ネイビーブルーとロイヤルブルーを目的に合わせて使い分ける

青色の中でもとりわけ人気の2色、ネイビーブルーとロイヤルブルーの違いについて学びましょう。

ブルー系のカラーは落ち着きやポジティブさ、中立性といった感覚を抱かせます。しかし、アーティストやデザイナーにとって重要なのは、どの色調がどんなメッセージを持つのか把握しておくことです。それぞれのRGBカラーコードを見てみましょう。ネイビーブルーは、青色だけを濃くしていくことで作られる暗めの色調です。一方でロイヤルブルーは、赤、緑、青を混ぜ合わせることで得られる、より明るい色調です。

ネイビーブルーとロイヤルブルー、どちらを使うか判断するためのヒントを得るとともに、それぞれの色の持つ意味や歴史についても学びましょう。

真面目な印象のデザインには、ネイビーブルーを使うと良いでしょう。

ネイビーブルーは、黒に近く感じるほど暗い青色です。そのルーツは歴史の中にしっかりと残っており、色の名前は英国王立海軍を指すロイヤルネイビーから取られたものです(指揮官がネイビーブルーの軍服を着ていたのです)。こうした由来があるため、デザインの中でプロフェッショナルな雰囲気や真面目さ、重厚感を表現したいときには、ネイビーブルーは非常に効果的です。

落ち着いたデザインにしたい場合はロイヤルブルーを試してみてください。

ロイヤルブルーもまた歴史と結び付いており、元々はある時代のイギリスの女王のために作られた色だと言われています。ネイビーブルーより明るく、原色の青に近い鮮やかさを持っており、信頼感や平穏、静寂を連想させる色調です。また、布地にも広く使われています。

ネイビーブルーとロイヤルブルーのカラーコード

ネイビーブルーとロイヤルブルーの色変換に使えるリストを掲載します。これらのコードをデザインツールにコピーして、完璧なパレットを作ってみてください。また、グラフィックデザインの基本についても見てみましょう。

ネイビーブルー

16進コード:#000080

RGB値:0、0、128

RGBの割合:0%、0%、50%

CMYK:100、100、0、50

HSB:240、100、50

LAB:13、48、-65

ロイヤルブルー

16進コード:#4169E1

RGB値:65、105、225

RGBの割合:26%、42%、82%

CMYK:71、53、0、12

HSB:225、71、88

LAB:48、26、-65

より明るい配色にしたい場合はロイヤルブルーを活用し、トーンを抑えたい場合はデザインにネイビーブルーを合わせてみてください。**Adobe IllustratorPhotoshopInDesign**でできることを今すぐ見てみましょう。