイルを開くと iTunes が起動します。

ネイティブプロセス API

開発者は、標準の入力ストリーム、出力ストリーム、およびエラーストリームを使用してネイティブプロセスの起動およびネイティブプロセスとのやり取りを行えるようになりました。ネイティブプロセス API を使用すると、Java および .NET を使用して構築されたネイティブライブラリや、ネイティブアプリケーション(ファイル検索用の「grep」など)とのやり取りが可能です。また、オペレーティングシステム固有のインストーラー(ネイティブインストーラー)を作成することもできます。ネイティブプロセス API を使用するアプリケーションは、ネイティブインストーラーを使用してデプロイする必要があります。

ネイティブインストーラー

AIR ファイルの代わりに、AIR アプリケーションをネイティブインストールプログラムにパッケージ化できます。ネイティブインストーラーを使用してパッケージ化およびインストールされたアプリケーションからは、ネイティブプロセス API などのプラットフォーム固有の機能にアクセスできます。「AIR アプリケーションのネイティブインストーラーへのパッケージ化」を参照してください。

ネストされたトランザクション

ローカルの SQLite データベースがネストされたトランザクションをサポートするようになりました。

ネットワーク情報

新しい NetworkInfo オブジェクトを使用すると、コンピューター上のネットワークインターフェイスを列挙し、インターフェイスのプロパティ(インターフェイスがアクティブかどうか、IP アドレス、表示名など)にアクセスできます。

HTML5 と CSS3 のサポートが追加された新しい WebKit

CSS 変換、アニメーション、カンバスのサポートなどの新機能が追加されました。詳しくは、「Adobe AIR および AJAX」を参照してください。

ソケットサーバーとピアツーピアネットワーク

他のローカルアプリケーションやリモートアプリケーションとのネットワーク経由でのやり取りを簡単に行うためのピアツーピアアプリケーションまたはローカルサーバーを構築できます。

TLS/SSL ソケット

TLSv1 または SSLv3 を使用してソケット通信を行うサーバーに接続できるようになりました。

UDP ネットワーキングのサポート

ユーザーデータグラムプロトコル(UDP)がランタイムでサポートされているので、開発者は、時間が重要となるリアルタイムネットワーキングアプリケーション(マルチプレーヤーゲームなど)を構築できます。

高速な JavaScriptエンジン

JavaScriptコードの実行速度が 50% 速くなりました。新しい SquirrelFishExtreme JavaScriptエンジンを使用するアプリケーションでコード変更は行われません。

マルチタッチとジェスチャー

マルチタッチ(Windows 7 のみ)とジェスチャー(Windows 7 および Mac OS 10.6)を使用して、まったく新しい種類のアプリケーションを構築できます。Windows 7 Starter および Home Basic ではマルチタッチがサポートされていません。

パフォーマンスの向上

アプリケーションの実行速度が向上し、システムリソースをより効率的に使用できます。また、アイドル状態のアプリケーションの CPU の使用率と全体的なメモリ使用量が削減されます。ランタイム自体のサイズも小さくなります。

クロスプラットフォームのベクター形式プリント(Mac および Windows)

Windows で利用可能なベクター形式プリントを Mac でも利用できるようになりました。

注意:ベクター形式プリントは、Linux ではサポートされていません。

グローバルエラーハンドラー

アプリケーション内で予期しないエラーが発生した場合、開発者はそのイベントを例外としてキャプチャし、問題の報告やアプリケーションの再起動の手順などの役立つ情報をユーザーに提供できます。

IPv6 ネットワークのサポート

次世代のセキュアなインターネットプロトコルをサポートしています。

Linux 用の新しい .deb および .rpm インストーラー

バイナリインストーラーだけでなく、Debian および rpm パッケージインストーラーを使用して AIR 2 をインストールできます。

セキュリティの強化

TLS ソケット(暗号化ソケット)および MAC アドレスへのアクセスがサポートされています。新しい File.downloaded プロパティを使用すると、ネットワークからファイルがダウンロードされたことを示すことができます。ダウンロードしたファイルを開く際には、OS に確認のダイアログが表示されます。

スクリーンリーダーのサポート(Windows のみ)

Flash または Flex を使用して構築されたアプリケーションでスクリーンリーダーアプリケーションを利用できます。

AIR 2 での変更

Windows 2000 および Mac PowerPCのサポートの終了

これらのオペレーティングシステムをご使用の場合でも、引き続き AIR 1.5 アプリケーションをインストールして実行できますが、同じ環境で AIR 2 ランタイムをインストールしたり、AIR 2 ランタイムにアップデートしたりすることはできません。これらのオペレーティングシステムは、AIR 2 SDK を使用して AIR アプリケーションを開発する場合はサポートされません。

AIR 2.0 名前空間のアップデート

新しい AIR 2 の API およびビヘイビアーを使用するには、アプリケーション記述ファイルの名前空間を 2.0 にアップデートする必要があります。新しい AIR 2 の API およびビヘイビアーを必要としないアプリケーションを使用している場合は、1.x ベースの名前空間をア

ップデートする必要はありません。名前空間をアップデートするには、アプリケーション記述ファイルの xmlns 属性を次のように変更します。

http://ns.adobe.com/air/application/2.0

AIRCore フレームワークの変更

新しい AIRCore フレームワークには、既存のサービス監視クラスのほかにも、次のような追加のクラスが含まれています。

air.net.ServiceMonitor
air.net.URLMonitor
air.net.SocketMonitor
air.net.SecureSocketMonitor
air.desktop.URLFilePromise

SecureSocketMonitorクラスは、AIR 2 で使用できる新しい SecureSocketクラスを利用する、新しく追加されたクラスです。URLFilePromiseクラスは、HTTP データソースを使用して IFilePromiseインターフェイスを導入します。サービス監視フレームワーク全体と新しいクラスは、新しいライブラリファイル(aircore.swc と aircore.swf)にパッケージ化されています。元のライブラリファイル(servicemonitoring.swc と servicemonitoring.swf)も AIR 2 SDK に含まれていますが、これらは現在使用されていません。Flex および Flash ベースのアプリケーションでは aircore.swc を使用し、HTML ベースのアプリケーションでは aircore.swf を使用することをお勧めします。

サンドボックスのタイプによって異なる HTML <input type="file"> エレメントの戻り値

AIR 2.0 名前空間を使用するAIR アプリケーションでは、HTML <input type = "file"> エレメントの value プロパティが、HTML コンテンツのサンドボックスによって異なります。input エレメントを含むドキュメントがアプリケーションサンドボックスにある場合、ユーザーが選択したファイルの完全パスには value プロパティが設定されます(「C:\air\file.txt」など)。input エレメントを含むドキュメントが非アプリケーションサンドボックスにある場合、value プロパティはファイル名にのみ設定されます(「file.txt」など)。

1.5 またはそれ以前の名前空間を使用する AIR アプリケーションでは、HTML <input type = "file"> エレメントの value プロパティは、常にファイルの完全パスを返します。これは、HTML コンテンツがアプリケーションサンドボックス内にある場合も、非アプリケーションサンドボックス内にある場合も該当します。

Adobe AIR のインストールとアンインストールおよび AIR アプリケーションのインストール

Adobe AIR のインストールとアンインストールおよび AIR アプリケーションのインストールについては、エンドユーザー向けリリースノートを参照してください。

API のバージョン管理

現在、Flash Professional、Flash Builder、Flash Catalyst および Flex SDK で利用可能な ActionScriptコンパイラーでは、AIR API のバージョン管理スキームが適用されていません。そのため、 AIR の新しい名前空間(2.0 など)をサポートする開発環境で、古い名前空間(1.5 など)のアプリケーションを開発する場合、AIR の新しいバージョンで追加された API を参照したり、コンパイルすることができてしまいます。しかし AIR Runtime の API バージョン管理機能により、アプリケーション実行時にその新しい API は使用できず、ランタイムエラーを起こしたり予期しない動作が発生することになります。この問題を回避するには、アプリケーションの名前空間を、使用しているオーサリングツールでサポートされている最新のバージョン(2.0 など)にアップデートすることをお勧めします。

Flash Builder および Flash Professional での AIR SDK の使用

AIR 2 SDK を単独で使用すると、HTML ベースの AIR アプリケーションを開発できます。また、Flex SDK と共に使用して、ActionScriptまたは Flex ベースの AIR アプリケーションを開発することもできます。Flex SDK は無償のオープンソースです。http://opensource.adobe.com/*からダウンロードできます。

Adobe AIR 2 SDK を Flex SDK で使用する方法

  1. Flex Builder を実行している場合は終了します。
  2. AIR SDK を追加して使用する Flex SDK のコピーを作成します。Flex SDK のフォルダーの例を次に示します。
    * Windows Flex Builder 3:c:\Program Files\Adobe\Flex Builder 3\sdks\3.2.0
    * Windows Flash Builder 4:\Program Files\Adobe\Adobe Flash Builder 4\sdks\4.0.0
    * Mac Flex Builder 3:/Applications/Adobe Flex Builder 3/sdks/3.2.0
    * Mac Flash Builder 4:/Applications/Adobe Flash Builder 4\sdks\4.0.0
    
  3. オペレーティングシステムに応じた AIR 2 SDK ファイルをダウンロードし、最初の手順でコピーを作成した Flex SDK のルートフォルダーに保存します。
    • Windows:AdobeAIRSDK.zip
    • Mac OS:AdobeAIRSDK.tbz2
  4. AIR SDK アーカイブの内容を展開し、既存の SDK ファイルを上書きします。
    • Windows:ZIP ファイルを右クリックして「すべて展開」を選択するか、任意の解凍ツールを使用します。
    • Mac OS:ターミナルで CD を使用して Flex SDK のルートフォルダーに移動し、次のコマンドを実行します。
      tar jxvf AdobeAIRSDK.tbz2
      

      ファイルの権限が原因でファイルを上書きできない場合は、次のコマンドを実行してみてください。

      sudo tar jxvf AdobeAIRSDK.tbz2
      

Adobe AIR 2 SDK を Flash Professional で使用する方法

Flash Professional CS4

Flash Professional CS4 を使用して Adobe AIR アプリケーションを構築する場合は、次の手順に従って AIR 2 SDK を手動でアップデートしてください。

  1. http://www.adobe.com/jp/support/flash/downloads.htmlで Flash Professional CS4 を最新のバージョンにアップデートするか、Flash CS4 でヘルプ/アップデート...を選択します。
  2. Flash Professional CS4 が開いている場合は終了します。
  3. Flash CS4 インストールフォルダーに移動します。デフォルトの場所は、Windows の場合は「C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS4\」、Mac OS の場合は「/Applications/Adobe Flash CS4/」です。
  4. Adobe Flash CS4 フォルダー内に AIK1.5 フォルダーがあります。このフォルダーがない場合は、手順 1 を繰り返してください。
  5. フォルダー名を AIK1.5 から AIK1.5 ORIGINAL に変更します。
  6. AIK1.5 フォルダーを新たに作成します。
  7. Adobe AIR 2 SDK をダウンロードし、そのフォルダーの中身を、作成した AIK1.5 フォルダーに解凍します。
  8. Adobe Flash CS4/AIK1.5/frameworks/libs/air/ フォルダー内にある airglobal.swc ファイルを Adobe Flash CS4/Common/Configuration/ActionScript3.0/AIR1.5/ フォルダー内にコピーします。

これで Flash CS4 は AIR 2 SDK を使用するように構成されます。

AIR 2 の新しい機能を利用するには、AIR 2.0 名前空間を使用するようにアプリケーション記述ファイルをアップデートする必要があります。アップデート方法について詳しくは、「アプリケーション記述ファイルの名前空間のアップデート」を参照してください。

Flash CS4 のアプリケーション記述ファイルの名前空間のアップデート

すべての新しい AIR 2 プロジェクトについて、Flash Professional CS4 で生成されたアプリケーション記述ファイルを手動で変更する必要があります。

既存のプロジェクトのアプリケーション記述ファイルを見つける方法

既存の AIR プロジェクトがある場合は、SWF ファイルがあるフォルダーに移動し、アプリケーション記述ファイルを開きます。デフォルトでは、アプリケーション記述ファイルの名前は .swf ファイル名に「-app」が付加された名前になります。例えば、mygame.swf という .swf ファイルの場合、アプリケーション記述ファイルは mygame-app.xml になります。

新しいプロジェクトのアプリケーション記述ファイルを見つける方法

新しいプロジェクトの場合、次の手順に従ってアプリケーション記述ファイルを作成し、アップデートする必要があります。

  1. Flash Professional CS4 を起動します。
  2. ファイル/新規... を選択します。
  3. 「Flash ファイル(Adobe AIR)」を選択し、「OK」をクリックします。
  4. Flash/保存を選択し、「OK」をクリックします。
  5. ファイル/AIR 設定... を選択し、デフォルト設定のままで「OK」をクリックします。これでアプリケーション記述ファイルが作成されます。
  6. .swf ファイルがあるフォルダーに移動し、.xml ファイルを見つけます。mygame.swf という .swf ファイルの場合、アプリケーション記述ファイルは mygame-app.xml になります。
  7. アプリケーション記述ファイルの .xml をテキストエディタで開きます。
  8. 名前空間を「http://ns.adobe.com/air/application/2.0」に置き換え、ファイルを保存します。

Flash Professional CS5

  1. Flash Professional CS5 を実行している場合は終了します。
  2. Flash Professional CS5 と共にインストールされていた元の AIK2.0 フォルダーのバックアップコピーを作成します。インストール先がデフォルトのパスの場合、これらのフォルダーの場所は次のとおりです。
    • Windows:C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS5\AIK2.0
    • Mac:/Applications/Adobe Flash CS5/AIK2.0
  3. オペレーティングシステムに応じた AIR SDK ファイルをダウンロードします。
    • Windows:AdobeAIRSDK.zip
    • Mac OS:AdobeAIRSDK.tbz2
  4. 手順 3 でダウンロードした AIR SDK アーカイブを、AIK2.0 という名前の Flash Professional CS5 の AIR SDK フォルダーに移動します。
    • Windows:C:\Program Files\Adobe\Adobe Flash CS5\AIK2.0[AdobeAIRSDK].zip
    • Mac:/Applications/Adobe Flash CS5/AIK2.0/AdobeAIRSDK.tbz2
  5. 次の手順に従って、既存の AIR 2 SDK ファイルを上書きします。
    • Windows:ZIP ファイルを右クリックして「すべて展開」を選択するか、任意の解凍ツールを使用します。
    • Mac:ターミナルで CD を使用して SDK のルートフォルダーに移動し、次のコマンドを実行します。tar jxvf AdobeAIRSDK.tbz2
      ファイルの権限が原因でファイルを上書きできない場合は、次のコマンドを実行してみてください。sudo tar jxvf AdobeAIRSDK.tbz2
  6. Adobe Flash CS5/AIK2.0/frameworks/libs/air/ フォルダー内の airglobal.swc ファイルをコピーして、Adobe Flash CS5/Common/Configuration/ActionScript 3.0/AIR2.0/ フォルダーに上書きします。

注意:アカウントの権限によっては、これらのフォルダーを移動する際に管理者認証が必要になる場合があります。

ヒントとテクニック

Adobe Community Help

Adobe Community Help は、アドビの次世代ヘルプシステムです。このヘルプは、次の機能を提供する AIR アプリケーションです。

  • 最新版の参照コンテンツへのオンラインまたはオフラインでのアクセス
  • Adobe コミュニティのエキスパートが作成した、最も関連性の高いコンテンツの検索(Adobe.com 内またはそれ以外のサイトが対象)
  • Adobe コミュニティのコンテンツに対するコメントの投稿、評価、およびコンテンツの作成
  • オフライン利用のためのデスクトップへのヘルプコンテンツの直接ダウンロード
  • 動的な検索とナビゲーションツールを使用した関連コンテンツの検索
  • コンテンツのアップデートと機能拡張(AIR アプリケーションの再インストールは不要)

デフォルトでは、Community Help は Creative Suite CS5 および Flash Builder 4 にインストールされます。これらのツール以外の AIR SDK をご使用の場合は、Adobe Community Help のインストールページで Community Help をインストールできます。

Adobe AIR のドキュメント

Adobe Developer Connectionには、AIR のすべてのドキュメントのリンクが掲載されています。

Adobe AIR ヘルプ&サポートページ

AIR ヘルプ&サポートページは、アドビおよび AIR の開発者コミュニティが発行する AIR に関する情報の検索ポータルです。このページでは、AIR に関する新しい記事やチュートリアルを検索したり、現在のサポートの問題についてのリンクを参照したりできます。

AIR 2 アプリケーションとランタイムのインストールのインストーラーログ

AIR 2 では、ランタイムおよび個々のアプリケーションのインストールログがデフォルトで作成されます。Linux と Windows の場合、このファイルの名前は「Install.log」になります。Mac OS の場合は「system.log」です。このログファイルは、情報が累積されるファイルです。つまり、AIR ランタイムまたは AIR アプリケーションのインストール、またはアップデートが試行されたとき、および成功/失敗したときに、既存のログファイルの末尾に新しいログが追加されます。ログファイルのサイズの上限は 0.5 MB です。このサイズを超えると、ログが切り捨てられます。

このファイルの保存場所は、プラットフォームによって異なります。

*Windows XP の場合:C:\Documents and Settings\<username>\Local Settings\Application Data\Adobe\AIR\logs\Install.log
*Windows Vista/ Windows 7 の場合:C:\Users\<username>Appdata\Local\Adobe\AIR\logs\Install.log
*Mac OS X の場合:/private/var/log/system.log(コンソールアプリケーション)
*Linux の場合:/home/<username>/.appdata/Adobe/AIR/Logs/Install.log

既知の問題

Mac/Windows の既知の問題

  • CSS の制限
    • 現在、スタイルシートで @font-face 宣言を指定して外部フォントを使用することはできません。
    • メディアデバイスクエリはサポートされていません。
    • サポートされていない CSS プロパティは次のとおりです。
      • シャドウプロパティ(text-shadow および -webkit-box-shadow)はサポートされていません。
      • コンテンツクリッピングプロパティ(-webkit-background-clip および -webkit-mask-clip)は一部のみサポートされています。つまり、-webkit-background-clip: text; および -webkit-mask-clip:text はサポートされていません。これらを使用すると、指定されたスタイルは適用されますが、デフォルト値が使用されます。
    • HTML フォームコントロールの CSS スタイル指定は次のとおりです。
      • ドロップダウンコントロール(<select> HTML フォームエレメント)
        • 展開されたリストの背景色は変更できません。
        • リスト内の個々のアイテムの font-color および font-family は変更できません。
      • チェックボックスとラジオボタン(<input type='checkbox' /> および <input type='radio' />
        • 大部分の CSS プロパティでは、コントロールの実際の外観は変更されません(この動作は、Safari Web ブラウザーの現在の動作と同じです)。
  • スクリーンリーダーのサポート
    • スクリーンリーダーは、現在 Windows オペレーティングシステムでのみサポートされています。AIR と互換性のあるスクリーンリーダーソフトウェアには、NVDA(NonVisualDesktop Access)と JAWS バージョン 11 が含まれています。
    • 場合によっては、スクリーンのコンテンツに関するトップレベルのライセンス認証と自動通知が正しく機能しないことがあります。
    • スクリーンリーダーのサポートはトップレベルの HTML アプリケーションと HTMLloader コントロールでは利用できません。今後のリリースでサポートを追加する予定です。
    • AIR アプリケーションからコマンドプロンプトにフォーカスを切り替えることができます。コマンドプロンプトダイアログが表示されている場合、DataGridItemRenderers内のエントリを正しく読み取ることはできません。(2365641)
    • JAWS 11 では、テキストフィールドにフォーカスがある場合、「仮想カーソル」モードを使用できますが、必要なときに「フォーム」モードに切り替えることができません。そのため、テキストフィールドへの入力ができません。この問題を回避するには、Tab キーを押してテキストフィールドの外に移動してからフィールド内に戻ります。(2394322)
  • Flex Builder または Flash Builder によるデバッグ
    • Mac OS の Flex Builder または Flash Builder で、テキストフィールドを含む AIR アプリケーションを実行またはデバッグすると、クラッシュする可能性があります。一部のバージョンの Flex SDK には、AIR ランタイム用の古い nib リソースファイルが含まれており、そのファイルの場所が正しくありません。この問題を回避するには、MainMenu.nib、AuthDialog.nib、FlashPromptDialog.nib の各ファイルを <sdk folder>/runtime/air/mac/Adobe.AIR.framework/Resources フォルダーから手動で削除します。(2460765)
    • Flash Builder 4.0 を使用している場合は、Windows 上で大きな AIR アプリケーションのメモリのスナップショットをとると、処理が完了しない場合があります。.この問題を回避するには、Flash Builder を 4.0.1 にアップデートします。(2615637)
  • ASCII 以外の URL に関する問題
    • URL に ASCII 以外の文字が含まれていると、そのような URL の解析にランタイムが使用するライブラリが存在しない場合に、Windows でアプリケーションが正しく動作しない可能性があります。IE 7 がインストールされている場合は、必要なライブラリがインストールされ、アプリケーションが正しく動作します。この問題は、Windows Vista と Windows 7 では発生しません。(2477685)
  • navigateToURL を呼び出しても、Firefox のウィンドウが最前面に表示されない
    • Windows で Firefox がデフォルトのブラウザーに設定されており、Firefox のウィンドウがバックグラウンドで既に開いている場合に、navigateToURL を呼び出しても、Firefox のウィンドウは最前面に表示されません。(1609175)
  • AIR の電子証明書のパスワードフィールドで high-ASCII 文字を使用できない
    • Java バージョン 1.5 以降では、PKCS12 証明書ファイルの保護用のパスワードに high-ASCII 文字を使用できません。Java は、AIR 開発ツールで署名付き AIR パッケージの作成に使用されます。証明書を .p12 ファイルまたは .pfx ファイルとして書き出す場合は、パスワードに通常の ASCII 文字のみを使用します。(1908199)
  • メニューバーに Mac のロゴが表示される(Mac OS 10.6)
    • Mac 10.6 のみ。NativeApplicationメニュープロパティを置き換えると、最初のメニューのラベルに必ず Mac のロゴが表示されます。その他の点では、メニューの機能に問題はありません。(2442577)
  • AIR HTML にタイ語のテキストを入力する際の問題
    • HTML コンテンツにタイ語の特定の文字を入力すると、カーソルが適切な位置に移動しないことがあります。上記の「サポートされている言語」に含まれていない言語の文字の入力は、現在サポートされていません。(2486968)
  • ファイル名に Unicode 文字を含むネイティブアプリケーションインストーラーのパッケージ化(Mac)
    • Mac のみ。AIR SDK またはパッケージ化するファイルのパスに Unicode でエンコードされた中国語の文字が含まれている場合、または <filename> 記述子タグに Unicode でエンコードされた中国語の文字が含まれている場合は、ネイティブアプリケーションインストーラーのパッケージ化が失敗する可能性があります。原因は、Java の Unicode ファイル名に関する潜在的な問題です。(2539439)
  • adl を使用する際のアプリケーションメニュー(Mac)
    • Mac 10.6 のみ。adl を使用してコマンドラインからアプリケーションを実行すると、アプリケーションメニューバーが表示されません。この問題を回避するには、別のアプリケーションにフォーカスを切り替えてから、元のアプリケーションに戻ります。(2530559)
  • Windows のショートカット(.lnk)ファイル(Windows 7)
    • Windows 7 では、file.openWithDefaultApplication を使用している場合に、一部のアプリケーションを .lnk ファイルから開くことができません。例えば、C:[ProgramData]\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Accessories\Sticky Notes.lnk や C:[ProgramData]\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Administrative Tools\System Configuration.lnk を使用する場合などです。(2573727)
  • <IMG> タグで ICO ファイルが表示されない(Mac OS 10.4/10.5)
    • Mac OS 10.4/10.5 では、<IMG> タグで ICO ファイルが表示されません。この問題は、Mac OS 10.6 では発生しません。(2563698)
  • Introspector を使用する際の EXITING イベント
    • イントロスペクターが HTML ベースの AIR アプリケーションで開いていると、EXITING イベントが正しく発生しません。(2559508)
  • 2.0beta2 アプリケーションがインストールされている環境に 2.0 アプリケーションをインストールできない
    • 2.0beta2 アプリケーションがインストールされている環境に 2.0 アプリケーションをインストールすることはできません。AIR ファイルが必要であることを示すエラーメッセージが表示され、アプリケーションベンダーに問い合わせるよう求められます。この状況では、より具体的な指示を示すエラーメッセージが表示されます。(2559067)
  • インストールされているアプリケーションのバージョンが実行中の場合、デバッグを行うことができない
    • 実行可能な AIR アプリケーションのインスタンスは 1 つだけです。この問題を回避するには、デバッグを行う前に、アプリケーション記述ファイルの <id> エレメントの値を変更します。(2516616)
  • Flex 4.0 Spark テキストおよび 2.0 の名前空間
    • Flex 4 Spark テキストコンポーネントの使用は、リリースされているバージョンの Flex 4 と AIR 2 を使用している場合にのみ許可されます。以前のバージョン(ベータ版)の Flex 4 には既知の問題が存在します。AIR 1.5.x では、Spark テキストコンポーネントがサポートされていません。(2559578)
  • CPU の使用率が 100% になる
    • Windows XP が動作する特定のハードウェア構成では、「theGood Uploader」という AIR アプリケーションが原因で CPU の使用率が 100% になる場合があります。(2540843)
  • SecureSocektMonitor を使用するとクラッシュする
    • Mac OS 10.5.8 以降では、ポーリング間隔が長い場合(例えば 1 ミリ秒)に、SecureSocektMonitorおよびその他のモニターを air.net パッケージで同時に使用すると、クラッシュする可能性があります。この問題を回避するには、ポーリング間隔を短くします。(2555669)
  • NativeWindow.maximize() を呼び出すと、複数の表示状態イベントが送出される
    • Mac システムでは、NativeWindow.maximize() を呼び出すと、NativeWindowDisplayStateEventが 2 回送出される場合があります。(2564809)
  • DVD から大量のファイルをコピーする際に時間がかかる場合がある
    • Mac OS 10.5 では、File API を使用して大量のファイルとデータを DVD からコピーすると、処理速度が著しく遅くなる場合があります。原因は、OS の潜在的な問題です。Mac OS 10.6 では、この問題は解決されました。(2414772)
  • Windows OS での透明なテキストのプリント
    • 透明で、非埋め込みフォントを使用する Flash Text Engine (FTE) テキストを含むページをプリントする場合は、ビットマップ、ベクター、または自動プリントジョブの各オプションを使用して正しくプリントすることができません。この問題を回避するには、フォントを埋め込んでください。(2629777)
  • ネイティブインストーラーのタイムスタンプ
    • ADT では、現在、Windows 上に構築されたネイティブアプリケーションインストーラーのタイムスタンプをオフにすることができません。.exe インストーラーに署名しようとすると、「-tsa none」引数が機能しません。通常、開発者はアプリケーションを構築およびテストする間、タイムスタンプをオフにして、ネットワークにアクセスしません。この問題を回避するには、この場合に .exe インストーラーに署名しないでください。(2628232)

Linux の既知の問題

  • Debian または rpm パッケージによる AIR 2 へのアップグレード
    • Debian または rpm パッケージによる AIR 2 へのアップグレードは、AIR 1.5.3 以降でのみサポートされています。また、AIR 1.5.3 以前のランタイムのバージョンに含まれていた adobe-certs パッケージは、システムのパッケージマネージャーを使用して、アップグレード後に手動で削除する必要があります。
    • AIR 1.5.3 より前のバージョンのランタイムは、Debian または rpm パッケージを使用して AIR 2 をインストールする前にアンインストールする必要があります。AIR ランタイムは、システムのパッケージマネージャーを使用して adobeair1.0 パッケージと adobe-certs パッケージを削除することによりアンインストールできます。
  • ネイティブアプリケーションに関する問題
    • OpenSuse11.2 が動作するコンピューターで作成されたネイティブアプリケーションパッケージを、古い RPM Linux ディストリビューションにインストールすることはできません。(2495682)
  • Linux のネイティブランタイムのインストール後のバッジインストールに関する問題
    • ネイティブパッケージインストーラーを使用してランタイムをインストールした後に、バッジインストールがうまくいかず、「エラーが発生しました。アプリケーションをインストールできませんでした。インストールをやり直してください。問題が解決されない場合は、アプリケーションの作成者にお問い合わせください。エラー番号 1」というメッセージが表示される場合があります。この問題は Flash Player 10.1 で解決されました。以前のバージョンの Flash Player でこの問題を回避するには、.air ファイルをダウンロードしてローカルに保存し、「Adobe AIR Application Installer」を使用してそのファイルをインストールします。これで、以降のバッジインストールは正しく行われます。
  • StorageVolumeChangeEvent イベント(Linux)
    • Linux では、storageVolumeMount イベントと storageVolumeUnmount イベントをトリガーしてネットワークドライブをマウントおよびアンマウントできない場合があります。(2363603)
    • 最新の Linux ディストリビューションでは、特定の場所(/media や $HOME など)にマウントされた物理デバイスとネットワークドライブに対して、storageVolumeMount イベントと storageVolumeUnmount イベントだけが StorageVolumeInfoオブジェクトによって送出されます。
  • Google Chrome の mailto リンクに関する問題
    • Google Chrome がデフォルトのブラウザーに設定されている場合は、mailto リンクが機能しません。(2565050)
  • KDE の KWallet での AIR アプリケーション名に関する問題
    • 暗号化されたローカルストア内のデータに AIR アプリケーションがアクセスしたときに表示される KWallet のパスワードダイアログでは、アプリケーション名が「匿名」として報告されます。(1862087)
  • Linux でのプリント
    • ビットマップのプリントのみサポートされています。
    • PrintJobクラスを使用しても、ページ設定ダイアログのオプションはサポートされません。
  • 特定のアプリケーションの表示がちらつく
    • iPlotz、SocialVisor、UVLayer、Time100 などの特定のアプリケーションを使用すると、アプリケーションのステージの表示がちらつく場合があります。(2487242)
  • インストールダイアログの一部が正しく表示されない
    • バイナリインストーラーを使用して AIR をインストールする場合に、インストールダイアログの一部が正しく表示されないことがあります。(2461190)
  • OpenSuse11.1 での SSL 認証ダイアログ
    • セキュリティで保護されている特定のサイトにアクセスすると、「SSL 証明書の警告」が表示されます。