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アドビ システムズ社、
Adobe Digital Editions 1.0の提供を開始


大手出版社とソニーが新たなデジタルパブリッシング技術のサポートを表明


【2007年6月20日】


米国カリフォルニア州サンノゼ発(2007年6月19日)Adobe Systems Incorporated(NASDAQ:ADBE、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビシステムズ社)は、電子書籍や新聞などのデジタル出版物を入手、管理、閲覧するための新しいソフトウェアである「Adobe® Digital Editions 1.0」の提供を開始したと発表しました。Adobe Digital Editionsは、これまで以上に快適な電子書籍の閲覧環境を提供すると同時に、出版社に新たなビジネスの可能性をもたらします。Adobe Digital Editionsは、Microsoft® Windows®およびMacintosh®に対応しています。同ソフトはアドビシステムズのサイトhttp://www.adobe.com/go/getdigitaleditionsから無償でダウンロードできます。

既に大手出版社、オンラインストア、アドビ システムズのパートナー企業は、Adobe Digital Editionsへのサポートを表明しています。「Adobe InDesign® CS3」に新たに搭載された、書き出し機能を使用すれば、出版社はAdobe Digital Editionsに対応したコンテンツを簡単に作成することが可能となり、コンテンツ制作にかかるコストおよび時間の大幅な削減が可能です。アドビ システムズでは携帯電話や電子書籍閲覧向けの専用端末に対応するバージョンの提供も予定しています。ソニー社は、同社の電子書籍閲覧端末にAdobe Digital Editionsの技術を組み込むことを表明しています。

アドビ システムズ社のコーポレートデベロップメント担当シニアバイスプレジデントであるロブ ターコフ(Rob Tarkoff)は、「Adobe Digital Editionsは、出版社による電子書籍などのデジタルコンテンツの提供方法と、ユーザの電子書籍の閲覧体験を一変させるものです。Adobe Digital EditionsとAdobe InDesign CS3、そしてソニーをはじめとする数々の革新的な技術、製品を提供する企業が送り出す次世代の端末には、デジタルパブリッシングがコンテンツオーナーにとって有力な手段になったことを示しています。また、好みのコンテンツの閲覧に新たな技術的革新を待ち望んでいた多くのユーザにも最適なソリューションです」と述べています。

ソニー・エレクトロニクス社のポータブルリーダーシステムマーケティング担当のバイスプレジデントであるロン・ホーキンス(Ron Hawkins)氏は、「電子書籍や電子文書に向け、新たなアプリケーションの開発でアドビシステムズ社と協力できることを非常に嬉しく思います。この共同作業によって、当社の製品がより幅広い消費者層と新たな市場を開拓することにつながるでしょう。一般ユーザや企業ユーザは、どこにでも持ち運ぶことができ、操作性に優れたSONY® Readerの機能を十分に活用することが可能となり、数多くのコンテンツを楽しむことができるようになります」と述べています。

Adobe PDF(Portable Document Format)およびXMLベースの出版をネイティブサポートするAdobe Digital Editionsは、すでに15万本以上の電子書籍コンテンツをシームレスに表示できます。また、Adobe Digital Editions 1.0では自動的にテキストの流し込みや、再レイアウトを行なうことで、異なるスクリーンサイズにも対応するほか、Adobe Flash®フォーマットをサポートすることにより、音声や動画などのリッチコンテンツの統合を可能にし、電子出版物をさらに魅力的で表現力に富んだコンテンツにすることが可能です。

特長と機能強化
2006年10月にパブリックベータ版が公開されたAdobe Digital Editionsは、過去6カ月で30万本以上がダウンロードされ、多くのユーザから寄せられたフィードバックが製品に反映されています。ブックマーク、ハイライト、テキストノートによるコンテンツへの注釈が可能になったほか、複数の本棚を自在に管理するライブラリビュー機能を搭載しています。また、滑らかさが増したユーザインターフェースには、表示の拡大をはじめとしたコンテンツ閲覧時の操作性全般が強化されたほか、XHTMLベースのリフローに対応した電子書籍のための新しいIDPF Open Publication Standard(OPS)をサポートし、シームレスなコンテンツ閲覧を実現しています。

Adobe Digital Editions 1.0のファイルサイズは3MB以下で、Flash Playerの技術によってコンテンツの迅速なダウンロードとインストールができます。また、幅広く利用されているAdobe Acrobat® 8とAdobe Reader® 8との連携機能により、自動的にAdobe Digital Editionsのインストールや起動が可能になります。

コンテンツ保護機能の選択も可能
アドビ システムズ社の新たなサービスである「Adobe Digital Editions Protection Technology(ADEPT)」と連携しているためAdobe Digital Editionsは、ユーザの利便性を損なうことなく出版社の保有するコンテンツの著作権を保護することができます。ADEPTは、アドビ システムズ社ですでに実績のある「Adobe Content Server(ACS)」をサポートするとともに、PDFおよびテキストの流し込みや、再レイアウトを自動的に行なうOPS XML eBookの双方のフォーマットの保護が可能です。また、コンテンツ販売や、期限付き付き貸出しモデルには、図書館型の貸出し、定期購読や、広告に対応したモデルが含まれています。詳しくは、http://www.adobe.com/go/digitalpublishing(英語)をご覧ください。

Adobe Digital Editions 1.0は、2007年6月19日(火)に米国カリフォルニア州サンノゼで開催される「O’Reilly Tools of Change Conference」で公開されました。

提供開始時期および価格について
Adobe Digital Editions(Windows版/Macintosh版)は、無償でダウンロードできます。Adobe Digital EditionsのLinux版、および、日本語、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語版は、2007年下半期に提供が開始される予定です。

必要システム構成
Windows版
・ Windows Vista、Windows XP(Service Pack 2)、Windows 2000(Service Pack 4)
・ 500Mhz以上のインテル® Pentium®プロセッサ
・ 128MB以上のRAM
・ 800×600以上の画面解像度をサポートするディスプレイ

Macintosh版
・ Mac OS® X version 10.3.9以上
・ 500MHz以上の PowerPC® G4もしくは G5プロセッサ
・ 128 MB以上の RAM

インテル搭載 Macintosh版
・ Mac OS X version 10.4.8以上
・ 500MHz以上のプロセッサ
・ 128 MB以上の RAM

アドビ システムズ社について
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザの、アイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.com/jpに掲載されています。