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アドビ システムズ社がSOA*に基づいた
ビジネスプロセスの高速化と高いセキュリティを実現する
新たなサーバソフトウェア「Adobe LiveCycle」により、
Adobe Intelligent Document Platformを拡充
*SOA = Service Oriented Architecture (サービス指向アーキテクチャ)

J2EEとXMLテクノロジを活用した新開発のAdobe LiveCycle ソフトウェアが、
企業内外のプロセスをセキュアかつ効率的に電子化
7月7日からの「ソフトウェア開発環境展(SODEC)」で初公開

【2004年7月5日】

アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 幹)は本日、企業や組織におけるビジネスプロセスの自動化を支援するドキュメントサービステクノロジを提供する新しいソフトウェア製品群「Adobe® LiveCycle™」により、Adobe Intelligent Document® Platformを拡充したと発表しました。Adobe LiveCycleで提供される新しいサーバソフトウェア製品群は、これまで人手を介して行われてきたプロセスをエンタープライズアプリケーションに統合し、拡大エンタープライズ全体でよりセキュアなコミュニケーションを可能とするためのドキュメントサービスを提供します。これにより、企業・組織は、顧客とのコミュニケーションの向上、社内業務効率の改善、規制への対応など、ビジネスにとって重要な問題を解決することができます。

Adobe Intelligent Document Platformは、組織におけるドキュメントライフサイクル全体の管理を支援するエンタープライズソリューションで、インテリジェントドキュメント、ドキュメントサービス、ユニバーサルクライアントの3つのコンポーネントで構成されています。インテリジェントドキュメントは、XMLのパワーとビジネスロジックをPDFと結びつけ、アドビ システムズ社が提供するドキュメントサービスを使用してバックエンドシステムとのデータのやり取りを行います。ドキュメントサービスは、ドキュメント作成機能、コラボレーション機能、プロセスマネジメント機能、ドキュメントセキュリティ機能を提供するほか、インテリジェントなドキュメントをエンタープライズアプリケーションに統合するための機能をコントロールします。ユニバーサルクライアントとは、ユビキタスなAdobe Reader®であり、個々のユーザがファイアウォールの内外でインテリジェントなドキュメントとやり取りすることが可能です。

アドビ システムズ 株式会社の代表取締役社長である石井 幹は、次のように述べています。「Adobe Intelligent Document Platformは、企業とパートナー企業やサプライヤも含めた拡大エンタープライズ内における、ある程度特定されるメンバーで構成されるグループ内でのプロセスと、不特定の一般消費者までを含めたより広い範囲でのプロセスの双方に対し、高度なセキュリティと自動化を実現するためのプラットフォームです。本日発表のAdobe LiveCycleソフトウェア製品群は、政府機関や、金融、製造業をはじめとする企業の皆様に、これまで実現が難しいと思われていたファイヤウォールの外にいる人々と、あるいは常にオンラインにいるとは限らない人々との間の安全な情報のやりとりとその処理の自動化を実現します。Adobe LiveCycleソフトウェア製品群が、ビジネスの無駄を省くと同時に、新たな顧客サービスを構築するインフラストラクチャとなることを期待しています。」

META GroupのAndy Warzecha氏は、次のように述べています。「企業内のドキュメントや他のコンテンツのライフサイクル全体に伴うコストへの対処法は大きく変化しています。また、これと同時に組織は、どうすればエンタープライズシステムを拡充してより多くの価値を引き出すことができるか綿密に検討しています。Adobe Intelligent Document Platformを通じて、アドビ システムズ社は全世界ですでに5億本以上が配布されているAdobe Readerを活用すると同時に、一連のインフラストラクチャレベルのサービスを提供することで、これまで静的であったドキュメントを動的なものにします。このため企業は、費用対効果を高めるためにドキュメントがどのようにしてビジネスプロセスを拡大することができるか、より戦略的に検討できるようになります。」

PDFのパワーとAdobe Readerのユビキタス性を活用して、Corning Credit Union、Delta Financial、Farmers Home Mutual、ネバダ州福祉部門、ウォートンビジネススクールなどの企業・組織が、Adobe Intelligent Document Platformでこれまでにない優れたビジネス効率を実現しています。

IBMのアプリケーション・インテグレーション・ミドルウェア担当ゼネラルマネージャーのJohn Swainson氏は、次のように述べています。「IBMとアドビ システムズ社は、今日のオンデマンド型ビジネス環境において顧客による情報の移動、アクセス、利用を可能にするという共通のビジョンを掲げています。Adobe Intelligent Document Platformは、PDFとXMLの強力な機能を活用し、エンタープライズシステムに組み込まれることなく、紙で保管されている文書に含まれる、ビジネスにとって重要な情報を最大限に活用するためのものです。IBMのミドルウェア上で稼働するアドビ システムズ社のドキュメントサービスは、オンデマンド型の企業が中核となるビジネスプロセスにとって戦略上重要なドキュメントを統合し、自社のエンタープライズシステムからより多くの価値を引き出すことを可能にするでしょう。」

ビジネスプロセスマネジメントについて
アドビ システムズ社のワールドワイド製品担当エグゼクティブ バイス プレジデントであるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)は、次のように述べています。「文書は大半のビジネスプロセスのインターフェイスであり流通手段ですが、大半のドキュメントプロセスは静的であり、セキュリティが確保されていません。また、パーソナライゼーションが簡単に行えず、エンタープライズシステムと統合されていないことから、ユーザはオンライン、オフラインを問わず効果的な使用ができていないのが現実です。」

Adobe LiveCycleソフトウェア製品群が提供するプロセスマネジメントドキュメントサービスにより、企業や組織はトランザクションを利用できる範囲を拡大でき、ユーザがオンラインかオフラインか、あるいはファイアウォールの内側か外側かを問わず、様々なソースからの情報を効果的に取得、管理、追跡することが可能となります。プロセスマネジメントドキュメントサービスには、Adobe Form Manager、Adobe Form Server、Adobe Reader Extensions ServerおよびAdobe Designerが含まれています。

セキュリティについて
情報漏えい対策や、電子政府、電子商取引の発達でますます重要となるドキュメントコントロールとセキュリティにおいても、新たなドキュメントサービスを提供します。このサービスにより、企業や組織は情報へのアクセスをコントロールし、記録の使用に関する監査証跡を作成し、電子署名で文書の真正性を証明することが可能となります。Adobe LiveCycleによるドキュメントコントロールおよびセキュリティサービスは、文書内のデータに誰がアクセスできるかの認証や、そのデータがどのように使用されるかの決定をはじめ、文書の出所を確認、文書内のどこが変更されたかを特定、その文書を誰が使用したかなどを追跡する強力な機能によって、電子文書を介した安全かつ安定したコミュニケーションを可能にします。Adobe LiveCycleによるドキュメントコントロールおよびセキュリティドキュメントサービスには、Adobe Document Security ServerとAdobe Policy Serverが含まれています。

RSA Security社の製品管理・マーケティング担当副社長のJason Lewis氏は、次のように述べています。「組織は、従業員や顧客、パートナー企業との間で情報がアクセス、共有または伝送されている際に、組織にとって非常に重要な情報が関係者以外に伝わっていないかを正確に把握する必要があります。そのため、紙ベースのリソースやプロセスをオンライン化する際、拡張エンタープライズ全体における効果的かつ効率的な共有を行うには認証を行うことが不可欠です。私たちは、アドビ システムズ社のドキュメントサービスによる文書の真正性を、RSA Securityのデジタル署名と暗号技術の採用によりサポートし、強化できることを嬉しく思います。」

SODECで初公開
アドビ システムズでは、7月7日(水)から9日(金)の3日間、東京ビックサイトにて開催される「第13回ソフトウェア開発環境展(SODEC)」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)に出展し、プロセスマネジメントドキュメントサービスを提供するAdobe LiveCycleソフトウェア製品を初めて一般公開します。SODECではブース展示に加え、7月7日午前11時30分から12時30分、「J2EE上でのドキュメントソリューションを革新するアドビPDF戦略」と題したセミナーを実施します。

また、7月22日(木)には、日本IBM株式会社、日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社との共催でIBM® WebSphere®とAdobe LiveCycleの連携について紹介する「Document Service on J2EE」セミナーを、東京品川の大崎ゲートシティホールで開催します。このセミナーに関する詳細はhttp://www.squarecreate.com/Adobe/Dss/Dss6/index.htmlをご覧下さい。

提供開始時期について
Adobe LiveCycleソフトウェア製品の日本市場への投入計画は以下の通りです。本日出荷開始するAdobe Reader Extensions Serverを皮切りに、Adobe Designer、Adobe Form ServerおよびAdobe Document Security Serverを8月中、Adobe Form Manageを第4四半期中、そしてAdobe Policy Serverを来年上半期中に順次提供開始します。これらの製品群は、アドビマスターソリューションリセラーを通じて提供されます。マスターソリューションリセラーについては、http://www.adobe.co.jp/enterprise/partners/japan.htmlをご覧下さい。

Adobe LiveCycleについて
Adobe LiveCycleは、Java 2 Enterprise EditionとXMLをベースとした共通のサーバアーキテクチャに基づいて構築されています。Java APIの提供ならびにWebサービスプロトコルへの対応によって、エンタープライズ インフラストラクチャに簡単に統合することが可能です。Adobe LiveCycleは、IBM WebSphere向けに最適化されており、JBoss上でも利用することが可能です。2005年上半期にはBEA WebLogicにも対応する計画です。Adobe LiveCycleは、IBM AIX®(最適化済み)、Microsoft® Windows® Server、Red Hat® Linux®、Sun® Solaris®およびHP-UX上で動作し、2005年上半期にはNovell® SUSE® LINUXプラットフォームに対応する計画です。Adobe LiveCycleは、XMLやWebサービスなどの業界標準に対応しているため、今日のサービス指向型アーキテクチャ(SOA)でドキュメントサービスを活用することが可能です。

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、人々のそして企業間のコミュニケーションをより豊かにするために、業界をリードするデジタルイメージング、デザインならびにドキュメント技術のプラットフォームを、一般ユーザ、クリエイティブプロフェッショナルおよび法人ユーザ向けに提供しています。アドビ システムズ社の2003年度の売上は12億米ドル超でした。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.co.jp/でご覧いただけます。