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アドビ システムズ社とクアルコム、次世代モバイル機器向けに新しいFlash Playerを提供 Flash Player 10.1のアクセラレーション機能により、スマートフォンとスマートブックでHD動画と表現力豊かなWeb体験を実現 |
【2009年10月6日】 米国ロサンゼルス、ADOBE MAX 2009発(2009年10月5日)Adobe Systems Incorporated(Nasdaq:ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ システムズ社)と先進のワイヤレステクノロジー、製品、サービスのトップデベロッパー&イノベーターであるQualcomm Incorporated(本社:米国カリフォルニア州、Nasdaq:QCOM、以下クアルコム)は本日、Adobe® MAX 2009において、Open Screen Projectの一環としてスマートフォンとスマートブックを対象とするクアルコムのチップセット向けにAdobe Flash® Player 10.1を最適化し、パフォーマンスを大幅に向上させるため、両社が提携していることを発表しました。Flash Player 10.1に対応可能な初のコンシューマ機器は、クアルコムのSnapdragon™チップセットを搭載した東芝などの企業のスマートブックとスマートフォンになります。Flash Player 10.1のベータ版が年内に公開されることで、クアルコムの製品ポートフォリオにおけるFlash Player 10.1への広範なサポートが実現します。 Adobe Flash Player 10.1は、Open Screen Projectによって生まれた初のブラウザベースのランタイムであり、この一貫したランタイムによって、表現力豊かなアプリケーションやコンテンツ、高品位(HD)動画によるWebブラウジングを実現します。Adobe MAXで本日発表されたFlash Player 10.1は、高性能グラフィックスコアを集積したSnapdragonなど、対応機器でGPU(グラフィック プロセッシング ユニット)の処理能力を活用し、動画とグラフィックスのアクセラレーションを実行しながらも、バッテリ寿命とリソース利用の節約を可能にします。 アドビ システムズ社 プラットフォーム部門担当ゼネラルマネージャー兼バイスプレジデントであるデービッド ワドワーニ(David Wadhwani)は、「クアルコムは、Open Screen Projectの発足当初からの参加企業であり、アドビ システムズ社とは、長期的な関係を構築しています。No.1のオンライン動画配信プラットフォームであるAdobe Flash技術と、画期的なSnapdragonプラットフォームを採用したクアルコムのチップセットによって、Flash Platformを使用して開発された最新かつ最も革新的なWeb体験を次世代のスマートフォンやスマートブックで提供します」と述べています。 Qualcomm CDMA Technologiesのソフトウェア戦略担当バイスプレジデントであるロブ チャンドック(Rob Chandhok)氏は、「クアルコムは、モバイル機器による表現力豊かなマルチメディア体験の実現を常に目指しており、Adobe Flash Platform技術は、こうした取り組みに不可欠な要素です。モバイル機器が最も重要なインターネットのアクセス手段になりつつある中、アドビ システムズ社との提携により、当社の機器を製造されるお客様は、フル機能の魅力的な製品を市場に投入できます」と述べています。 クアルコムのチップセットポートフォリオは、業界をリードする集積度を特徴とするソリューションを幅広く取り揃えており、これまで以上にハイエンドな機能を備えたスリムでスマートな機器により、モバイル機器の可能性を一新しています。同社の製品ラインの1つであるSnapdragonは、モバイル処理能力、消費電力の最適化、ユビキタスな接続性、強力なマルチメディア機能をシングルチップに集積した類を見ないプラットフォームです。Snapdragonによって、より高度なスマートフォンに加え、スマートブックと呼ばれるかつてないタイプの機器が実現されます。スマートブックは、スマートフォンの持つ最高の要素を実現しており、一貫した接続性、インスタントオン機能、カスタマイズ可能で直感的なインターフェイスが一度のバッテリ充電で終日持続するだけでなく、ディスプレイの大型化も実現しています。 Adobe Flash Platformについて Open Screen Projectについて クアルコムについて アドビ システムズ社について |
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