露出補正について

露出補正の機能と使い方を説明します。

露出補正は基本的に、不均一な配光やフィルター、非標準処理、露出不足や露出オーバーなどの状況で、カメラが自動的に行なう露出調整を無効にして自分で調整できるようにする機能です。手動で露出の増減を調整し、画像の明るさをコントロールすることができます。露出補正の効果について、より詳しく説明します。

露出補正の機能と使い方

露出補正の機能は、カメラのモードによって異なります:

**絞り優先モード:**手動で絞りを設定し、カメラが自動的にシャッタースピードを設定します。このモードでの露出補正は、シャッタースピードを変えることで適切な露光量を得ることができます。

**シャッター優先モード:**基本的には絞り優先モードとは逆で、手動でシャッタースピードを設定し、カメラが自動的に絞りを設定するモードです。絞りを適正な露出に変更することで、露出補正が機能します。

プログラムモード:このモードでは、絞りとシャッタースピードの両方を手動で設定できます。ここでは、シャッタースピードを変えることで、露出補正が機能します。

通常、カメラの設定は正しいので、露出補正を気にする必要はありません。ただし、状況によっては、手動で調整する必要がある場合もあります。例えば、雪景色の中で撮影する場合、カメラのライトメーターは真っ白なまぶしい雪を灰色にした方が良いと判断して、画像の露出不足を選択します。

また、夜の撮影では、カメラのライトメーターが写真を明るくしようとします。露出補正を行うことで、自分で的確な暗闇の色調を設定して撮影することができます。

また露出補正は、明るさを試す場合や、画像を明るくしたり暗くしたりして予想もしないドラマチックな効果を加える場合にも効果を発揮します。

露光量のコントロール

Adobe Photoshop Lightroom を使用して露出効果をさらに高めるための機能を紹介します。