JRun 4 アップデータ 4
Windows®, UNIX™, Linux™, および MacOS X™ 版
リリースノート
最終更新日 : 2004 年 9 月 7 日
このリリースノートには、Macromedia JRun 4 アップデータ 4 で解決された問題および、以下の情報が記載されています。
- インストール
- 強化された機能
- JRun 4 アップデータ 2 (build 61650) で解決された問題
- JRun 4 アップデータ 3 (build 75991) で解決された問題
- JRun 4 アップデータ 4 (build 84683) で解決された問題
JRun 4 アップデータ 4 で判明している問題点というドキュメントも以下のURLで参照できます。
http://www.macromedia.com/jp/support/jrun/ts/documents/updater_4_known_issues.htm
インストール
JRun 4 アップデータ 4 は、サービスパックあるいは、それ以前のアップデータのあるなしを問わず既存の任意のバージョンの JRun 4 インストールをアップグレードします。
Macromedia JRun 4 アップデータ 4 リリースを実行する前に、次の操作を行います。
- 1.3 あるいはそれ以降のデフォルト JDK がシステム上にインストールされていることを確認します。(インストーラが必要とします)
- すべての JRun サービスを停止します。 すべての JRun プロセスを停止できなかった場合、インストレーション処理が失敗することがあります。まだ起動している JRun サービスがあるかどうかを次の手順で確認できます。
- UNIX および Linux では、ps -ef または同種のコマンドを使用してプロセスを表示します。 残っている JRun プロセスをすべて終了させます。
- Windows では、Ctrl+Alt+Delete を押し、タスクマネージャを選択します。 [プロセス] タブで実行中の JRun プロセスのすべてを終了させます。 JRun サーバーが Windows サービスとしてインストールされている場合は、サービスコントロールパネルを使用してそれらのサービスを停止させてください。
- JRun に接続しているすべての Web サーバーを停止します。 IIS を JRun の Web サーバーとして使用している場合は、World Wide Web Publishing サービスをサービスコントロールパネルで停止してください。
- JRun 4 のインストールルートディレクトリを書き留めておきます (c:\jrun4 など)。
- Windows 2000、Window XP および Windows 2003 では、アップデータによって置き換えられる {jrun.home}/bin 内のいくつかの DLL がロックされることを避けるために Windows Management Instrumentation サービスを停止させます。
- Windows XP および Windows 2003 では、アップデータの実行に先立って JRun をアンインストールしたら、次のレジストリキーを手動で削除する必要があります、削除しなかった場合、任意の製品インストールおよびアップデータインストールは失敗します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\Products\955648EA1E7DC4D4FA99677EE7413103]"ProductName"="Macromedia JRun 4"
Windows レジストリの編集の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
JRun 4 インストールをアップデータ 4 でアップグレードするには :
- 使用しているオペレーティングシステムに応じて EXE、BIN または SIT ファイルのいずれかをダウンロードして実行します。
- インストールウィザードの指示に従ってインストールを実行、完了します。
- 各 JRun サーバーの "SERVER-INF/temp" ディレクトリの内容を削除します。
- インストールを完了したら、JRun サービスを再起動します。 必要に応じて、Web サーバーも再起動してください。
- Linux システムを誤使用の場合、バージョンによっては Web サーバーコネクタの手動によるインストールが必要な場合があります。詳細については、[JRun 判明している問題点」* の問題 50586 を参照してください。
メモ
- JRun 4 アップデータ 4 は、アップデータによって上書きされるすべてのファイルのコピーを含むディレクトリ {jrunroot}/updater4-backup ディレクトリを作成します。
- Mac OSX ユーザーの方は、シェルより .bin を実行します。 Stuffit はこの .bin ファイルを解凍できず、次のメッセージを生成します。"Archive was compressed with an unknown compression method" (アーカイブは不明な圧縮方法にて圧縮されています)
強化された機能
JRun 4 アップデータ 4 には、強化された次の機能が含まれています。
- 更新された JDBC ドライバ - JRun 4 アップデータ 4 キットには、JRun JDBC ドライバの バージョン 3.3 build 31 が含まれています。
- コネクタ - 特に Microsoft IIS 6.0 に対するパフォーマンスの強化および向上。 SunOne 6.1 SP2 がサポートされるようになりました。 NSAPI 用に次のプラットフォームが現在サポートされます。
- iPlanet 4.1 (NSAPI version 3.0)
- iPlanet 6.0 (NSAPI version 3.1)
- Netscape Enterprise Server 6.0 (NSAPI version 3.1)
- Netscape Enterprise Server 6.1 (NSAPI version 3.1)
- Sun One Web Server 6.1 (NSAPI version 3.2)
- Windows サポート - JRun は、Windows 2003 および IIS 6 を アップデータ 3 からサポートします。
- Apache サポート - JRun は、Apache バージョン 1.3.2x-1.3.31 および Apache バージョン 2.043-2.050 をサポートします。 Apache 2.x の古いバージョンを使っているユーザは、Apache をアップグレードする前に JRun 4 アップデータ 4 をインストールする必要があります。 Red Hat 8 および Red Hat AS 2.1 では、Apache rpm を使用していれば Apache 1.3.x がサポートされます。
- Linux サポート - JRun 4 は、Red Hat 8、Red Hat AS 2.1、AS 3.0、Novell SuSE Linux 8.0 をサポートしています。
- クラスタリング - サーバーパフォーマンス強化はクラスタでのロードバランス、フェイルオーバーを向上させました。
- JavaMail および JAF アップデート - JRun 4 は、JavaMail version 1.3.1 および JAF 1.0.2 を使用するようになりました。
このリリースで解決された問題
JRun 4 アップデータ 4 は次のバグ修正が含まれています。
ビルトイン JDBC データベースドライバ
アップデータ 3 は、最新のオリジナルのアップデータ 2 バージョン 3.2 JDBC macromedia_driver.jar データベースドライバを含んでいました。アップデータ 3 ドライバは、いくつかの問題を解決しました。 JRun 4 アップデータ 4 は、アップデータ 3 ドライバパックに追加の修正を加えた 3.3.build 31 を含んでいます。
Oracle
- 54831, 55217 - CLOB に null で終わるデータがある場合、Oracle CLOB はハングします。 (NLS_Characterset UTF8)
- 55313 - 誤って登録された出力パラメータは、Net8 プロトコルエラーは引き起こします。
- 54994 - Oracle で、ドライバは char(8) 用に 16 バイトを返します。 (NLS_Characterset JA16SJIS)
- 55605 - CLOB 列に、日本語キャラクタを挿入することができません。 (NLS_Characterset UTF8)
- 55308 - ストアドプロシージャから返される LONG 用の 2K の制限があります。 (現在は、32K)
SQL Server
- 51266 - SQL Server の最大接続数を超過すると、"No more data available to read" エラーが投げられました。 このエラーメッセージは簡潔だっため次の内容に変更されました。"[Macromedia][SQL Server JDBC Driver] A problem occurred when attempting to contact the server (Server returned: Connection reset)."
DB2
- 54536 - JRun は、Chinese Cp1114 エンコーディングを使用する DB2 データベースに接続できません。
すべてのデータベース
- 54826 - INSERT 文で列が指定されない場合、ArrayIndexOutOfBounds メッセージが発生します。
Web サーバーコネクタ
SunOne、Netscape、IPlanet コネクタ
NSAPI モジュールは最新のライブラリを使用するようになりました。 異なるバージョンに基づいた個々のモジュールは各メジャープラットフォーム毎にひとつのモジュールへと統合されました。 UNIX、Linux モジュールは、jrun_nsapi.so。 Windows モジュールは jrun_nsapi.dll です。
アップデータ 4 インストールは、コネクタモジュールのアップグレードを行いません。 インストール後に、Web サーバー設定ツール (wsconfig.jar) を使用して 手動にてNSAPI モジュールのアンインストールおよび再インストールを行いコネクターを更新する必要があります。
- 56697 - 最新の SunOne Web サーバーのサポート: SunOne 6.1 SP2。 多数の NSAPI コネクタは、ひとつのコネクタへ統合されました: jrun_nsapi.so または jrun_nsapi.dll
- 55695 - SSL および ISAPI でのメモリリーク。
- 54985 - コネクタの設定において ColdFusion 7 および Flex との統合用の .swf、.mxml、.crf ファイル名へのマッピングの追加。
- 54150 - /wsconfig/ の jrun コネクタログまたは、jrunserver.store への書き込み時の IIS 6.0 アクセス制御問題。 例:
- 53703 - コネクタ設定は、RHAS 3.0 Apache用に完了しますが、RH7 あるいは それ以前のものとして認識しています。 Apache はインストール後に反応しません。
- 54190 - Apache コネクタは、Mac OS X 10.3 上で読み込まれません。 Apache エラーログは次を示します:
- 56506 - IIS 6.0 ERRORURL は、lib\wsconfig\jrun_iis6.ini でサポートされます。 ユーザはこのファイルを作成する必要があります。 ErrorURL は、JRun が停止しているときにカスタマイズされたエラーページを表示します。 例えば、errorurl=http://localhost/servernotavailable.html.
その他
- 44972 - (アップデータ 3 で)強化された機能。 JRun は、Windows のサービスとしてインストールされます。 jrunsvc.exe [-starttimeout] [-stoptimeout] パラメターが追加されました。
停電または、コールドリブートの後に(過去のリリースにおいて) JRun が開始されるまで長い時間がかかり、サービスがJRun サーバーを開始するのを妨げることがありました。 サービスがエラー(Service-specific error 2)をスローするまでのサーバー開始および停止用の Windows サービスの閾値を調整することができます。 現在のデフォルトは 4 分 (240 秒、サーバー開始用) および 2 分(120秒、サーバー停止用) です。 この新しい機能は ColdFusion MX 6.1 またはそれ以降、あるいは JRun 4 build 73557 またはそれ以降にて働きます。 以下はコマンドラインの例です。
jrunsvc -starttimeout 300 "Macromedia JRun Default Server"JRun サーバーのコマンドラインオプションを見るには、コマンドライン jrunsvc のヘルプを参照します。 (jrunsvc --help)
詳細については、テクニカルノート18799 を参照してください。
- 47375 - JRun 3.1 と同じ動作 (失敗時に再起動しない) を提供するため JRun 4 サーバー用に -norestart スイッチが jrunsvc.exe へ追加されました。 デフォルトの動作は失敗時に自動的に再起動するです。 Windows 2000 または以降では、サーバーの再起動を制御するために Windows サービスの回復タブを用いることができます。 以下はコマンドラインの例です:
jrunsvc -install -norestart Server2 "Macromedia JRun Server2 Server" "Macromedia JRun Server2 Server" "Macromedia JRun Server2 Server"
メモ: JRun 用に Windows サービスを使用している場合、 JMC ではなく Windows コントロールパネルから サービスを開始するべきです。 JMC を介してリモートのサーバーを開始および停止した場合、すべてのサービスが [-norestart] スイッチでコントロールパネルにインストールされていないのであれば Windows サービスを使ってはいけません。 Windows サービスのスタートアップの種類はデフォルトで自動 に設定されます、これはJMCを用いることなく再起動でサーバーがリスタートすることを意味します。
- 55681 - アップデータ 3 退行。 アプリケーションが完全にデプロイされる前(例えば、開始処理中)にリクエストがアプリケーションへ送信され、デプロイの失敗を引き起こします。
- 52346 - jrun -stop コマンドは、jvm.config から最大ヒープサイズ (-Xmx) を使用します。 このコマンドは JRun プロセスの停止処理時に、メモリの制限あるいはシステム負荷によりハングさせることができます。
- 55263 - System.out は、JRun 3 (1 秒) よりも 10 倍もの時間を JRun 4 (10 秒) で要しました。 (2000 行の出力)
- 49452 - 日本語のキャラクタが Netscape ブラウザにて文字化けして表示されました。
- 55803 - JRun サービス (jrunsvc) の停止処理は、JRun サーバーを早すぎるタイミングで停止させます、これはセッションの永続性を損ないます (U2->U3 の退行)。 jrunsvc は、 停止のタイムアウトを待つのではなく 10 秒後にサーバーを停止します。 この問題は、Windows にて JRun をサービスとして使用しているときのみ発生します。
- 55700 - ColdFusion CFCOOKIE タグの expires 属性は正しく働きませんでした。 Cookie の期限切れ時間は JRun の影響により正しく設定されませんでした。 Cookie.setMaxAge() は古い Calendar オブジェクトを使用していました。
- 53346 - 明示的な System.gc() は、オブジェクトプールから削除しました。 これは、確かな jrun-resources.xml 設定の使用時にサーバーのハングを引き起こしえました。
- 55725 - JRun サーバーは、WebService (JRun Web サーバー) スレッド (web-xx) の数が 0 に達したときに、応答しないようになります。
- 50753 - 異なる IP アドレスを持つ既存のサーバーと同じポート番号を使用する新しく作成したサーバーの起動時に "Port already in use" エラーが発生します。 新しいサーバーの設定時に IPアドレスとポートを指定してにもかかわらず、JNDI はマシン上のすべてのIPアドレスにバインドします。
- 56800 - JavaMail は、バージョン 1.3.1 に、JAF (javax.activation) はバージョン 1.0.2 に更新されました。
- 55768 - jrun-web.xml 中の <resource-path> 用の仮想マッピングにて使用されるワイルドカードは、ある長さの最初のひとつを無視しました。例えば、
<resource-path>/cftest2/*</resource-path>
<resource-path>/cftest3/*</resource-path>
- 55438 - jspInit() でのメモリリークが jrun-web.xml で、reload=true を使用した時に見つかりました。 これは、JRun がサーブレットを 1500 ms 毎に再読み込みするためパフォーマンスに影響しました。 これは、開発用環境での問題ではありません。 次のメッセージは、本番アプリケーション用の開始処理の間に System.out ファイルに追加されました。
- 55439 - jspDestroy() メソッド (前のサーブレットを破棄する) は、jrun-web.xml で reload=true の場合に呼び出されませんでした。 これは、55438 と関連するパフォーマンス問題であり、メモリリークをもたらしえました。
- 56311 - TagExtraInfo 実装を使用したネストしたカスタムタグは次のコンパイルエラーを投げました。 "duplicate declaration of local variable".
- 48589 - JMC "更新の確認" ボタンは修正されました。
- 52853 - データベースにてロックが解放されない場合、トランザクションアプリケーショーンはハングします。
- 53422 - TransactionImpl および TransactionManagerImpl の間で両者はお互いを待っているため、JVM のデッドロックが発生します。
- 56900 - JMC は、IP アドレスを備えたリモートのサーバー登録を使用した時に囲まれたサーバー名を示します。
- 55829 - 早すぎるリクエストのタイムアウトを避けるために、 (アップデータによって) ProxyService および WebService 用のすべての既存サーバー用に threadWaitTimeout は 300 に設定されます (元は 20)。 jrun4/servers/template.zip jrun.xml も、あたらしく作成されるサーバーのために更新されます。
- 56262 - jrun.xml 最適化。 SchedulerService のデフォルトが、特定種類のアプリケーションによるハングからサーバーを防ぐために追加されました。 設定が存在しないばあい、これらが追加されます。 あるいは、既存設定を読み込み、それらが内部ルールに反していないことを保障します。 次の表は新旧のデフォルト値です。
パラメータ名 以前のデフォルト 新しいデフォルト MaxHandlerThreads 20 500 MinHandlerThreads 1 20 ActiveHandlerThreads 10 25 ThreadWaitTimeout 20 180
コネクションプーリング
- 53486 - JRun は、プールからコネクションを得るために 30秒 (30回) 繰り返します。 この繰り返しは connection-limited データソース - jrun-resources.xml <maximum-size> に影響します。 以前のデフォルトは 10 でした。
Connection-limited データソース
JRun プーリング (JRun 管理コンソールにて入力されたデータソースのためのもの) を使用する JRun および ColdFusion MX ユーザは、jrun-resources.xml 内でデータソース用に <maximum-soft> 属性を false に設定できます。 この属性は <maximum-size> 設定をプールに重視させることを強いることができます。 そうでなければ、コネクションプールは負荷の元でデータベースの限界を広げることができます。 詳しい情報は、「JRun 管理者ガイド」*のデータソースの設定を参照してください。
クラスタリング
- 50179 - JRun コネクタは、リモートサーバーが停止したことを即座には検地できませんでした。
- 54628 - JRun サーバー および Web サーバーが頻繁に再起動される場合、 jrun.serversoter が不正確なものになることがありました。
- 54629 - jrun.serverstore は起動後に再初期化されませんでした。 これは、もしコネクタ起動処理時に任意のクラスタメンバが停止していれば Web サーバーコネクタが不正確なデータを持つことを引き起こしえました。
- 52732 - ネットワーク故障などのハードウェア不良の発生時にフェイルオーバーは予測不能です。
EJB
- 56674 - findByPrimaryKey に null が渡された時、FinderException ではなく illegalArgumentException が投げられました。