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アドビ システムズ、Adobe Flex 2の提供を開始
次世代Webアプリケーション構築に革新性と柔軟性を提供


業界のリーダー企業が
リッチインターネットアプリケーションをビジネスに活用

【2006年6月29日】


アドビ システムズ 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ギャレット イルグ(Garrett J. Ilg) 以下、アドビ システムズ)は、Adobe® Flex 2製品群とAdobe Flash® Player 9(別途リリースをご覧ください)の提供が開始され、Flexによる開発のパワーをすべてのアプリケーション開発者にもたらすため、新しいライセンス モデルを導入すると発表しました。Eclipseをベースとする強力な開発ツール、強固なデータサービス、および無償のAdobe Flex 2 Software Development Kit (SDK)により、アドビ システムズ社はより使いやすく効果的な、リッチ インターネット アプリケーション構築のための新しい環境をデベロッパーに提供します。

Boeing、Dow Jones Indexes、Samsung、およびSAPをはじめとするさまざまな業界のリーダー企業は、デスクトップ ソフトウェアのメリットとWebの到達力を組み合わせてより価値の高いユーザ体験を作り出す次世代Webアプリケーションの開発に、Adobe FlexソフトウェアとFlash Playerを積極的に活用してきました。

Sun Life Financialのソフトウェア エンジニアのクリス カルヘイン (Chris Culhane)氏は、「Adobe Flex 2によってスタッフが利用するアプリケーション インタフェースの幅と使いやすさを改善することができ、これは弊社の生産性に直接影響をもたらしました。開発側としては、他の環境に比べて開発速度が2倍に上がりました。作成するコードの量が減り、またFlexアプリケーションはバックエンドのシステムとシームレスに統合するだけでなく、最終的なアプリケーションのメンテナンスも簡単です」と述べています。

Adobe Flex 2は、そのリッチで革新的な機能を提供するツールセットのいくつかを無償で提供し、デベロッパーがソフトウェア費用を気にすることとなく、システムのモックアップや、プロトタイプ等の開発を実現することを支援します。無償で配布されるAdobe Flex 2 SDKと、Adobe Flex Data Services 2 Expressが、こうした環境を実現します。Adobe Flex Data Service 2 Expressには、展開するアプリケーション数に制限がある他は、機能的な制限はなく、開発者はRIA開発に必要な全ての機能を無償で利用することが可能です。

生産性をさらに向上させるためには、アプリケーション開発とUI設計のための組み込みコントロールとサービス ライブラリを含む、強力なEclipseベースのIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)であるAdobe Flex Builder 2を利用することができます。これとAdobe Flex Data Services 2を組み合わせることで、リアルタイムのデータ同期機能や、コラボレーション機能を持つアプリケーション開発を、開発者が容易に行えるようにします。

Weight Watchers.comのソフトウェア エンジニアリング担当副社長のデイビッド ディーン(David Dean)氏は、「革新的企業であることを常に誇りとしてきている弊社は、オンライン製品をさらに進化させるために新しい技術の開拓を続けています。FlexではHTMLでの開発に比べ、よりリッチでダイナミックなユーザ インタフェースを、より短期間のうちに作り出すことができます」と述べています。

以上に加え、Flash Player 9は、エンタープライズ対応のリッチ インターネット アプリケーションのための、より高度なセキュリティおよび軽量で強力なランタイム環境を提供します。Flash Player 9ではActionScript 3と新しいActionScript Virtual Machine (AVM) を通じて約10倍のパフォーマンス向上が実現され、次世代のリッチ インターネット アプリケーションのための理想的なクライアントランタイムとなっています。

パートナー企業はAdobe Flexによって自らの商品やサービスの拡大を図ることができます。SAP AGのProduct & Technology Group担当上席副社長兼ジェネラルマネージャのダグ メリット(Doug Merritt)氏は、「SAPはユーザ体験をさらに改善し、ナレッジ ワーカーの情報アクセスと利用を簡素化し、使用する方法を簡素化し、またSAPユーザが最も快適な利用環境とインタフェースを利用できるよう、常に改善を継続しています。FlexとFlashに含まれる強固な技術の提供を通じてアドビはこのユーザ体験向上の大きな原動力となっています。Flash Player 9に導入された機能の強化を、SAPのxApp Analyticsを使っておられるお客様に提供できることを非常に喜ばしく思っています。アドビは非常にリッチで使いやすく、またなじみのあるインタフェースをSAP xApp Analyticsに提供し、SAPアプリケーションの力を活用すると共に、SAPユーザの体験改善に貢献しています」と述べています。

Adobe Flex 2に関して、日本市場ではすでに以下の動きがあります。日本電気株式会社(本社:東京都港区、執行役員社長:矢野 薫)は、NECシステムテクノロジー株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:今泉 澄夫)の支援により、同社の中規模および大規模システム向け統合開発環境「SystemDirector Enterprise」でのRIA開発コンポーネントとして、Adobe Flex 2の採用を決定しました。SystemDirector Enterpriseは、開発方法論(ガイド)、開発基盤(ツール)、サポートサービスの3つのレイヤで構成される開発フレームワークで、Adobe Flex 2は開発基盤の中に位置づけられます。今回、SystemDirector EnterpriseでAdobe Flex 2を採用することにより、開発者は、Javaによる標準化された開発基盤において、ツール間の連携に多くの工数を費やすことなく、短期間でリッチインターネットアプリケーションを開発することができます。また、Eclipseベースの開発環境であるAdobe Flex Builder 2の開発者は、新たにFlashベースのコンテンツデザインに関する技術や開発ツールに習熟していなくても、既に開発したプログラム資産を再利用しつつ、最新のWebアプリケーションを手軽に開発することができます。

株式会社アイ・ティ・フロンティア(本社:東京都中央区、代表取締役社長:井上 準二、以下 アイ・ティ・フロンティア)は、三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小島 順彦、以下 三菱商事)において2006年末に稼動予定のCASA(海外駐在員事務所会計システム)構築プロジェクトでAdobe Flex 2が採用されたと発表しました。アイ・ティ・フロンティアは本システムにおいて、構想立案支援からシステム構築・ITマネジメントを行います。三菱商事のCASAは、現行のスタンドアロン型システムからAdobe Flex 2ベースのリッチクライアント技術の高い操作性、拡張性により、アプリケーションのフロントを統合すると共に、ERP、SCM等の業務システム間を連携するEAI等の技術により、バックエンドの統合も実現するEnterprise RIAに再構築することにより、海外40拠点以上でのシステム導入業務の軽減、ユーザビリティの大幅な向上、既存システムでの三菱商事バックエンドシステムの活用等の実現を目指しています。また、ネットワークが遮断された状態でも一部機能が利用可能な環境を整備することで通信環境が貧弱な海外拠点での利用にも配慮がなされています。アイ・ティ・フロンティアのEnterprise RIAはAdobe Flex 2ベースのシステムを構築することで、RIA技術の利点を最大限に活かし業務アプリケーションのフロントを統合/強化すると共に、バックエンドシステム間をSOA/EAI等の技術で柔軟に統合することにより、本当に使えるWebエンタープライズシステムを実現するものです。

また、IT&クリエイタ教育を提供する、学校法人電子学園 日本電子専門学校(所在地:東京都新宿区、理事長:多 忠和 以下、日本電子専門学校)が、IT系 Web総合技術科(2007年4月開設学科、学科概要: http://www.jec.ac.jp/course/it_ele/cw/index.html、カリキュラム詳細:http://www.jec.ac.jp/course/it_ele/cw/curriculum.html)においてAdobe Flex 2を活用して、最先端のリッチインターネットアプリケーション(RIA)構築のための技術を習得するカリキュラムを実施すると発表しました。同カリキュラムでは、広く採用されているFlashテクノロジーを活用したリッチ インターネット アプリケーションに関して、アドビが開発したコースウェアに基づいたカリキュラムが採用されます。またそれに先立ち、2006年度後期より現行のコンピュータネットワーク科ネットワークプログラマコースにおいて、2年次のカリキュラム中に「研究授業」として科目:Adobe Flex 2を設置するとともに、1年次においてより高度なFlash技術の習得を行います。日本電子専門学校は1951年に創立。コンピュータ、ネットワーク、セキュリティ、Web、CG、アニメーション、ゲーム、デザイン、電子、電気など、昼夜間33学科を設置する工業系の総合学園で、卒業生は9万名にのぼります。

必要システム構成とサポートされるプラットフォームを含め、Adobe Flex 2の詳細については以下のURLをご参照ください。
http://www.adobe.com/jp/products/flex

また、デベロッパーが直ちにリッチで表現力に富んだWebアプリケーションの構築を開始できるよう、アドビ システムズ社はさまざまなオンラインおよび対面による学習リソースをhttp://www.adobe.com/jp/devnet/に用意しています。

Adobe Flex 2 参考価格
Adobe Flex 2製品群※1
□ Adobe Flex Builder 2   64,900円  
□ Adobe Flex Charting 2   38,900円 (ダウンロード提供)
□ Adobe Flex Builder 2 with Charting   97,900円  
■ Adobe Flex Data Services 2 Express※2   無償 (ダウンロード提供)
■ Adobe Flex Data Services Departmental   780,000円  
■ Adobe Flex Data Servicies 2 Enterprise   2,600,000円  

□の製品につきましては、6月29日(木)よりアドビストアhttp://www.adobe.com/jp/store/で取扱を開始します。英語版は受注発注、日本語版は予約受付開始となります。なお、日本語版のパッケージ製品出荷とダウンロード製品提供は8月下旬より開始予定です。

※1 Adobe Flex 2製品群の英語版は6月28日(水)より提供が開始されました。この英語版では、
日本語環境での動作をサポートしています。また、ドキュメントや開発環境のユーザインタ フェースを日本語化した日本語版の提供は、今年8月末を予定しております。Flexフレームワークとコマンドライン コンパイラを含むAdobe Flex 2 SDKは無償で提供されています。
※2 1つのCPU上でアプリケーションを展開することのできる、プロダクション ライセンスを含むAdobe Flex Data Services 2 Expressは無償で提供されます。


必要システム構成
Adobe Flex Builder 2
Intel® Pentium 4 プロセッサ
Microsoft® Windows® XP(Service Pack 2)、Windows XP Professional、Windows 2000 Server、Windows 2000 Professional、Windows Server™2003
512MBのRAM(推奨1GB)
300MBの空き容量のあるハードディスク
Java Virtual Machine:Sun™ 1.4.2、Sun 1.5、IBM® 1.4.2

Adobe Flex Data Services 2
Microsoft Windows 2000 Server、Windows XP Professional、Windows Server 2003、
Red Hat® Enterprise Server 4、SUSE® Linux® Enterprise Server 9(Novell)
512MBのRAM(推奨1GB)
400MBの空き容量のあるハードディスク
Java Virtual Machine:Sun 1.4.2_08(AdobeのMacromedia® JRun™、 BEA WebLogic、Apache Tomcatのみ)、BEA Jrockit 1.4.2_08(BEA WebLogicのみ)、 IBM1.4.2(IBM WebSphereのみ)
Application Server:JRun4 Updater6(統合インストールオプションに含まれる)、
Apache Tomcat4.1, BEA WebLogic 8.1(SP2)および9.1、IBM Websphere5.1 および6.0、
JBoss 4.x、Oracle Application Server 10g、SAP NetWeaver6.4、日立Cosminexus 7、
富士通Interstage Application Server V7

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.com/jp/に掲載されています。