JRun 4 アップデータ 3 リリースノート
JRun® 4 アップデータ 3 Windows® 版、UNIX™ 版、Linux™ 版、および Mac OSX™ 版
最終更新日 : 2004 年 4 月 15 日
このリリースノートには、JRun 4 アップデータ 3 に関する以下の情報が記載されています。
- 概要
- インストール
- 強化された機能
- JRun 4 アップデータ 2 (build 61650) (前回のリリース) で解決された問題
- JRun 4 アップデータ 3 (今回のリリース) で解決された問題
JRun 4 アップデータ 3 には、「JRun 4 アップデータ 3 で判明している問題点」というドキュメントもあります。このドキュメントは、http://www.macromedia.com/jp/support/jrun/ts/documents/updater_3_known_issues.htm で参照できます。
概要
JRun 4 アップデータ 3 は、JRun 4、JRun 4 SP1、JRun 4 SP1a および JRun 4 アップデータ 2 のインストールをアップグレードします。JRun4 アップデータ 3 は、SP1、SP1a、アップデータ 2 のすべてのアップデートバージョンを含む、累積的なビルドです。したがって、アップデータ 3 のインストール前に、JRun 4 SP1、SP1a、またはアップデータ 2 をインストールする必要はありません。
このドキュメントでは、JRun 4 アップデータ 3 に関する情報を説明します。SP1 と SP1a リリースに含まれるアップデートの情報については、以下のリソースを参照してください。
メモ : SP1a は累積的な修正プログラムであり、すべての SP1 アップデートと情報が含まれています。
インストール
Macromedia JRun 4 アップデータ 3 は、既存の JRun 4 インストールをアップグレードします (サービスパックや以前のアップデータがインストール済みであるかどうかは関係ありません)。
Macromedia JRun 4 アップデータ 3 リリースを実行する前に、次の操作を行います。
- すべての JRun 4 サービスを停止します。停止できなかった JRun サービスがないかを次の手順で確認します。
- Unix 版および Linux 版では、ps -ef または同種のコマンドを使用して、プロセスを表示します。JRun プロセスが残っている場合は、そのプロセスを強制終了します。
- Windows 版では、Ctrl+Alt+Delete を押し、タスクマネージャを選択します。[プロセス] タブで、実行中のすべての JRun プロセスを終了します。JRun サービスが Windows サービスとしてインストールされている場合は、コントロールパネルを使用してサービスを終了してください。
- JRun に接続しているすべての Web サービスを終了します。IIS を JRun の Web サーバーとして使用している場合は、World Wide Web 発行サービスを終了してください。
- JRun 4 のインストールルートディレクトリの場所を書き留めておきます (c:\jrun4 など)。
- Windows XP および Windows 2003 では、アップデータの実行に先立って JRun をアンインストールしたら、次のレジストリキーを手動で削除する必要があります。
このレジストリキーを削除しないと、製品インストールまたはアップデータインストールは失敗します。[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\Products\955648EA1E7DC4D4FA99677EE7413103]"ProductName"="Macromedia JRun 4"
Windows レジストリの編集の詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
JRun 4 インストールをアップデータ 3 でアップグレードするには :
- 使用しているオペレーティングシステムに応じて、EXE、BIN、または SIT ファイルのいずれかをダウンロードして実行します。
- インストールウィザードの画面の指示に従って、インストールを実行、完了します。
- 各 JRun サーバーの "SERVER-INF/temp" ディレクトリの内容を削除します。
- インストールを完了したら、JRun サービスを再起動します。必要に応じて、Web サーバーも再起動してください。
- Linux システムをご使用の場合バージョンによっては、Web サーバーコネクタの手動によるインストールが必要な場合があります。詳細については、「JRun で判明している問題点」の 50586 を参照してください。
Notes
- JRun 4 アップデータ 3 は、" sp-updater"、"{jrunroot}/updater3-backup" というディレクトリを作成します。このディレクトリには、アップデータによって上書きされるファイルすべてのコピーが作成されます。
- Mac OSX をお使いのユーザーは、shell から .BIN を実行してください。Stuffit はこの .BIN を解凍することができず、"Archive was compressed with an unknown compression method" がスローされます。
強化された機能
JRun 4 アップデータ 3 には、強化された次の機能が含まれています。
- 更新された JDBC ドライバ - JRun 4 アップデータ 3 キットには、JRun JDBC ドライバの更新されたバージョンが含まれています。
- Axis 1.1 - JRun 4 アップデータ 3 には、Axis 1.1 Web サービスエンジンが含まれています。Axis 1.1 の詳細については、http://ws.apache.org/axis/ を参照してください。
- Flash Remoting Updater Release 1 - JRun 4 アップデータ 3 には、Flash Remoting アップデータリリース 1 が含まれています。Flash Remoting アップデータリリース 1 の詳細については、Flash Remoting アップデータ 1 リリースノートを参照してください。
- コネクタ - Linux および Unix プラットフォーム用の Microsoft IIS および Apache のコネクタが強化されました。
- Windows サポート - JRun で、Windows 2003 および IIS 6 がサポートされるようになりました。
- Apache ソースコード - "wsconfig.jar" の中の "ApacheModule.zip" に Apache ソースコードが新しく含まれています。Apache モジュールを作成する方法については、"ApacheModule.zip" ファイル内の "ApacheBuildInstructions.txt" に記載されています。ソースコードは、"<jrun-root>/connectors" にも格納されています。
- Apache サポート - JRun は、新たに Apache バージョン 1.3.2x ~ 1.3.29、および Apache バージョン 2.043 ~ 2.048 をサポートするようになりました。Apache 2.x の古いバージョンを使用している場合、Apache をアップグレードしてから、JRun 4 アップデータ 3 をインストールしてください。apache rpm を使用している場合は、Redhat 8 および Redhat AS2.1 Apache 1.3.x がサポートされます。
- Linux サポート - JRun 4 アップデータ 3 は、RedHat 8、Redhat AS2.1 および Novell Suse Linux 8.0 でサポートされるようになりました。
JRun 4 アップデータ 3 (今回のリリース) で解決された問題
JRun 4 アップデータ 3 では、次のバグが修正されました。
ビルトイン JDBC データベースドライバ
JRun 4 アップデータ 2 build 61650 と一緒にリリースされたオリジナルの JDBC 3.2 ドライバに、これらのバグの大半が含まれていました。
Oracle
- 53182- 3 ~ 6MB の CLOB が 0 バイトを返します。
- 53366 - CLOB の取得中に文字セット "ELM8MSWIN1253" がハングします。
- 53357 - CLOB 取得で、EL8MSWIN1253、JA16SJIS の場合に 0 バイトが返されます。
- 52262 - NLS_CharacterSets が EL8MSWIN1253 あるいは JA16SJIS の場合、2000 以上の文字を含む CLOB の更新に失敗します。
- 53466 - CLOB 選択で、NLS_CharacterSet: JA16SJIS が設定されていると、java.lang.ArrayIndexOutOfBoundsException がスローされます。
- 53477 - Oracle 9i JA16SJIS データベースに接続しようとすると、"読み取り (または選択、更新、挿入) 可能なデータがありません" という内容のメッセージが表示されます。
- 53758 - Oracle9i で NLS_CharacterSet: JA16SJIS の場合に、CLOB 選択で ArrayIndexOutOfBoundsException がスローされます。
- 53752 - NLS_Characterset が WE8ISO8859P15 の場合に、CLOB 取得でハングします。
- 53750 - ドライバが、2000 文字を超える VARCHAR アウトパラメータを受け入れません。
- 53357 - NLS_CharacterSet が WE8ISO8859P15 の場合に、CLOB 更新で失敗します。
- 49775 - クライアントの変数データが大量にある場合、Net8 プロトコルでエラーになります (軽負荷)。
SQL Server
- 52851 - 回帰。SQL Server で予期せず接続が切断された場合、CPU の使用率が急上昇します。
- 53556,53280 - 回帰。2048 文字の SQL ステートメントで、ArrayIndexOutOfBoundsException が発生します。
Web サーバーコネクタ
- 53456 - Solaris。Apache 1.3.27 コネクタのログの書き込み中に Segfault が発生します。
- 49111- iPlanet 4.1 マッピングが破損します。
- 50475 - url-pattern として '/*' を持つサーブレットマッピングが web.xml にある場合、ASP ページが処理されません。
- 50761 - 外部 Web サーバーの内部で JRun を実行する場合、サーバーヘッダーの中に JRun が含まれません。
- 52363 - IIS コネクタは、アップデータ 2 をフィルタではなく拡張機能としてインストールします。JRun は、常にデフォルトでフィルタとしてインストールされます。
- 53381 - Apache コネクタのコンパイルが、新しいファイル jrun_utils.c に対して、"undefined symbol: normalizeURI" をスローします ("wsconfig.jar/apachemodule.zip" 内の "ApacheBuildInstructions.txt" を参照してください)。
- 53576 - response.getDateHeader("If-Modified-Since") は、IIS コネクタで実行中に "IllegalArgumentException: Unparseable date exception" をスローします。
- 53589 - NSAPI のヘッダーに部分的に文字化けが含まれている場合、"java.lang.NullPointerException" がスローされます。
- 53606 - IIS 5 では、2 つのヘッダーが送信されるときに最初のヘッダーに値が何も設定されていない場合、getHeader("header1") で "header2" という文字列と header 2 の値が表示されます。
- 53720 - リクエストすべてについて、"jrNSAPI[0] reports: nsapi_perm_strdup(NULL)!" という IPlanet 4.1 のエラーメッセージがログファイルに出力されます。
- 54356 - Apache 1,3.2x および 2.0.4x コネクタが、MacOS 10.28 で使用できるようになりました。
- 53451 - Apache 2.x の不正な要求のスレッドにより、サーバーの応答が停止し、Web サーバーの再起動が必要になります。ログには "Too many concurrent requests" と出力されます。
- 47462 - SunOne。一部の CGI 変数が返りません (例: USER_AGENT)。
- 50907 - JRun で jrpp サービス用の非アクティブな属性を false に設定するよう jrun.xml に書き込めない場合に、"アクセスが拒否されました" という内容のエラーがスローされます。修正される以前は、接続ウィザードがコネクタを構成しますが、プロキシサービス が JRunの起動メッセージに出力されず (ポート 51000 でリスン中)、ページがまったく表示されませんでした。
- 51802 - Solaris 上の IPlanet。大きなファイルのアップロード中にメモリリークが発生します。
- 51983- JRun4/Microsoft IIS では、各ヘッダーに 4K のサイズ制限があるため、cookie すべての合計サイズは 4K を超えることはできません。新しい既定値は、RFC 仕様に準拠しています。
- 52179 - アップデータ 2 キットにコネクタソースが含まれません。
- 53969 - ヘッダー名に '_' が含まれていると、JRun が正しく動作しません。SM_USER が存在する場合、JRun は '_' を '-' で置き換えます。SM_USER と SM-USER というヘッダー名が 2 つとも存在する場合、JRun は SM-USER だけを考慮します。その他
- 53299 - Mac OS X にインストールできません。
- 52159 - Portscan.dll がキットに含まれていないため、実行ステータスを表示するために JMC がサーバーを検出しているときに、JRun がハングします。
- 51981 - リダイレクト時に、response.encodeRedirectURL("http://localhost/foobar.jsp) で 404 エラーが発生します。
- 53072 - JSP がサーブレットに転送され、サーブレットが出力ストリームを取得したときに、JRun が不正な状態を示す例外をスローします。
- 53568 - ServletContextListener contextInitialized() メソッドは、常に Servlet init() メソッドより先に呼び出される必要があります。
- 54059 - 存在しないサーブレットにアクセスしようとすると、NullPointerException が発生します。
- 49519,52346 - jrun -stop [ server ] で、2 つの jrun.exe でメモリ不足または CPU 使用率の急上昇が発生します。
- 54102 - JRun Web Server (JWS) で SSL を有効にすると、ローカルホスト以外のマシンからの接続を受け入れなくなります。
- 53668- WEB-INF/lib の下にある jar ファイル内に古いバージョンを持つクラスに依存していて、WEB-INF/classes の下に新しいクラス (必要に応じてインターフェイスが変わる) がある場合、JSP はコンパイルに失敗します。
- 53448- 一対多リレーションシップでは、"多" の側に複合プライマリキーがある場合、コレクションの反復子の取得中に 'Argument Type mismatch' 例外がスローされます。
- 49452- JRun 4 を Netscape と共に使用すると、日本語が文字化けします。
- 54614 - JRUN でコンテクストパスが "/" に設定されている場合、CFMX の実行時にアクセス違反となります (すべてのコネクタ)。
- 44972 - 強化された機能。JRun は、Windows サービスとしてインストールされます。jrunsvc.exe [-starttimeout] [-stoptimeout] パラメータが追加されました。
以前には、停電やコールドリブートなどの後に JRun サーバーを起動する際に長い時間がかかることがありました。また、サービスは JRun サーバーにクリーン起動を許可しませんでした。
サービスがエラー (Service-specific error 2) をスローする前に、サーバーの起動/停止時の Windows サービスのしきい値をユーザーが調整できます。現在の既定値は 4 分 (240 seconds - start) および 2 分 (120 seconds - stop) です。新機能は、ColdFusionMX 6.1 以降および JRun 4 build 73557 以降で使用できます。詳細については、テクニカルノート 18799 を参照してください。
jrunsvc --help は、オプションを表示します。
例 : jrunsvc -starttimeout 300 "Macromedia JRun Default Server" - 47375 - 強化された機能。JRun4 サーバーが JRun 3.1 と同じように動作できるよう (失敗時再起動なし)、jrunsvc.exe に -norestart スイッチが追加されました。(Win 2000 以上では) Windows サービスの "Recovery" タブを使用してユーザーが再起動を制御できます。デフォルトの動作では、失敗時に自動的に再起動します。
jrunsvc -install -norestart Server2 "Macromedia JRun Server2 Server" "Macromedia JRun Server2 Server" "Macromedia JRun Server2 Server"
メモ : JRun で Windows サービスを使用する場合、ユーザーは JMC ではなく、Windows コントロールパネルからサーバーを起動する必要があります。
JMC 経由でリモートサーバーの起動/停止を行うには、すべてのサーバーがコントロールパネルにインストールされていて、[-norestart] スイッチを使用している場合以外は、Windows サービスを使用しないでください。
JDBC/Connection のプーリング
- 49902 - JRun データソースを使用したときに、UpdateRow が、DataDirect ドライバを使用する SQL Server で動作しません。DriverManager を使用すると適切に動作します。
- 50157 - ResultSet.first() は、CallableStatement および native-results が true に設定されている JRun データソースで使用した場合、サポートされていないメソッドをスローします。ResultSet.first() は、native-results が false である Driver Manager と共に使用した場合は、適切に動作します。
- 50285 - ResultSet.first() および ResultSet.last() は、Oracle および PreparedStatement では動作しません。また、native-results=true に設定されている場合も動作しません。ResultSet.first() および ResultSet.last() は、DriverManager で、native-results が false に設定されている場合に動作します。この問題は、バグ 50157 に関連していると考えられます。
- 51908 - ResultSet.TYPE_SCROLL_SENSITIVE、および ResultSet.CONCUR_UPDATABLE を持つスクロール可能な ResultSet は、SQL Server および Merant jdbc ドライバで動作しません。
- 52485 - クエリがデータソースタイムアウトより長く実行され、データソースがプールされている場合、JRun がハングします。クエリが完了するまで、Jrun は接続を取得しようとするすべての試行を中断します。
- 53486 - プールから接続を取得しようと試みる再帰的ループが原因で JRun がハングすることがあります。(connection-limited データソース - jrun-resources.xml <maximum-size> に影響します)。
Connection-limited データソース
JRun プーリング (データソースが JRun Management Console 内にプールされる) を使用する JRun または ColdFusionMX ユーザーは、jrun-resources.xml 内のデータソースに対し、<maximum-soft> 属性を false に設定できます。これにより、プールが <maximum-size> 設定を優先するようになります。データソース設定の詳細については、『JRun Admininstrator's Guide』を参照してください。
デプロイ / 検証
- 44859 - リモート起動では、Entity Bean プライマリキーがシステムのクラスパスにあることが必要です。
- 52821 - クラスパス要素が ejb jar ファイルのマニフェスト内にあると、linux 上で動作しません。同じマニフェストファイルは、Windows では動作します。
EJB/データ保持
- 51728 - JRun は、sessionContext.getEJBObject() に対して null を返します。これは、JRun 4.0 sp1a では使用できました。
- 54291 - データを CMR に追加する場合、CMP が "String" 型以外のプリミティブタイプラッパークラスにプライマリキーを持つ場合、そのデータがデータベースに挿入されていても、JRun は java.lang.InstantiationException をスローします。
Java メッセージングサービス
- 51652 - "jms.session.closed" が jrun/jms/core/client/resource.properties にありません。
- 53167 - JMS QueueBrowser が JMS クエリのブラウズに使用されている場合、JRun でメモリリークが発生します。
- 53342 - Oracle を rdbms として使用した場合、既存のテーブルで JMS スタートアップエラーが発生する。テーブルが存在しない場合、適切に動作します。
- 53560- JMS メッセージリスナはデータベースに保存されたメッセージを適切に実行しません。すべてのメッセージを実行するには、JRun サーバーおよびメッセージリスナを再起動する必要があります。
- 54119 - ロードのテスト中、jdbc 永続化が MS メッセージの永続化に使用されている場合、MDB は一部のメッセージを取得しません。
クラスタ
- 50179 - JRun コネクタがダウンしたリモートサーバーを直ちに検出しません。
- 54628 - JRun サーバーおよび Web サーバーが頻繁に再起動されると jrun.serverstore ファイルが不正確になることがあります。
- 54629 - jrun.serverstore が起動後に再初期化されません。この問題は、コネクタの起動時に一部のクラスタメンバーがダウンしていて、Web サーバーコネクタに正確でないデータが含まれていることにより発生します。
- 52732 - ハードウェア傷害発生時 (ネットワーク停止など) のフェイルオーバーがあてにならない。