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Flexリリースノート

Flex 3 SDK リリースノート

このドキュメントには、Adobe® Flex® 3 SDK のリリースノートとインストール手順が記載されています。このドキュメントはバージョン 3.2 の内容を反映して更新されています。

Flex 3 SDK について

Flex 3 SDK には、Flex フレームワーク(Flex クラスライブラリとも呼ばれます)、Flex コマンドラインコンパイラ、Flex デバッガ、ASDoc ユーティリティおよび Flash Player のデバッガバージョンが含まれています。Flex SDK を使用することによって、XML および SOAP Web サービスに接続する Flex アプリケーションや、BlazeDS などのサーバテクノロジを使用して PHP、ColdFusion、Java および .NET などの様々なサーバテクノロジに接続する Flex アプリケーションを開発、コンパイルおよび展開できます。

新機能

Flex 3 SDK の主な新機能と変更点は次のとおりです。新機能について詳しくは、Flex デベロッパーセンターを参照してください。

Adobe® AIR™ のネイティブサポート - Flex 3 には Adobe AIR のサポートが追加されており、開発者は HTML、AJAX、Flash、Flex などの既存の Web 開発スキルを使用して RIA を構築しデスクトップに展開できます。Flex 3 では、新しいコンポーネントが導入され、Adobe AIR 開発ツールが SDK および Flex Builder に組み込まれています。
注意:Flex 3.2では、このサポートが AIR 1.5 に更新されています。

永続的なフレームワークのキャッシング - Adobe プラットフォームコンポーネント用に新しい Flash Player のキャッシュを利用すると、Flex 3 アプリケーションを 50K まで小さくすることができます。

Advanced DataGrid コンポーネント - Advanced DataGrid は、階層データのサポートや基本的なピボットテーブル機能など、一般的に必要とされる機能を DataGrid に追加する新しいコンポーネントです。この機能は、Flex Builder Professional でのみ利用できます。

OLAP DataGrid コンポーネント - OLAP(online analytical processing)データグリッドによって、データをコンパクトな形式で集計し、これらのデータ集計を行と列の 2 次元グリッドに表示できます。この機能は、Flex Builder Professional でのみ利用できます。

拡張制約レイアウトメカニズム - 拡張制約は既存の制約ベースのレイアウトメカニズムに基づいており、兄弟関係の制約を使用して複雑で、サイズ変更可能なレイアウトを作成できます(Flex 2 では、定義できるのは親子の制約のみでした)。

Flex Charting パッケージの強化 - Flex 3 では、数多くの強化によって Charting パッケージの機能が向上しています。軸系では複数の軸がサポートされるようになり、DateTimeAxis で作業週のフィルタ処理が可能になりました。新しいデータ指向のグラフィック API によって、すべての項目を適切な画面位置にレンダリングするチャートを活用して、画面座標を描画できます。既存のすべてのチャートについて、新しいフォーマットオプションと操作機能が追加されています。この機能は、Flex Builder Professional でのみ利用できます。

Flex Component Kit for Flash CS3 - Flex Component Kit for Flash CS3 には、Flex アプリケーションにシームレスに統合できる Flash のコンテンツをオーサリングするための完全なワークフローが用意されています。Flash ユーザは、使い慣れた Flash のタイムラインモデルでコンポーネントを開発した後、いくつかの単純なパターンに従って、Flex 開発者が追加のコードなしにコンポーネントを組み込めるようにすることができます。Flex Component Kit for Flash CS3 は、アドビ システムズ社の Web サイト*で入手できます。

Flex Ajax Bridge ライブラリ - Flex 3 には Flex Ajax Bridge(FABridge)が含まれています。FABridge は小さいコードライブラリで、Flex アプリケーション、Flex コンポーネント、空の SWF ファイルに挿入して、ブラウザでのスクリプト処理に利用できます。FABridge を使用することによって、追加のコーディングを行わずに、ActionScript クラスを JavaScript で利用できるようにすることができます。ライブラリを挿入すると、基本的に ActionScript で実行できる処理は、JavaScript でも実行できるようになります。

Flex のオープンソース化 - Adobe Flex はオープンソース化され、フレームワーク、コンパイラ、デバッガなどのソースコードは、Mozilla Public License の下で利用できます。詳しくは、http://opensource.adobe.com/flex を参照してください。

インストール手順

Flex SDK のインストールは ZIP ファイルとして配布されます。このファイルには、Flex フレームワーク、Adobe AIR フレームワークおよびコマンドラインツール(mxmlc コマンドラインユーティリティ、Adobe AIR コマンドラインユーティリティ、ASDoc ユーティリティ、Flex コマンドラインデバッガ、デバッガバージョンの Flash Player など)が含まれています。

現在の Flash Player のアンインストール

Flex SDK は最新バージョンのデバッグ Flash Player 9 と共に使用する必要があるので、Flex SDK をインストールする前に、現在の Flash Player をアンインストールする必要があります。

Windows プラグインベースのブラウザ
この TechNote* から入手可能な適切なアンインストーラを実行します。

Macintosh
この TechNote* から入手可能な適切なアンインストーラを実行します。

Linux
手動での削除(インストールスクリプトでプラグインをインストールしたユーザの場合):

  • /home/<user>/.mozilla/plugins/ ディレクトリにある libflashplayer.so バイナリと flashplayer.xpt ファイルを削除します。

RPM での削除:

  1. ルートとしてログインし、次のコマンドを実行します。

    # rpm -e flash-plugin
  2. Enter キーを押して、画面の指示に従います。

Flex SDK のインストール

  1. Flex SDK ZIP ファイルをアドビ システムズ社の Web サイト*からダウンロードします。

  2. Flex SDK を保存するディレクトリを作成します。

  3. Flex SDK ZIP ファイルをこのディレクトリに展開します。Flex SDK には、次のディレクトリが含まれています。

    • ¥ant - Flex Ant タスクが含まれています。
    • ¥asdoc - MXML および ActionScript ソースコードから HTML ドキュメントを作成する、ASDoc ツールのヘルパーファイルが含まれています。
    • ¥bin - mxmlc、compc、asdoc および fdb の各ユーティリティが含まれています。bin ディレクトリには、必要に応じて変更可能な Java の設定を指定する jvm.config ファイルも含まれています。
    • ¥frameworks - コンパイルされたフレームワーククラス、設定ファイル、およびフレームワークソースコードが含まれています。
    • ¥lib - ユーティリティによって使用される JAR ファイルが含まれています。
    • ¥runtimes - air ディレクトリには Adobe AIR ランタイムのインストーラが、player ディレクトリにはデバッグバージョンの Flash Player 9 のインストーラが含まれています。
    • ¥samples - サンプルアプリケーションが含まれています。
    • ¥templates - Flash Player の検出およびブラウザ統合用の HTML テンプレートが含まれています。air フォルダには、サンプル Adobe AIR application.xml ファイルが含まれています。
  4. java_home¥bin ディレクトリがシステムパスに定義されているコンピュータ上に、JRE(Java Runtime Environment)がインストールされていることを確認します。JRE 1.4、1.5 または 1.6 が必要です。バージョン 1.4 の場合、JRE 1.4.2_06 以降が必要になります。

  5. install_root¥runtimes¥player¥platform ディレクトリから適切なデバッグバージョンの Flash Player をインストールします。

  6. (オプション)インストールが完了したら、コンピュータを再起動し、新しい Flash Player ブラウザプラグインが動作することを確認します。

  7. 次に、Explorer サンプルを表示します。Explorer サンプルを実行するには、install_root¥samples¥explorer¥build.bat ファイル(Windows)または install_root/samples/explorer/build.sh ファイル(UNIX および Mac OS X)を実行してコンパイルする必要があります。Flex コンパイラについて詳しくは、『Flex アプリケーションの構築および展開ガイド』の「Flex コンパイラの使用」の章を参照してください。

互換性に関する注意事項

後方互換性のためのコンパイラ引数 - Flex SDK の後方互換性の多くが変更されており、新しいコンパイラ引数 -compatibility-version を使用することによって Flex 2.0.1 の動作に戻すことができます。詳しくは、「Flex 3: Backwards Compatibility*」を参照してください。

-compatibility-version 引数でサポートされない後方互換性の問題 - Flex 2.0.1 で構築されたアプリケーションに影響を及ぼす可能性がある後方互換性の問題がいくつかあります。これらの問題は、以下のコンポーネントおよび構成の設定の動作に影響します。

  • flashType - flashType の使用は推奨されていません。
  • ComboBox ItemRenderer - paddingLeft の設定が変更されます。
  • DataGrid - DataGrid の動作に関する互換性の問題には、verticalScrollBar、rowCount や lockedRowCount、verticalSeperatorSkin および headerStyle が含まれます。
  • List - null 項目に対応するリストベースのコンポーネントが選択されます。
  • Button - カスタマイズされた selectedUpSkin、selectedDownSkin および selectedOverSkin を使用するボタンが、正しくサイズ変更されない場合があります。
  • UITextField - 保護されていた UITextField は、IUITextField 型になりました。
  • TileList - pageDown キーを使用して項目をスクロールしたときの TileList の動作が変更されています。
  • keep-as3-metadata - keep-as3-metadata は flex-config.xml から削除されました。
  • locale - ロケールは frameworks.swc に含まれるようになり、ローケルを指定するときにはその他の関連する問題が発生します。

これらの互換性の問題について詳しくは、「Flex 3: Backwards Compatibility*」ドキュメントの「Changes Not Supported By The Backwards Compatibility Flag*」を参照してください。

既知の問題

このセクションでは、既知の問題の一部について説明します。Flex の問題とそのステータスの一覧については、公開バグベース*を参照してください。公開バグベースでは、既知の問題を検索したり、既知の問題にコメントしたり、新しいバグを追加したりすることができます。

ヒント:検索条件をカスタマイズするには、フィルタを使用します。

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