About Adobe Press Room Press Releases
For Immediate Release
アドビ システムズ 株式会社が
Adobe(R) After Effects(R) 4.1日本語版を発表

さらにパワーアップしたクリエイティブな新機能を搭載

【1999年10月15日】
アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区 取締役:グラハム フリーマン)は本日、同社のモーショングラフィックスとビジュアルエフェクトソフトウェアであるAdobe After Effects 4.1日本語版のスタンダード版およびProVersionを発売すると発表しました。Macintosh(TM)版、Windows(R)版共に、価格はオープンプライスで、市場での価格はスタンダード版が11万円前後、ProVersionは25万円前後になると予想されます。またAdobe After Effects 4.0日本語版からAdobe After Effects 4.1日本語版へは、アドビからの提供価格5,000円(スタンダード版、ProVersion共通)で、またバージョン3.xからは同じく30,000円でアップグレードできます。さらに、スタンダード版からPro Versionへはアドビからの提供価格150,000円でアップグレードする事ができます。発売時期は1999年11月12日を予定しています。なお、発売を記念してスタンダード版、ProVersion共に、Cycore Computers Inc.のCult Effects(TM)プラグインからTurbulent Noise、Radial Shadow、Colors Quadの3種類が同梱されます。

Adobe After Effects 4.1日本語版は、映画やテレビでのオープニングタイトルやポイントとなる合成や特殊効果のシーン、さらにCM、ビデオ、マルチメディアタイトル、Webサイトなど映像制作に関わるあらゆるモーショングラフィックスデザイナーやビジュアルエフェクトアーティストに最適の機能を提供します。Adobe After Effects 4.1日本語版でより強化され、作業効率の向上を実現する機能としては、異なるメディアで作成されたファイル変換機能の強化、主にオペレーション面での各コントロール機能の改善と強化、ネットワークレンダリングの強化などがあります。さらに、Adobe After Effects 4.1日本語版では、より効率的なコンポジションやアニメーション、エフェクトの制作環境の提供にも力を入れています。API(Application Programming Interface)を拡張し、サードパーティ各社にAfter Effectsプロジェクトデータへのアクセスの枠を広げ、ソフトウェアやハードウェアのデベロッパーが新たなプラグインを開発できる環境を整えました。Adobe After Effectsとの統合性をより容易に与えられるこの環境は、ソフトウェアやハードウェアとのスムーズな連携によるソリューションの提供を可能にします。

メディア変換機能の強化
Adobe After Effects 4.1は、多くの関係者が関わるプロジェクトに容易に参加できるようオープンメディア環境になっています。対応するファイルの解像度は従来までの4000 x 4000 から30k x 30kまで拡大され、新たにRLAやSoftimage PICなどの3Dファイルがサポートされました。またAdobe After Effects 4.1では、QuickTime 4.0の出力コンポーネントをサポートしており、音声のみの出力やストリーミングビデオ、DVフォーマットの出力が1ステップでできるようになっています。さらに、ProVersionで提供されている3DチャンネルパックはSoftimage ZPICやRLA、Electric Image EIZなどの3D補助チャンネル(Zチャンネル)をサポートしており、この情報を利用したエフェクトの適用も可能になっているので、3DCGの素材を2Dグラフィックに生かすことができます。

クリエイティブコントロールの強化
コンポジティングや2Dアニメーション、ビジュアルエフェクトのツールは、フローチャートビューやエフェクトテンプレート、テキストへの縁取り処理を可能にした「塗り」と「線」の機能をはじめ、さまざまな機能が強化さています。モーションパスやその他のパスのスムージング処理を行う「スムーザー」はスタンダード版にも装備されました。

・ フローチャートビュー: プロジェクト内のネスト化されたコンポジション同士がどのよ うに関連しているかを視覚化し、プロジェクトの全体的な構造を把握できます。あるユー ザが別のチームメンバーなどに作業を引き継ぐ際、プロジェクトの構成を伝達するときに も役立ちます。

・ エフェクトテンプレートの管理: 気に入ったエフェクトの組み合わせやキーフレームを「エフェクトテンプレート」として保存でき、再利用することができます。「エフェクトテンプレート」の情報は、クロスプラットフォームのファイルとして保存し、チームメンバーの間で共有することもできます。この情報は、エフェクトメニューに新たに追加された「エフェクトテンプレートを適用」を選択するだけで利用できます。

・ マスキングの強化: 新たに、マスキングされた部分の不透明度の設定が可能になりました。この不透明度はマスクごとに設定でき、キーフレームも適用できるため、コンポジション内でエレメントがどのように出現/消失するかの設定が容易になります。また、マスクをコピーし、位置のキーフレームにペーストすることで、モーションパスとして利用することも可能です(反対にモーションパスをマスクとして使用することも可能)。例えば、Adobe Illustrator(R)で描かれた複雑なマスクをコピー&ペーストして精巧なモーションパスを瞬時に設定することが可能です。さらに、個々のマスクをロックし編集を防止する機能や自由変形モードでマスクを修正する機能などが追加されています。

・ ストロークアニメーション: 線エフェクトに開始点および終了点のパラメータが追加さ れたことで、オブジェクトの図形そのものをスクリーン上で簡単にアニメーション化す ることが可能です。例えば、Illustratorで描いたオブジェクトをコピーし、モーションパ スの形にそって線を動かしたり、スクリーン上で文字の筆跡をアニメーション化するこ とも可能です。

・ RGB、アルファチャンネル制御の固定化: 赤、緑、青、アルファチャンネルの制御が固 定式になり、特定のチャンネルを表示させながら編集作業を行うことが可能です。

・ 各種ツールの使い勝手の向上: ワークエリアバー、表示・非表示アイコンなどのツールの使い勝手がよくなり、ワークエリアバーはバーの中心をドラッグして作業領域を移動させることができます。また、複数の表示・非表示やモーションブラーのチェックボックスはマウスをドラッグすることで、1度にすべてを変更させることができるようになっています。

生産性の向上
Adobe After Effects 4.1では、「ファイルを収集」やキーフレーム補助への「シーケンスレイヤー」の追加、RAMプレビューファイルのワンステップ保存、マスクレンダリングの2〜20倍の高速化など、より効率的な作業のサポートを行っています。また、ProVersionではネットワークレンダリングを強化し、さらに生産性が向上しています。

「ファイルを収集」を実行すると、指定したフォルダの中にプロジェクトやコンポジションで使用しているすべてのファイルのコピーとソースフッテージの保存を自動的に行います。保存する際、プロジェクトのレンダリングに必要なすべてのファイルやフィルタを記述したレポートを生成し、さらに自分でコメントを追加することも可能です。プロジェクトが終了したときの全体のバックアップや、他のワークステーションで作業をするとき、他のメンバーにプロジェクトの内容を伝達する時に役立ちます。

キーフレーム補助の「シーケンスレイヤー」は、マウスをクリックした順番にレイヤーを連続的に配列することが可能です。レイヤーをオーバラップさせるか、カットでつなげるか、ひとつのレイヤーから次のレイヤーにフェードアウトさせるかを指定することも可能です。

Apple(R)ナビゲーションサービスのサポートで、Mac OS(R)8.5以降を使用しているユーザは、ファイルを効率的に取り扱う新しい「開く/保存する」ダイアログボックスを利用することができます。新しいダイアログ・ボックスを使用するかどうかは環境設定で設定できます。

柔軟なダイナミックメディアソリューション
Adobe After Effects 4.1は、Adobe Photoshop(R)をはじめ、Adobe Illustrator、Adobe Premiere(R)との統合を強化しています。複数のAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorファイルを、レイヤーを保持したままコンポジションとして一度に取り込むことが可能です。当然、このときもAdobe Photoshopファイルの調整レイヤー、レイヤー効果などは維持されます。

ProVersionの新機能
上記の機能の他にProVersionでは、3Dチャンネルのサポートや効率化のための優れたパフォーマンスとワークフローが提供されています。

3次元空間では、ちょっとしたオブジェクトの色補正やブラーの調整、別の素材との合成でも膨大な処理時間が伴います。新たに搭載された3Dチャンネルパックでは、これらの処理をより短時間で行える2次元空間の環境に3Dシーンを持ち込むことが可能になりました。読み込んだ3Dファイルの補助チャンネルを読み込み、3Dチャンネルパックの5種類のエフェクトを利用して、Softimage ZPICやRLA、Electric Image EIZなどのZチャンネルを操作することが可能です。

・ デプスマット: 3Dファイルに含まれるZ深度の情報を読み取ってZ軸に沿って画像を 切り取り、Z軸に沿って配置された3Dオブジェクトの間に他のオブジェクトを挿入す ることができます。

・ 被写界深度: 3Dファイルのある一部のみに焦点を合わせ、他の部分をぼやけさせるカ メラの被写界深度のシミュレーションを可能にします。

・ IDマット: 3Dプログラムには、識別を容易にするためにオブジェクトにオブジェクト IDを付加しているものがあります。IDマットエフェクトは、この付加されたIDを利用 し、特定のオブジェクトを分離して、そのオブジェクトだけに作業を行うことを可能に します。

・ フォグ3D: Z軸に沿ってフォグエフェクトを適用し、3Dシーン内の遠くにある部分に 「もや」をかけたり、霧を遠くから手前にかけることが可能です。

・ 3Dチャンネル抽出: 補助チャンネルをグレースケール画像または他チャンネルカラー 画像として表示させ、様々な方法で補助チャンネルの情報を利用することが可能です。 例えば、Z深度チャンネルを変換し、「パーティクルプレイグラウンド」エフェクトのパ ーティクルの拡大/縮小のための画像マップとして利用し、3Dシーンの遠くにあるパー ティクルをより小さく見せることも可能です。

After Effects 4.1 ProVersion日本語版では、ネットワークレンダリング機能が大幅に強化され、追加料金を支払うことなく、レンダリングエンジンを無制限にインストールするライセンスが追加されました。このため、ユーザは1パッケージのAdobe After Effects 4.1 ProVersionで、レンダリングエンジンを必要なマシン数にインストールし、ネットワークレンダリングの環境を構築することができます。

このレンダリングエンジンは新たに採用された「フォルダの監視」や「ファイルを収集」機能と連動し、より効率的なネットワークレンダリングプロセスを提供します。ファイルを収集を実行するときに、ネットワークへの参加マシン数を設定し、指定したフォルダにレンダキューアイテムが保存されると、ネットワーク上からこの「フォルダを監視」していたレンダリングエンジンが、自動的にレンダリングを開始します。

ネットワークレンダリングは、レンダリングに参加するコンピュータの台数を指定でき、WindowsとMacintoshの混在も可能です。各レンダリング作業の進行状況は、Webブラウザで確認できます。レンダリングエンジンは、すべてのプロジェクトが完了すると次のプロジェクトがフォルダに入るまで何日でもフォルダの無人監視を続けるため、より高速で効率的なレンダリングプロセスが行われるようになります。レンダリングエンジンにレンダリングをさせたまま、アプリケーションソフトウェア本体はプロジェクトの編集に専念することも可能です。

さらに、ProVersonでは、モーションパックやキーイングパック(従来のディスト−ションパックの名称を変更)、エフェクトパック、オーディオパックが提供されます。

システム構成
Macintosh
Power Macintosh(R) Mac OS 8.1日本語版以降
32MB以上のアプリケーションメモリ(64MB以上を推奨)
QuickTime 4.0以降
CD-ROMドライブ
80MB以上の空き容量のあるハードディスク(500MB以上ハードディスクまたはディスク
アレイを推奨)
16ビットカラーディスプレイアダプタ(24ビットカラーディスプレイアダプタおよびビデオキャプチャカードを推奨)

Windows
Intel Pentium(R)プロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ(Pentium II以降、マルチプロセッサシステムを推奨)
Microsoft(R)Windows 98日本語版またはWindows NT 4.0日本語版以降
32MB以上 (64MB以上を推奨)のRAM(Windows 98日本語版)
64MB以上 (96MB以上を推奨)のRAM(Windows NT 4.0日本語版)
QuickTime 4.0以降
CD-ROMドライブ
80MB以上の空き容量のあるハードディスク(500MB以上ハードディスクまたはディスク
アレイを推奨)
16ビットカラーディスプレイアダプタ(24ビットカラーディスプレイアダプタおよび
ビデオキャプチャカードを推奨)
サウンドカードを推奨

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、1982年に創立された、米国カリフォルニア州サンノゼに本社をおくソフトウェア会社です。これまで、Webおよび印刷、出版分野において定評のある様々なソフトウェアソリューションを提供し、多くの業界賞を受賞してきました。その優れたグラフィックデザイン、イメージング、映像・動画、そしてオーサリングのためのツールは、あらゆるタイプのメディアにおいて豊かで視覚効果あふれるコンテンツの制作、出版、配信を可能にします。アドビの製品は、Webクリエーターやグラフィックデザイナーをはじめ、プロの印刷・出版業界、ドキュメントを多用する官公庁、企業、団体や一般ビジネスユーザ、さらには個人ユーザまで幅広く活用されています。アドビ システムズ社は1998年に、米国を本拠とするパーソナルコンピュータ用ソフトウェア会社中第四位で、年商は10億ドル近くに達しています。現在、全世界で2,400人以上の従業員を擁し、北米、欧州、環太平洋地域、日本そしてラテンアメリカ地域で事業を展開しています。アドビ システムズ 株式会社は同社の日本法人です。詳細な情報は、Webサイト http://www.adobe.co.jp でご覧いただけます。

<お問い合わせ先>

アドビ カスタマ−インフォメーションセンター
電話:03-5350-0407

なお、Cult Effectsに関しては、日本の正規販売代理店であるフォーカルポイントコンピュータ株式会社にお問い合わせください。

Adobe、Adobeロゴ、Photoshop、PhotoDeluxe、IllustratorはAdobe Systems Incorporated(アドビ システムズ社)の商標です。Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。Macintoshは米国Apple Computer Inc.の商標です。その他全てのブランド名および製品名は個々の所有者の登録商標または商標です。

Back To Top