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アドビ システムズ社が日本の次世代プロフェッショナル パブリッシングソリューションの基盤となる「Adobe® InDesign™ 日本語版」を発表

MACWORLD Expo/Tokyo 2000のスペシャルセッションで初めて一般に公開

【2000年2月16日】
Adobe Systems Incorporated(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)(NASDAQ:ADBE)およびアドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区 取締役:グラハム フリーマン)は本日、プロフェッショナル向け次世代ページレイアウト ソフトウェア「Adobe InDesign日本語版」を発表しました。 Adobe InDesign日本語版は、日本のデザイナー・出版・プリプレスに携わる方々の要求に応える日本語組版の実現を最重要課題として開発された製品であり、アドビの提唱する次世代プロフェッショナル パブリッシング ソリューションの基盤となるものです。発売時期は、2000年秋の予定です。

アド ビ システムズでは、2000年2月16日(水)から19日(土)まで幕張メッセで開催され るMACWORLD Expo/Tokyo 2000において、18日(金)午後2時から「Adobe InDesignスペシャルセッション」を行い、一部機能を一般公開します。

従来までの欧米製ページレイアウト ソフトウェアは、ベースとなる欧文組版エンジンに日本語の機能を追加する形で作られていたために、開発する上で大きな制限がありました。Adobe InDesign日本語版の日本語組版エンジンは、従来までの欧米製ページレイアウトでは実現することが難しかった美しい日本語組版を実現します。Adobe InDesign日本語版は、これまで手間がかかり制限も多かったデスクトップ コンピュータ上での日本語組版を効率的に実現するソリューションを提供します。

Adobe InDesignは、高度なページレイアウト ソフトウェアとして、制約のない創造性と高い生産性、および精度を提供し、アドビの他の主要なパブリッシング製品とシームレスに連携しながら、最高の品質のアウトプットを実現します。また、強力なパブリッシング ソリューションを提供するAdobe InDesignは、新たに開発されたモジュール化されたプログラムをベースにしており、オープンで極めて拡張性の高いオブジェクト指向を徹底した新しいアーキテクチャを基盤とする製品です。Adobe InDesignは、サードパーティ デベロッパやシステム インテグレータが、雑誌/書籍出版、広告代理店、カタログ制作、小売業者、デザインスタジオ、新聞社といった顧客のニーズに対応したパブリッシング ソリューションを構築するための核となるテクノロジーであり、その拡張可能なアーキテクチャにより、デベロッパが特定顧客のニーズに合うようにプログラムを調整したり、拡張したりできる、事実上無限の可能性を備えています。Adobe InDesign日本語版は、日本語環境においてもこれを実現すべく、日本語組版専用に開発された多くの機能を有しています。

「Adobe InDesign日本語版は、日本の出版・デザイン・印刷業界に革新を起こしうるアプリケーションです。InDesignの開発にあたって目標としたことは、次世代のプロフェッショナル パブリッシング プラットフォームがその上に築かれるべき、先進的で拡張性の高い基盤を提供し、また、顧客のニーズに合致したソリューションを提供するために、我々の顧客と一緒に開発することでした。この目標は日本語版の開発においても貫かれ、日本の出版・印刷市場のニーズに応えるソリューションを提供できることを嬉しく思います」と、 アドビ システムズ社 エグゼクティブ バイス プレジデントのブルース チゼンは述べています。

次世代プロフェッショナル パブリッシング ソリューションの基盤となるAdobe InDesign
Adobe InDesignは、グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナー、プリプレスプロフェッショナルのための先進技術を備えるページレイアウト アプリケーションです。Adobe InDesignは、新しい次元の創造性、精度およびコントロール能力を提供し、現行のページレイアウト製品では実現することが難しかった多くの革新的な機能を備えています。

以下の機能は、英語版、日本語版の双方に共通する機能です。

タイポグラフィ機能
・ マルチラインテキストコンポーザ
・ オプティカルカーニング
・ オプティカルマージンアライメント
・ 複数言語(1バイト)サポートの拡張

デザイン機能
・ 高解像度EPSおよびPDFのディスプレイ表示
・ 階層構造を持つマスターページ
・ 複数回の取り消しとやり直し
・ 5%から4000%までをサポートするズーム 機能
・ アウトライン抽出機能

Adobe InDesignは、イメージングモデル、フォントラスタライズ、印刷、カラーマネジメントなどアドビのすべてのプロフェッショナル向けアプリケーションと共通のキーテクノロジーを採用しています。アドビはこれらのアプリケーションによって、コンピュータのスクリーンから印刷にいたるまで一貫した結果をもたらす、業界初のパブリッシング プラットフォームを提供します。またAdobe InDesignは、QuarkXPressとAdobe PageMaker®のテンプレートとマスターページを直接読み込む機能も備えるほか、Adobe PDFを広範囲でサポートし、PDFベースのデジタルワークフローを可能にします。

Adobe InDesign日本語版の革新的なデザインおよびタイポグラフィ機能
Adobe InDesign日本語版では、日本市場のニーズにあわせ、特に高度な日本語の文字組版に必要な機能が日本語版専用に開発され、組み込まれています。以下は、その主な機能です。


・ 日本語専用の文字組版エンジン
・ 日本語組版専用のレイアウトグリッド
・ テキストフレーム内のグリッド機能
・ 組版設定のカスタマイズ
・ 禁則処理設定のカスタマイズ
・ フレーム外へのぶら下がり
・ ルビ、圏点、縦中横のサポート
・ 和欧混植のための合成フォント機能
・ OpenTypeのフルサポート
・ 写真植字と同様の斜体機能

日本語組版のために新たに作られた組版エンジンは、日本の出版・印刷・デザインに必要とされる機能を提供します。日本の出版においては、ドキュメントを作成する際にコラム/マージンを先に決定することよりもコラム中の文字数を正確に把握することが重要です。日本語組版のために開発されたレイアウトグリッドと日本語組版専用のテキストフレームを使うことにより、従来のページレイアウト ソフトウェアでは管理することが困難であったフレーム内の文字数の管理が容易になります。日本語専用のテキストフレームは、入力可能な文字数を自動的に計算して表示する機能も持っています。柔軟性の高い組版エンジンは、あらかじめ設定された組版セットの他に、制作者の必要に応じてカスタマイズされた組版セットを保存し、容易にパレットから呼び出すことができます。禁則処理セットも組版セット同様にカスタマイズすることが可能です。この他にも、日本語組版において欠かせない、ぶら下がり処理、ルビ、圏点、縦中横にも対応しています。

出版業界の声

大手出版社の株式会社 マガジンハウス 取締役 編集総局局長 秦 義一郎氏 は、次のように語っています。「ソフトウェアは人間の発想を犠牲にしてはいけないと思っています。Adobe InDesignはデザイナーの感覚がそのままページに反映しやすく、デザイナーが本来のデザインワークに心を投入できると期待しています。Adobe InDesignのベクトルは私たちのデザインを中心に考えるというベクトルと非常に合っており、そのことがAdobe InDesignを選ぶ理由です。 」

数多くの情報誌の制作を行っている株式会社 リクルート コンピュータ パブリシング リクルート制作事業本部 システム開発部 次長 佐々木 潤氏 は、次のように述べています。 「情報誌の制作ではページを素早く正確に組めることが重要です。データベースに格納された情報をスクリプトによって制御し、自動組版が可能になることは大きな魅力です。また、Adobe Photoshop®やAdobe Illustrator®との間でアプリケーションの違いを意識することなく連携できることに対して、生産性の向上という意味でAdobe InDesign日本語版に大きな期待を持っています。」

マスメディア向けのパブリッシングシステムを開発・提供しているシステム プロバイダである 富士通株式会社 情報出版システム統括部長 佐藤 章氏は、次のようにコメントしています。 「Adobe InDesignの持つオブジェクト指向でモジュール構成のオープンアーキテクチャによって、我々の顧客であるマスメディア各社それぞれのニーズに合わせてカスタマイズできることに大きな魅力を感じています。特に新聞広告の分野でのデジタル送稿の有力なフォーマットであるPDFとの親和性が高いAdobe InDesignをシステムの核とすることで、お客様の期待にそえるソリューションが提供できると考えています。」

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、1982年に創立された、米国カリフォルニア州サンノゼに本社をおくソフトウェア会社です。これまで、Webおよび印刷、出版分野において定評のある様々なソフトウェアソリューションを提供し、多くの業界賞を受賞してきました。その優れたグラフィックデザイン、イメージング、映像・動画、そしてオーサリングのためのツールは、あらゆるタイプのメディアにおいて豊かで視覚効果あふれるコンテンツの制作、出版、配信を可能にします。アドビの製品は、Webクリエーターやグラフィックデザイナーをはじめ、プロの印刷・出版業界、ドキュメントを多用する官公庁、企業、団体や一般ビジネスユーザ、さらには個人ユーザまで幅広く活用されています。アドビ システムズ社は米国を本拠とするパーソナルコンピュータ用ソフトウェア会社中第四位で、1999年度の年商は10億ドル超に達しています。現在全世界で2,400人以上の従業員を擁し、北米、欧州、環太平洋地域、日本そしてラテンアメリカ地域で事業を展開しています。アドビ システムズ 株式会社は同社の日本法人です。詳細な情報は、Webサイト http://www.adobe.co.jp でご覧いただけます。

<お問い合わせ先>
アドビ カスタマーインフォメーションセンター 
電話:03-5350-0407

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