説得力のあるビジネスインフォグラフィックの制作

事実や数字を箇条書きにするだけでなく、印象に残るビジュアルでデータを表現しましょう。重要な情報を効率的でスタイリッシュに伝えるために、以下のデザインのヒントを活用してください。

傾けて表示されているインフォグラフィック

データの視覚化の基本

 

数字だけでも悪くはありません。しかし、数字に画像を付ければさらに良くなります。インフォグラフィックが多くのデータが盛り込まれた情報を非常に効果的に伝達できるのはそのためです。コンテキストがあれば数字の説得力が増します。マーケティング用インフォグラフィックで見込み客とコミュニケーションをとるときも、投資家向けに事業計画の内容を説明するときも、新しく加わったチームメンバーにフローチャートを見せるときも、インフォグラフィックでは常に、データを使用してストーリーを語ることを目標としています。


最高のインフォグラフィックへの第一歩は、相手について考えることです。相手は何を知る必要がありますか。何を知りたいと思っていますか。適切なツールとリソースを使用すれば、相手が重要なデータを視覚化するサポートをしながら、エンゲージメントを高めたり、ときには見る人を少し楽しませたりすることもできます。
 

 

言葉ではなく画像

 

優れたインフォグラフィックデザインは、テキストを最小限に抑えながら、データや指示、手順、仕組みを表現しています。インフォグラフィックには、多くのことを伝える単一の資料を視覚化するものもあれば、ページ全体にビジュアルを使用して1つのトピックに関する様々な情報を共有するものもあります。
 

ただし、どのような目的であれ原則は変わりません。
 

  1. 主旨を明確に説明する

  2. テーマの裏付けとしてビジュアルを活用する

  3. 残りはデザインで補う
     

インフォグラフィックのデザインを始める前に、ストーリーをサポートするために集める情報について考えてみます。5年前に比べてソーシャルメディアへの依存度が増しているということを伝えたい場合は、この5年間のソーシャルメディアユーザー数の統計データを探せば、傾向を示すことができます。ソーシャルメディアユーザーの1日のサイト滞在時間やソーシャルメディアを最もよく使用するユーザー層についてのデータもあるといいでしょう。

ユーザーがオフィスの机でノートPCを使用しているところを上から見た画像

数字は何度もチェック

 

デザインを進める前に、信頼できるデータを揃えておくようにします。最終的に期待していたかたちでデータが手に入るとは限りません。仮説に反する調査結果が返ってくることもあれば、規制やプライバシーの問題で貴重な情報を共有できないことや、インターネットで見つけた統計データの情報源が見つからないこともあります。何事も成り行きに任せるのは避けましょう。データが不正確であれば、どれほどインパクトのあるビジュアルも無意味になります。
 

 

全体の構図を描く

 

インフォグラフィックを構成する個々のパーツ(図表、グラフ、アイコン、画像)の作成を始める前に、まずは全体的な構図案を描きます。

 

このプロセスは、アイデアに忠実におこないます。インフォグラフィックのラフスケッチを作成してください。多くのデザイナーは、鉛筆と紙を使うか、タブレットでAdobe Photoshop SketchやAdobe Frescoなどのツールを使って、いくつかの案をすばやく描きます。スキームのバリエーションを試してみることで、デザインの階層構造やバランス、流れなどを検討できます。


次に、データを視覚化する最善の方法を検討します。経時的な変化を示すには折れ線グラフが効果的です。縦の棒グラフは、時間の経過と共に2つのデータを比較する場合に適しています。いくつかの項目を比較するときは、横の棒グラフを使うと読みやすくできる場合があります。また、円グラフは割合を表すのに優れています。ストーリーを語るうえでプラスにならないものや迅速な理解の妨げとなる可能性のあるものは、すべて省きます。

棒グラフと傾向の折れ線グラフを並べたカラフルな比較画像
カラフルな円グラフ

常にデザインを意識

 

信頼できるデータと実行計画を準備したら、いよいよデザインに取り掛かります。次のポイントに留意して制作を開始してください。

 

1.適切なツールを使用する。Adobe Illustratorは、チームでインフォグラフィックの作成とデータの視覚化をおこなうために必要なすべてのツールを提供します。Adobe Creative Cloudグループ版をご購入いただくと、Adobe Illustrator、InDesign、Photoshopにアクセスしたり、Adobe Stockからカスタマイズ可能なインフォグラフィックベクターテンプレートを無料でダウンロードしたりできます。

2. ビジュアル構造を組み立てる。 アイデアのスケッチに従って、主な要素をレイアウトしてデザインを開始します。最も重要なメッセージが最も目立つように、メッセージをインフォグラフィックの中央に配置するか、最初または最後に最大の視覚的重点を置きます。デザイン要素同士が注目を奪い合わないように気を付けます。

3. 情報のフローを構築する。インフォグラフィックに含まれるストーリーの流れが直線的な場合は、見る人の目が要素から要素にスムーズに移動するようにします。また、余白を使うことで、重要なポイントに注目させ、視覚的刺激を与え、全体的なバランスを取ることができます。テキストやオブジェクト、マージンを非表示のルーラーガイドにそろえることでもレイアウトが整います。また、より視覚的に情報を表し、グラフィックがテキストで埋め尽くされないようにするには、Adobe Stockのアイコンセットを使用すると便利です。トピックに関連する画像とデータを表すために使用する図表やグラフとをどのように結びつけるかを検討してください。

4. カラースキームを選ぶ。インフォグラフィックは多くの情報を含むことがあるため、雑然とし過ぎないようにカラースキームは常にシンプルにします。ブランドと調和し、そのイメージを促進するようなカラーを選択します。カラーテーマを選ぶ際には、Adobe Colorで最新の配色傾向を調べたり、調和がとれた色を選択できているかを確認したりします。

デザインソフトウェアで作成中のインフォグラフィック

5. 書体を選択する(最大でも2種類)。 テキストについてもシンプルさが大切です。使用するフォントファミリーの種類を限定し、ブランドイメージと調和するものを選ぶよう心がけてください。複数の書体を使う場合は、似すぎているものは避け、ある程度の視覚的コントラストを持たせましょう。例えば、セリフフォント(Times New Romanのように先端に装飾のあるフォント)とサンセリフフォント(Arialのように先端に装飾のないフォント)を組み合わせてもかまいませんが、2種類のセリフフォントは使わないでください。また、サイズやスタイルの種類も必要最低限に抑えましょう。ここを抑え気味にすることで、デザインに統一感が生まれ、見やすくなります。

 

6. 仕上げる。 データの出典を記入し、ロゴやその他のブランドイメージを追加します。インフォグラフィックの目的に合わせて、コールトゥアクションを加えてもよいでしょう。最後に、完成したデザインを適切なファイル形式で書き出します。プレゼンテーションならグラフィックファイル、オンライン用ならPDFが適しています。

 

Adobe Creative Cloudグループ版に含まれているAdobe StockやBehanceで様々なインフォグラフィックフォーマットやデザインテンプレートを参照すれば、クリエイティブ制作をすばやく開始できます。

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