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アドビ システムズと日本オラクル、出版・印刷業界向け
コンテンツ制作システムの開発で協力


アドビの「Adobe InDesign」および「Adobe Graphics Server」と
オラクルの「Oracle 10g」を連携、出版業務の効率化と安全なコンテンツ管理を実現

【2003年12月17日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 幹、以下アドビ)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新宅 正明、以下日本オラクル)は、出版・印刷業界を対象とした、効率的なコンテンツ制作・管理を可能にするシステムの開発で協力することを発表します。アドビのレイアウトツール「Adobe® InDesign®」および画像編集を自動化するツール「Adobe Graphics Server」と、日本オラクルのデータベースおよびアプリケーションサーバー「Oracle 10g」を連携し、出版・印刷業界におけるコンテンツの制作・配信を自動化し、安全なコンテンツ管理を可能にするシステムの開発で協力していきます。

本システムでは、以下の利点をユーザーに提供します。
1. コラボレーションの実現
台割管理・入稿・校正・割付・組版など、ネットワークを通じた、コンテンツの編集・ 制作環境を共有(コラボレーション)することにより、出版に関わる作業をユーザー間で連携し情報共有を支援します。
2. コンテンツ制作の自動化
自動組版や、解像度・サイズの自動変更など、素材やコンテンツの制作・操作を、制作ワークフローに直接組み込みます。従来、別々に作業する必要のあった、個々のコンテンツ制作と制作ワークフローの全体管理を同時に行うことができ、制作に要する時間とコストを削減することができます。
3. 細分化された素材管理
画像データや記事本文、スタイル・テンプレート、DTPファイルなど、出版物の素材やコンテンツを、ページ単位、ページ内の部分単位など、細分化された単位で管理することができます。これにより、さまざまな素材の再利用および組合せによる制作作業をより効率的に行うことができます。
4. 複数メディアでの出版に対応
XML技術を用いた読み込み・書き出しに対応しており、印刷物、Web、ワイヤレス機器など、あらゆるメディアへのコンテンツ配信が容易に行えます。
5. 安全なコンテンツ管理
「Oracle 10g」により、文書更新履歴管理、チェックイン/チェックアウト、アクセスコントロールリスト(ACL)の管理など、セキュリティに優れたコンテンツ管理を実現します。

なお、本システムは、日本オラクルが2003年12月17日(水)〜18日(木)に東京ビッグサイトで開催するイベントで紹介します。

本システムを開発するためのサンプル・プログラムは、「クロスメディアパブリッシングフレームワーク」として、2004年1月頃より、システム・インテグレーターおよびエンドユーザー向けに提供する予定です。また、日本オラクルの開発者向けコミュニティサイト「Oracle Technology Network Japan」(http://otn.oracle.co.jp/)にて、無償ダウンロードも予定しております。本サンプル・プログラムは、以下の内容を予定しています。

1. 台割管理用システム・サンプル
出版社における台割管理をWeb上で行う機能を開発するためのサンプル・プログラムです。
2. Web入稿用システム・サンプル
出版社における入稿作業をWeb経由で行う機能を開発するためのサンプル・プログラムです。
3. コンテンツ管理システム・サンプル
出版物の素材やコンテンツをオラクル・データベースで管理する機能を開発するためのサンプル・プログラムです。
4. 自動組版用API
オラクル・データベースに蓄積された、記事や画像を「Adobe InDesign」と連携し、自動組版を行うシステムを開発するためのインタフェースです。
*利用条件として、株式会社プロフィールド(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:植野 博、URL:http://www.profield.jp/)の提供する「Adobe InDesign」用プラグインソフト「ProDIX2.0 Standard Edition」が必要となります。)
5. 「Adobe Graphics Server」用API
オラクル・データベース内に格納した画像ファイルを、「Adobe Graphics Server」上で処理するためのインタフェースです。

なお、本システムの開発において、株式会社デジタルコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役:福重 青史、URL:http://www.sgml-xml.jp/)と株式会社プロフィールドが技術支援を行います。

「Adobe InDesign」について
Adobe InDesignは、デザイン、編集、出版、印刷などプロフェショナルのための快適なデザイン環境を実現する次世代レイアウトツールです。アドビ製品との強力な連携を実現し、また、パフォーマンスの向上により緻密なレイアウトデザインを短時間で行うことが可能です。日本語専用システム同等の高度な制作環境を実現するだけでなく、OpenTypeフォント対応による新しい出力ワークフロー、さらにワンソースマルチユースによる新しいデジタルコンテンツの管理、配信環境を提供し、先進的で拡張性の高いパブリッシングソリューションの実現をめざしています。

「Adobe Graphics Server」について
Adobe Graphics Serverは、印刷およびWeb向けの画像編集を自動化し、画像の形式変換やサイズ変更といった単純な画像編集作業に要する時間・コストの削減を実現するサーバソフトウェアです。またAdobe Graphics ServerはオープンAPIをサポートしており、オラクルをはじめとするデータベースやWebアプリケーションサーバーなどと緊密に統合することも可能です。

「Oracle Database 10g」について
「Oracle Database 10g」は小規模サーバーから最大規模のSMPサーバー、クラスタからエンタープライズ・グリッドまで、全ての環境において効率的に実装できるように設計されています。自動化されたチューニング・管理機能により、作業の効率化とコスト削減を可能にします。ビジネス上の情報からOLAP、XML文書、空間・位置情報まで、全ての既存データをネイティブで管理し、オンライン・トランザクション処理、ビジネス・インテリジェンス、データウェアハウス、コンテンツ管理アプリケーションなどでの活用を支援します。

「Oracle Application Server 10g」について
「Oracle Application Server 10g」は、変化するビジネス上の要求へ効果的に対応するための基盤をあらゆる規模の企業に提供する、統合された標準準拠のソフトウェアです。「Oracle Application Server 10g」はJ2EEとグリッド・コンピューティングの完全なサポート、企業ポータルソフトウェア、高速なキャッシング、迅速なアプリケーション開発、アプリケーションとビジネスの統合、ワイヤレス機能、Webサービスなどを単一のパッケージで提供します。「Oracle Application Server 10g」はグリッド・コンピューティングに最適化されているため、顧客はITシステムにおいてより優れた可用性を実現し、ハードウェアと管理に要するコストを削減することができます。

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、人々のそして企業間のコミュニケーションをより豊かにするために、業界をリードするデジタルイメージング、デザインならびにドキュメント技術のプラットフォームを、一般ユーザ、法人ユーザおよびクリエイティブプロフェッショナル向けに提供しています。アドビ システムズ社の2002年度の売上は10億米ドル超でした。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。

日本オラクルについて
日本オラクル株式会社はオラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。国内を拠点とした情報システム構築のためのソフトウェア製品、ソリューション、コンサルティング、サポートサービス、教育の事業を展開しています。1999年2月5日の店頭市場への株式公開、2000年4月28日に東証一部上場。従業員数1,440名(2003年5月末現在)。