デジタル一眼レフをピンホールカメラに変える方法
デジタル一眼レフを使ったピンホールカメラの作り方を学び、撮影パターンに面白いバリエーションを加えましょう。
ピンホール写真は、昔ながらの楽しい撮影手法です。写真撮影の原初的な形式で、個性的で、思いもよらない写真が撮れることもよくあります。ピンホールカメラは単純に言うとレンズレスカメラで、ごく小さな開口部から光線を集めて写真を撮ります。
デジタル一眼レフでピンホール写真を撮る理由
デジタル一眼レフをピンホールカメラに変えることは、ある意味、両方の長所を組み合わせることでもあります。
従来のピンホール撮影では、写真によけいな歪みが加わる場合があり、それを防ぐ調整を行っても、その場で結果を確認することはできませんでした。デジタル一眼レフで「ピンホールスタイル」撮影をすれば、アナログな従来方式では不可能だったリアルタイム調整が可能になります。
必要な材料
デジタル一眼レフをピンホールカメラに変える材料はすべて、身近にあるものです。
レンズ交換式のデジタルカメラ
アルミホイル
針または画鋲
はさみ
マーカー
テープ
カメラをピンホールに変身させる方法
まず、デジタル一眼レンズに装着されているレンズを取り除きましょう。それ以降の手順は、以下の通りです。
レンズマウントに被せるために、アルミホイルを少し(約10センチ四方)切り取ります。
レンズのフロントキャップを使って、切り取ったアルミホイルに円をトレースします。レンズキャップが無い場合は、できるだけ近いサイズを予想して行ってください。少し余白をとって円を切り取ります。
次に、「ピンホール」を作ります。針または画鋲で、円の中心に、できる限り小さな穴を開けます。
最後に、テープで円をレンズマウントに貼り付けます。ホイルをできるだけ滑らかに保ちます。その過程でピンホールを覆わないように注意しましょう。
アルミホイルを上手く接着したら、いよいよ、デジタル一眼レフピンホールカメラの出来上がりです。撮影を試してみましょう。
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