PDFをAIファイルに変換する方法
PDFのイラストを編集したいときは、PDFをAdobe Illustrator(AI)ファイルに変換しましょう。
企業やデザイナー、アーティストは、完成したイラストをPDFで共有することが多いですが、PDFはどのデバイスでも開ける一方で、編集が難しい場合があります。ここでは、PDFをAI形式に変換して、編集や共有がしやすいファイルにする方法を解説します。
PDFをAIファイルに変換するべき理由
PDFはファイル共有に便利な形式で、Acrobatを使えば編集が可能です。テキストの編集、コメントや注釈の追加、署名の収集もスムーズに行えます。ただし、グラフィックデザインなどで大幅な編集が必要な場合は、アドビのAI変換機能を使ってAI形式に変換することをおすすめします。
PDFをAI形式に変換すると、Illustratorのすべての編集・デザイン機能が使えるようになります。AIファイルはベクター形式のグラフィックを使用しているため、どんなに拡大・縮小しても画質が損なわれません。特にロゴや大型のマーケティング素材など、拡大が必要なデザインに最適です。ここでは、PDFをAIに変換する方法をご紹介します。
PDFをAIファイルにカンタンに変換する方法
PDFをIllustratorのAI形式に変換するには、Illustratorの変換機能を使うのが最も早い方法です。Illustratorを開き、次の手順で進めてみましょう。
- Illustratorのメニューから「開く」をクリック
- AI形式に変換したいPDFを開く
- 「ファイル」から「別名で保存」を選択し、ファイルの種類としてAIを指定
- 「保存」をクリックして変換を完了すると、編集が可能になる
AIファイルをPDFに変換する方法
AIファイルはIllustratorでのみ開けるため、すべてのデバイスで閲覧可能にしたい場合には、PDFに変換する必要があります。Illustratorでの変換手順は以下のとおりです。
- Illustratorで変換したいファイルを開く
- 「ファイル」から「コピーを保存」を選択
- ファイルの種類としてPDFを選択
- 「保存」をクリックし、PDF設定を指定
また、ログインした状態でAdobe AcrobatアプリケーションやAcrobatのオンラインツールを使うと、IllustratorファイルをPDFに変換することもできます。
PDFをもっと活用しましょう
Adobe AcrobatやAcrobatオンラインツールを活用すれば、PDFを様々なファイル形式にカンタンに変換でき、他の形式からPDFへの変換もスムーズです。外出先やオフィス、リモート環境でも手軽に利用でき、必要な形式でファイルを共有することができます。
Adobe AcrobatとAcrobatオンラインツールを使って、PDFの変換、署名、共有など、様々な機能をぜひお試しください。