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アドビ システムズ社と業界先進企業がOpen Screen Projectを発表

テクノロジーおよびコンテンツ関連企業が共同であらゆるスクリーン上での
リッチ インターネット アプリケーション(RIA)の体験を加速

【2008年5月7日】

米国カリフォルニア州サンノゼ発(2008年5月1日)Adobe Systems Incorporated (Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ システムズ社)は、ARM、中華電信、シスコ、インテル社、LG電子、Marvell、モトローラ、ノキア、NTTドコモ、クアルコム、サムソン電子、ソニー・エリクソン、東芝、ベライゾン・ワイヤレスなどの業界先進企業のサポートを受け、Open Screen Project(オープン スクリーン プロジェクト)を発表しました。このプロジェクトは、TV、PC、携帯端末、消費者向けエレクトロニクス デバイスを対象にリッチ インターネット体験を推進するものです。また、BBC、MTVネットワークス、NBCユニバーサルなどの有力コンテンツプロバイダもOpen Screen Projectをサポートし、閲覧する機器を問わず安全でリッチなWeb体験やビデオ体験をライブまたはオンデマンドで提供します。

Open Screen Projectは、Adobe® Flash® Player、および将来的にはAdobe® AIR®(Adobe Integrated Runtime)を利用し、シームレスなランタイム環境を実現し、開発者とデザイナーの間にある障壁を取り払い、また電話機、モバイルインターネット端末、セットトップボックスなど、デスクトップや各種機器にわたり、コンテンツやアプリケーションの提供を行います。Open Screen Projectは、携帯端末上のランタイム技術を常に無線で更新することにより、分断されることなくリッチなユーザー体験の提供を可能にします。シームレスなランタイム環境は、各種OSや機器に最適な性能を提供し、ユーザーに対して最高の体験を実現するものです。

このプロジェクトの使命を支援すると同時に、アドビ システムズ社の、Webにおける革新を実現するという継続的な目標の一環として、Adobe Flashテクノロジーをよりオープンなものとし、コンテンツとリッチ インターネット アプリケーション(RIA)の展開を加速させるため、数々の施策を行う予定です。SWFとFLV/F4V規格の使用に関する規制を除去すること、Adobe Flash Player用のデバイス移植レイヤーAPIの公表および堅牢なデータサービスに対応したAdobe Flash® Cast®プロトコルとAMFプロトコルの公表を行います。またライセンス料金を取り除き、Adobe Flash Playerとデバイス向けAdobe AIRの次期リリースを無料化します。

アドビ システムズ社の社長兼CEO(最高経営責任者)であるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)は、「リッチで双方向性のある体験をPC、デバイス、消費者向けエレクトロニクスに提供するという共通のビジョンの下、業界リーダー企業のサポートを受け、当社はOpen Screen Projectを推進します。シームレスかつ、オープンなプラットフォームを開発者に提供することにより、リッチ インターネット アプリケーションを推進し、ユーザー体験を大幅に改善します」と述べています。

Adobe Flash Playerは、インターネットに接続された98%以上のPCと、数億台の携帯端末やセットトップ機器にインストールされており、高度なクリエイティブ機能、魅力的なユーザー体験や圧倒的なAV再生能力、そして全世界への幅広いコンテンツの配信を実現します。アドビ システムズ社では、2009年までに、10億台以上の携帯端末がFlashテクノロジーを搭載すると予想しています。Webを介してビデオのストリーミングを行う放送局の75%以上がFlashテクノロジーを使用しています。Adobe AIRはデスクトップ向け次世代RIAランタイムで、Flash、PDF、HTML、Ajaxをサポートしています。

あらゆるスクリーン上で閲覧可能な環境を整備することにより、魅力的な体験に対するユーザーの期待は、コンテンツに接続する方法や場所を問わず高まります。携帯端末でのWebブラウジングは一般的になりつつありますが、依然としてシームレスでリッチなインターネット体験の提供には課題があります。ユーザーの期待を満たすため、ソフトウェアアプリケーションやビデオはあらゆるデバイスにわたりシームレスに動作し、コンテンツは異なるデバイスでも容易にアクセスできるようにする必要があります。

リッチなWebコンテンツやアプリケーションをいつでもどこでもサポート
Open Screen Projectをサポートする企業は、シームレスかつ、オープンなプラットフォームこそがリッチ インターネット アプリケーションを推進し、ユーザーへと利益を還元するものである、というアドビ システムズ社の方向性を共有しています。Open Screen Projectの参加企業は、携帯端末、PC、あらゆるデバイスにおけるエコシステムを担う有力企業です。業界を牽引する企業がこのプロジェクトへ参加を表明しています。

NTTドコモ取締役常務執行役員兼プロダクト&サービス本部長の辻村 清行氏は、「当社はモバイルサービスの進化に長年取り組んできました。Flashテクノロジーは、当社の成功と日本における多くのモバイル開発者にとって不可欠です。長期にわたる戦略的提携企業、そしてFlashを多数のモバイルユーザーに提供する革新的企業であるNTTドコモは、リッチで表現力豊かなモバイル体験を実現するために不可欠なアドビ システムズ社の努力に対して賞賛を送ります。アドビ システムズ社、Open Screen Projectの参加企業と協力し、シームレスなアプリケーションランタイム環境をいつでも、どこからでもデバイスに提供したいと考えています」と述べています。

ARMのCEOウォーレン イースト(Warren East)氏は、「応答性に優れ、柔軟性のあるWeb体験やリッチメディア体験を消費者向けデバイスやデジタル環境が整った家庭に提供することは、ARMと提携企業にとって重要です。アドビ システムズ社のOpen Screen Projectにより、無数のARM Powered®デバイスへFlash PlayerとAdobe AIRを最適化、展開することが可能で、将来のARM®プロセッサ上でハードウェアを最適化する能力も向上します」と述べています。

シスコの企業開発、消費者、中小企業グループ担当上級副社長ネッド フーパー(Ned Hooper)氏は、「市場は単にインターネットに接続されたホームオフィスからマルチメディア対応のホームオフィスへと移行しています。Linksys by Cisco製品でのリーダーシップを通じ、家庭や職場、移動中においてもユーザーをデジタル世界へと接続させたり、日常生活を大きく変革したりすることができます。当社は、アドビ システムズ社とOpen Screen Projectとは同じ方向性を共有しています。いつでも、どこでも、いかなるデバイスでも、Web、TV、ユーザーが開発したコンテンツであっても融合できると考えています」と述べています。

インテル社の副社長兼システムソフトウェア事業担当ジェネラルマネージャー ダグ フィッシャー(Doug Fisher)氏は、「消費者は常にデバイスから多くのものを望んでいます。Flash Playerはインターネットに接続されたほとんどのコンピュータにインストールされています。アドビ システムズ社との強力な技術提携により、FlashテクノロジーとAdobe AIRの最適化が、幅広いデバイスで可能となります。モバイルインターネットデバイス用のLinuxプロジェクト(http://moblin.org)用に開発されたAdobe AIRアプリケーションもその一部です。当社の幅広くリッチなハードウェアとソフトウェアのエコシステムを、アドビ システムズ社のOpen Screen Projectに融合することで、いつでもどこでも完全なインターネット体験を提供することができるようになります」と述べています。

Marvellの社長兼CEO、サハト スタルジャ(Sehat Sutardja)博士は、「ユーザーが求めているものは、PCと同様、完全な機能性、同一のUIと操作性、さらには瞬時のユーザー体験になります。アドビ システムズ社は、Open Screen Projectによりあらゆるプラットフォームにわたりソフトウェアに関するシステム要件を統一することを牽引しており、非常に喜ばしく思います。Marvellは、モバイルデバイスや消費者用デバイスで使用している先進的なアプリケーション プロセッサ技術を通じて、PCと同等の強力なコンピューティングを提供し、この努力が成功すべく貢献していきます」と述べています。

モトローラのソフトウェア プラットフォーム エコシステム担当副社長 クリスティ ワイアット(Christy Wyatt)氏は、「当社は、長年にわたるオープン規格の支持者として、アドビ システムズ社のOpen Screen Project、そしてその目標であるエコシステムのオープンな開発をサポートします。Open Screen Projectにより、Flashテクノロジーはもちろん、モバイル アプリケーション、UI、プラットフォームにおける革新が加速し、モバイル ユーザーはリッチなWebを新しい多くのデバイスで体験できるようになります」と述べています。

MTVネットワークスのグローバルデジタルメディア担当社長 ミカ サルミ(Mika Salmi)氏は、「当社のアプローチは、ユーザー、Web開発者、パブリッシャー向けに、あらゆるプラットフォームからコンテンツへの自由なアクセスを提供し、共有と相互に影響を与える環境を実現することです。また、当社がOpen Screen Projectに賛同する理由は、ユーザーが当社のブランドを継続して楽しめるほか、あらゆるデバイスのスクリーン上で思いのままコンテンツの閲覧と作成ができるようになるためです」と述べています。

NBCユニバーサルの上級副社長兼最高技術責任者 ダーレン フェハー(Darren Feher)氏は、「当社は、デジタル資産のうち、20以上のストリーミング用ビデオプレーヤーについて、大部分のコンテンツをFLV形式で提供しています。このプロジェクトを参加することができて喜ばしく思っています。Flashテクノロジーの採用がPC以外でも進み、NBCユニバーサルのコンテンツはどこにいても閲覧可能となるでしょう。デバイスはリッチコンテンツやアプリケーションへのアクセス手段として重要性を増しています。アドビ システムズ社と提携して、これら新しい配信チャネルから素晴らしい体験を提供することができ、光栄に感じています」と述べています。

ノキアデバイスソフトウェアの上級副社長 リー ウィリアムス(Lee Williams)氏は、「アドビ システムズ社の長期にわたる戦略的提携企業として、Open Screen Projectの立ち上げに参加することができて喜ばしいとともに、モバイルエコシステムにおけるFlashテクノロジーの採用障壁を排除するというアドビ システムズ社の努力を賞賛します。当社は引き続きデバイスに対するFlashランタイムの開発を行っていきます。また、当社はモバイル市場におけるFlashテクノロジーの展開を長年牽引してきました。デバイス用Adobe AIRが持つ将来性に対して期待しています。今日の発表はモバイルデバイス上の新世代リッチ インターネット体験を拡大することになるでしょう」と述べています。

クアルコムCDMAテクノロジーズの製品管理担当上級副社長 スティーブ モレンコフ(Steve Mollenkopf)氏は、「当社はアドビ システムズ社のOpen Screen Projectを歓迎します。Open Screen Projectは、当社のBREWモバイルプラットフォームや高度に統合されたチップセットソリューションと強力な連携性を持っています。開発者エコシステムも拡張され、幅広い3Gモバイルデバイスのユーザーに対し、アプリケーションとサービスの提供が実現します」と述べています。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのポートフォリオ&プロポジション部門を率いる坂口立考氏は、「魅力的な統合モバイルアプリケーションとWeb体験がユーザーに欠かせないという信念の下、当社の端末の多くはFlash対応となっています。アドビ システムズ社のOpen Screen Projectは、当社のモバイルデバイスファミリ全体におけるFlashテクノロジーの活用を拡大します。FlashテクノロジーとAdobe AIRは、オープンなWeb規格を活用するという当社の戦略と適合し、世界中に存在する数百万のユーザーへ新たなモバイル体験を提供するでしょう」と述べています。

ベライゾン・ワイヤレスの副社長兼最高マーケティング責任者 マイク ランマン(Mike Lanman)氏は、「Open Screen Projectを通じて、ベライゾンと提携企業はリッチなモバイル体験を多くのデバイスへ容易に届けることができます。アドビ システムズ社の努力とOpen Screen Projectに対する当社のサポートは、当社のOpen Developer Initiativeを補完するものであり、全世界のモバイルプラットフォームやデバイスを対象に、Flash技術やAdobe AIRを利用した次世代アプリケーションの提供を可能にします」と述べています。

Open Screen Projectの詳細は以下のURLをご覧ください。
http://www.adobe.com/go/openscreenproject

■ アドビ システムズについて
アドビ システムズ社は、時間や場所、利用するメディアや機器を問わず、あらゆるユーザのアイデアや情報との関わり方に変革をもたらしています。アドビ システムズ 株式会社はその日本法人です。同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.adobe.com/jp に掲載されています。