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アドビ システムズ社、
Yellow Dragon Software社の買収で
XMLに対する取り組みを拡大

買収した技術資産によってAdobeのIntelligent Document Platformにおける
ebXMLのネイティブサポートを実現し、企業間のコラボレーションを効率化


【2003年11月13日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2003年11月10日)(NASDAQ:ADBE)Adobe Systems Incorporated(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ 以下アドビ システムズ社)は本日、XMLのメッセージングとメタデータ管理ソフトウェアを開発するYellow Dragon Software社の技術資産を買収したと発表しました。今回の買収によってもたらされる技術は、アドビ システムズ社のXMLアーキテクチャを一層強化します。アドビ システムズ社のXMLアーキテクチャは、企業や政府に対し、XMLの強力なデータ/ビジネスロジック能力とAdobe® PDF(Portable Document Format)が備える豊かな表現力および強化されたセキュリティ機能の統合を可能とします。

Yellow Dragon社(本社:カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー)は、XMLメッセージをサーバ間で確実に配信する、XMLレジストリを用いたebXML(Electronic Business eXtensible Markup Language)ソリューションと、メッセージング製品を提供しています。ebXML仕様は、XMLによる電子ビジネスデータの交換を一貫した仕組みで実現するための技術フレームワークです。Adobe Intelligent Document PlatformとPDFでebXMLトランザクションをネイティブサポートすることにより、アドビ システムズ社は、企業がオープンスタンダードを用いて対外ビジネスプロセスを簡単にすばやく自動化し、投資を短期に回収することを可能にします。アドビ システムズ社は来年、自社のサーバ製品にこの技術を統合する予定です。

アドビ システムズ社の上級副社長 アイヴァン クーン(Ivan Koon)は、「Yellow Dragon社の買収は、Adobe Intelligent Document Platformを大幅に拡充するものです。Yellow Dragon社の技術によって、アドビ システムズ社は、ここ2、3年のうちに政府や企業が必須条件として採用するであろうXML機能を提供できると確信しています。また、技術だけでなく、アドビ システムズ社は、XML規格の分野で活躍し、ebXMLの策定にも尽力したYellow Dragon社の経験豊富なエンジニアを迎え入れ、ノウハウをも取り入れられることも有益と考えます」と述べています。

Yellow Dragon社の共同創設者で執行副社長を務めるDuane Nickull氏は、「当社の中核チームは、XML規格の策定に当初から参加してきました。ドキュメントサービスに対する市場のニーズが高まる中、アドビ システムズ社のチームに加わることで、我々のXML技術がさらに幅広く採用されていくものと考えています。これからも顧客がドキュメントに関して抱える問題を解消する新しい技術を開発していきます」と述べています。

UN/CEFACT(貿易簡易化と電子ビジネスのための国連センター)およびOASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards)が推進するebXMLは、XMLのオープンかつ国際的な仕様であり、ビジネスメッセージの交換、取引関係の管理、共通の言語によるデータ通信、ビジネスプロセスの定義と登録のための、標準的な手法を提供するものです。ebXML規格は、世界中の政府やメーカーに幅広く採用されています。

アドビ システムズ社は、今回の買収が同社の財務内容に大きな影響を及ぼすことはないと確信しています。

将来的観測に基づく記述について
本プレスリリースは、実際の業績を大幅に異ならせる可能性のあるリスクと不確実性を内包した、売上、戦略、目的、見通し、および製品リリースに関する将来的観測を含みます。そのような原因となり得る要素として、以下が挙げられますが、必ずしもこれらに限られるものではありません。

・ 会社がビジネスを行っている主要地域での経済的、政治的環境
・ 既存の、または新たな競合他社による新製品の市場投入
・ 新製品や既存の製品の新しいバージョンの開発や出荷の遅延
・ 展開中の戦略的提携に伴う困難
・ エンタープライズ、政府、クリエイティブ プロフェッショナル市場を含む新たな市場、ビジネスモデルに参入する際に伴う困難
・ 流通経路の変更
・ 主要な人材を集め、維持することができないこと
・ 新製品や既存の製品の新しいバージョンに対する需要の減退
・ アプリケーションソフトウェア、コンピュータおよびプリンタ需要の変動
・ 販売価格の調整
・ 知的財産に関する紛争、訴訟
・ 業界の新しいビジネスモデルへの移行
・ ロイヤリティや知的財産に関するライセンス契約内容の再交渉または解約
・ 会計基準の変更
・ 会社の株式投資に伴う市場リスク

これらおよびその他のリスクと不確実性についての解説は、当社が証券取引委員会(SEC)に提出した、2002年度年次決算報告書(Form10-K)および2003年度四半期決算報告書(Form10-Q)等の書類をご参照下さい。アドビ システムズ社はこれら将来的観測を更新する義務を負うものではありません。

Yellow Dragon Software社について
Yellow Dragon Software社は、ebXMLや各種Webサービスを含むService Oriented Architecture(SOA)向けに、メッセージング/メタデータの管理用ソフトウェアを提供しています。同社はebXMLコミュニティで積極的に活動しており、従業員はW3C、OASIS、UN/CEFACT、OAGにおける標準化作業で重要な役割を果たしています。本社所在地はカナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーです。Yellow Dragon Software社およびebXMLに関する情報は、http://www.adobe.com/enterprise/xml/ebxml.htmlをご覧ください。

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、人々のそして企業間のコミュニケーションをより豊かにするために、業界をリードするデジタルイメージング、デザインならびにドキュメント技術のプラットフォームを、一般ユーザ、法人ユーザおよびクリエイティブプロフェッショナル向けに提供しています。アドビ システムズ社の2002年度の売上は10億米ドル超でした。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。