初心者カメラマン向けカメラ設定の必須知識

写真撮影の腕を上げられる、簡単なカメラ設定のヒントを学びましょう。

デジタル一眼レフカメラを持っていたら、ダイヤル、目盛り、メニューに様々な設定が搭載されていることにお気づきでしょう。これらの設定を完全にマスターするには何年もかかってしまいます。そこでこの記事では、写真のクオリティを一気に上げられる「マスト設定」を厳選してご紹介します。

オートモードとシーン別モード

「オートモード」を使用すると、面倒な設定はカメラが全て行ってくれます。この設定は、カメラが露出やピント等の要素を調整してくれる、いわば「自動運転モード」のようなものです。オートモードは、ピンチの時や、写真撮影を始めたばかりの時に便利です。

次に、特定の目的に合ったカメラ設定を選択できる「シーン別モード」を試してみましょう。使用しているカメラによりますが、次のような設定プリセットがあります。

ポートレート

スポーツ

夜景

風景

選択したシーンに基づいて、特定の設定要素が自動で調整されます。例えば、「風景」プリセットを選択した場合、前景と背景両方にピントを合わせるために、自動的に絞りは小さく調整されるでしょう。

ISO感度設定

写真の明るさ(暗さ)を表現するISO感度も調整することができます。オートモードやシーン別モードを使いこなせるようになったら、ぜひ試してもらいたい設定です。

ISO感度は何段階かで測定され、値を大きくするたびに明るさが2倍になります。例えば、100~200の低ISO感度は、既に多くの自然光が存在する場合に最適です。これにより、「ノイズ」やざらつき感の少ない高品質の写真が出来上がります。

光量が少ない環境や、ボケの無い写真を撮りたい場合には、ISO感度を高く設定します。1,600前後から始め、バランスを見ながら段階的に調整しましょう。写真撮影についてさらに詳しく学び、カメラ設定でできることを知りましょう。

**Adobe Lightroom**でできることすべてを学び、編集スキルをアップしましょう。