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アドビ システムズ社、アクセリオ社を買収

ビジネスプロセスソリューションの
グローバルプロバイダーの買収によりePaper事業を拡大


【2002年2月6日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2002年2月1日)(NASDAQ:ADBE):Adobe Systems Incorporated(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ 以下アドビ システムズ社)は本日、株式公開企業であるAccelio Corporation(アクセリオ・コーポレーション、本社:カナダ・オタワ、以下アクセリオ社)を買収することで合意したと発表しました。アクセリオ社は顧客の電子フォームに基づくビジネスプロセス管理をサポートするWeb対応ソリューションを提供するリーダー企業です。アクセリオ社の買収によって得た同社の電子フォーム・ソリューションとAdobe® Acrobat®およびAdobe Portable Document Format(PDF)技術を統合させることで、アドビ システムズ社はePaper®ソリューション事業の迅速な拡大が可能となります。

今回の契約に基づき、7,200万ドル(同日の終値換算)に相当するアドビ システムズ社の普通株式は、アクセリオ社の全株式と交換されます。現在の為替レートで換算すると、アクセリオ株式1株当たり(完全希薄化後)およそ4.50カナダドルとなります。アクセリオ社の事業はアドビ システムズ社の事業に統合されます。アドビ システムズ社は、買収に伴う費用は、1,200万ドルから1,500万ドルと見込んでいます。アドビ システムズ社が提示した買収条件は、両社の取締役会において全会一致で承認されました。

アドビ システムズ社の買収条件は、Open Text Corporation(オープン・テキスト・コーポレーション)社が以前に提示した買収提案をはるかに上回る額でした。アクセリオ社の取締役会は昨年12月、オープン・テキスト社による買収提案を拒否しています。

アドビ システムズ社 社長 兼 CEO(最高経営責任者)のBruce Chizen(ブルース・チゼン)は次のように述べています。「世界中の企業、政府、組織で、電子フォームを基本としたビジネスプロセスへの移行が急速に進んでいます。Adobe Acrobat製品群で市場において強力な地位を築いているアドビ システムズ社がこの流れを牽引してきました。今回の買収により、アドビ システムズ社はビジネスプロセス用ソリューションのリーダー企業となります。弊社のePaperプラットフォームの進化において、これは論理的に考えて踏み出すべき次のステップと言えます。」

ePaperの普及を推進している流れの中には、金融サービス、製造業、政府組織などの市場セグメントにおいて、ビジネスプロセスに占める電子フォームの重要性が世界的に高まっていることがあげられます。Adobe AcrobatとAdobe PDF技術をアクセリオ社のサーバベースのソリューションに統合する目的は、優れた電子フォームアプリケーション向けのソリューションを提供することにあります。この戦略は、価値の高い完成したソリューションを大手企業顧客の顧客に提供するという大きなビジネスチャンスにつながることが期待されています。

Adobe PDF技術が広く受け入れられ、Adobe Acrobat Reader®が多くのユーザに利用されたことを受け、Adobe Acrobat製品群は2001会計年度のなかで最も高い成長を遂げ、売上は対前年比で41%増でした。現在までに、13種類のプラットフォーム向けに4億以上のAcrobat Readerを配付しています。アドビ システムズ社の幹部は2001年10月、同社のePaperおよび電子フォーム事業が2004年までに30億ドル規模になると予測しています。

アクセリオ社 社長 兼 CEOのKevin Francis(ケビン・フランシス)氏は、アドビ システムズ社による買収はアクセリオ社の株主、顧客、従業員に最大の潜在的利益を与えるものだとしたうえで、「アクセリオ社の使命は、顧客企業の中核ビジネスを拡大し、加速することを支援することにあります。ePaperソリューション事業を拡大するためのアドビ システムズ社の戦略は、アクセリオ社のアプローチと補完し合うものであり、アクセリオ社が開発している技術とアクセリオ社の市場双方で大きな相乗効果が期待できます。両社の強みを持ち寄ることで、それぞれが独自に創造した場合よりも更に完全な大企業クラスのソリューションを、しかもいち早く完成させることが可能になると期待しています」と述べています。

アドビ システムズ社は、アクセリオ社の買収発表と併せて2002会計年度の業績目標の修正も報告しています。買収発表前に93%だった粗利率を約92%に、営業利益率は同28%から27%に、それぞれ変更しました。また、発行株式数が約200万株(完全希薄化後)増加します。更に、買収により1株当たり利益が2セントの影響を受ける事を予想しています。

アクセリオ社買収による増収効果は、およそ3,000万ドルから3,500万ドル(2002会計年度)を目標としています。

買収の完了には、アクセリオ社株主の承認および米国とカナダ当局による許可など、慣習法的条件を満たす必要があります。すべての手続きが完了するのは、2002年3月下旬となる見込みです。

本プレスリリースは、リスクと不確実性を内包した将来的観測を含みます。要素として以下が挙げられますが、必ずしもこれらに限られるものではありません。

・最終的な契約書類と取引の成功
・アドビ システムズ社がアクセリオ社を買収したことによる相乗効果
・アドビ システムズ社とアクセリオ社による新製品の開発および販売
・アクセリオ社との順調な提携
・エンドユーザの両社の製品に対する要求
・米国証券取引委員会にファイルされている報告書に日ごとに掲載されているリスク的要因

アドビ システムズ社の経営に影響を与えうるその他の要因に関するより詳しい情報は米国証券取引委員会(SEC)資料をご参照下さい。アドビ システムズ社はこれら将来的観測に対する、いかなる訂正、修正結果を公表することには一切の責任を負いません。

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、1982年に創立された、米国カリフォルニア州サンノゼに本社をおくソフトウェア会社です。これまで、Web、ePaper、印刷、ネットワークパブリッシングで定評のある様々なソフトウェアソリューションを提供し、多くの業界賞を受賞してきました。その優れたグラフィックデザイン、イメージング、映像動画、そしてオーサリングのためのツールは、豊かな視覚効果にあふれ、信頼度の高いコンテンツの制作、管理、配信を可能にします。アドビ システムズ社は米国を本拠とするパーソナルコンピュータ用ソフトウェア会社中第2位で、年商は12億ドルを超えています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトwww.adobe.co.jpでご覧いただけます。