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アドビ システムズ社、
Adobe Flash Player 9 Linux版の提供を開始


Adobe Flex 2とともにLinuxベースのRIA開発環境を強化


【2007年1月19日】


米国カリフォルニア州サンノゼ発(2007年1月17日)Adobe Systems Incorporated(NASDAQ:ADBE、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ システムズ社)は本日、表現力豊かでユビキタスな次世代のランタイム環境であるAdobe® Flash® Player 9のLinux®版の提供を開始すると発表しました。これにより、オープンソースで汎用性のあるLinux環境上でもFlashコンテンツを楽しむことが可能になります。Adobe Flash Player 9は非常に高いパフォーマンスと先進的な機能を備えたクロス プラットフォーム対応のランタイム環境として拡大してきましたが、今回新たにLinux版が提供開始されたことにより、Linux環境の開発者が、いずれも無償のAdobe Flex® 2 SDK、Adobe Flash Player 9、Flex Data Services 2 Expressを活用してリッチ インターネット アプリケーション(RIA)を開発、検証、提供できるようになりました。

Adobe Flash Playerは、世界中のインターネットに接続された7億台以上のコンピュータと各種携帯デバイスにインストールされています。さまざまな端末のユーザと情報とを結びつけることにより、プラットフォームの違いを超えて、コラボレーション作業を可能にし、より表現力豊かで一貫したアプリケーション体験を提供します。

アドビ システムズ社 シニアプロダクトマネジャー エミー ファン(Emmy Huang)は、「Web上の動画の数は、近年急速に増加しています。こうした状況を背景にAdobe Flash Playerは、ユーザが引き込まれるような体験を提供する双方向型のコンテンツおよびアプリケーションの提供手段として、まさに業界標準になろうとしています。新たにLinuxユーザが、インターネット上に公開されている膨大なFlashコンテンツとFlashアプリケーションのすべてにアクセスできるようになりました。Linux環境の開発者やLinuxユーザも、最先端のWeb 2.0体験を享受することができます」と述べています。

Adobe Flash Player 9 Linux版は、過去バージョンと比較してスクリプト実行を最大10倍の高速化を実現しています。また、ActionScript Virtual Machine 2(AVM2)を搭載し、省メモリ設計を実現しているほか、グラフィック、動画、テキストに関わる各種先進機能を備えており、ユーザ体験が大幅に向上しています。アドビ システムズ社は最近、AVM2のソースコードをMozilla財団に寄贈しました。これを受けてMozilla財団は、新オープンソースプロジェクトTamarinを立ち上げ、標準規格に準拠したWebアプリケーション開発環境の確立に向けた取り組みを進めており、複数のプラットフォームに対応した、表現力豊かで魅力的なWebアプリケーションを短期間に開発することが可能になります。Tamarinは、MozillaのWebサイト(http://www.mozilla.org/projects/tamarin/)内のオープンソース バージョン コントロールおよびコラボレーション システムであるCVS経由で入手可能です。

Novell社のLinuxアンド オープン プラットフォーム ソリューション部門、マーケティング担当ディレクターのジャスティン スタインマン(Justin Steinman)氏は、「Adobe Flash Player 9は、強力なパフォーマンスとプログラミングモデルを備え、高いセキュリティの視聴体験を実現します。Linux版の提供開始によって、最高レベルのビジネス向けデスクトップLinux PCであるSUSE Linux Enterprise Desktopの地位はさらに強化されるでしょう。Novell社はユーザがWeb上で最新のリッチ コンテンツを体験できる環境を整備するため、今後も取り組みを継続して行きます」と述べています。

Red Hat社のエンタープライズソリューション担当上級副社長であるティム イートン(Tim Yeaton)氏は、「Red Hat社は、世界最高のLinuxユーザ体験を提供するべく取り組みを進めています。Adobe Flash Player 9 Linux版の提供開始により、Red Hat社はLinuxユーザが求めるデスクトップ機能を提供することができます。Red Hat Enterprise Linux認証を受けたRIAに対する需要の高まりを示す動きでもあります」と述べています。

Adobe Flash Player 9 Linux版は、http://www.adobe.com/jp/downloads/から無償でダウンロードすることができます。開発者向けのコンテンツデバッガプレーヤーとスタンドアロンプレーヤーは、http://www.adobe.com/support/flashplayer/downloads.htmlからダウンロードすることができます。Adobe Flash Player 9 Linux版は、Novell社とRed Hat社が2007年中に提供を予定している最新版のLinux OSにも同梱されます。

Adobe Flash Player 9には英語版と各国語版が用意されており、いずれもLinux版、Windows®版、Macintosh®版が提供されています。

Adobe Flash Player 9の詳細については以下のURLをご参照ください。
http://www.adobe.com/jp/products/flashplayer/

無償のAdobe Flex 2 SDKとFlex Data Services 2 Expressを利用したLinux向けRIA開発の詳細については以下のURLをご参照下さい。(英語)
http://www.adobe.com/products/flex/productinfo/overview/

必要システム構成
Adobe Flash Player 9 Linux版
・ 最新のプロセッサ(800MHz以上)
・ Red Hat Enterprise Linux(RHEL)3 Update 8、RHEL 4 Update 4(AS/ES/WS)、Novell SUSE 9.xまたは10.1
・ Firefox 1.5.0.7以上、Mozilla 1.7.x以上、SeaMonkey 1.0.5以上
・ 512MB以上のRAM
・ 128MBのグラフィックメモリ

※Advanced Linux Sound Architecture(ALSA)のみサポートします。(OSSおよびESD では音声が再生されません)
※GTK2ベースのブラウザのみサポートします。

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザの、アイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.com/jpに掲載されています。