コンサート撮影の際のカメラ設定方法。

コンサート会場で、演奏に負けないくらい盛り上がるのが写真撮影です。一瞬の動きも逃さないために、シャッタースピードを速く設定しましょう。

コンサート会場での写真撮影は、常に変化する照明条件や被写体の高速な動きに対処する必要があります。カメラをコンサート写真に適した正しい設定にするだけで、いつものぼけた写真が素晴らしい一枚にレベルアップします。

カメラのシャッタースピードを最速に設定します。

コンサートでは、全てが速く動きます。魅力的な瞬間を逃さずとらえるには、シャッタースピードを上げ、アーティストにフォーカスし続けられるカメラ設定を選択する必要があります。

絞り値を低く、f/1.8またはf/3.5程度に(または使用レンズで可能な限り低く)設定します。

シャッタースピードを1/100、1/200程度に(それ以上速く設定できない場合)設定します。

ISOを1600 ~ 3200(必要に応じてそれ以上)に設定します。

自動ホワイトバランス機能を使用します

コンティニュアスAF(連続オートフォーカス)をオンにします

絞り値を低く、ISOを高く設定すると、シャッタースピードが上がります。これによりステージ上で躍動する盛り上がったパフォーマーも逃さず撮影できるようになります。コンサート撮影ではほとんどが手持ち撮影になるため、三脚撮影と比べてシャッタースピード設定がより重要になります。高速シャッタースピードは、撮影しながら動き回る時にもカメラの揺れを軽減し、写真のクオリティをアップします。

また、照明の変化に常に対応するために、ホワイトバランスを「自動」に設定し、動きのある被写体に合わせてコンティニュアスAF(連続オートフォーカス)を使用することも重要です。撮影条件に対してカメラが速く調整できるほど、写真のクオリティが上がります。詳しく見てみましょう。ワンランク上の写真が撮れるクールなヒントをご紹介します。

撮影したコンサート写真は、編集を行ってより完璧に仕上げましょう。

コンサート撮影は素早く行われます。コンサートの最中に、カメラを調整するために撮影を止めてしまうと、重要な瞬間を見逃す可能性が高くなります。撮影は続けて、後で調整を行うのがベストです。暗すぎたり、色が悪い写真があっても大丈夫です。Adobe PhotoshopやLightroom等の写真編集ソフトを使えば、パッとしない写真もポスターのようなクオリティに変身させられます。

**Lightroom**を使用して、平凡なコンサート写真を簡単に素晴らしい1枚に仕上げる方法をご覧ください。