2025年2月17日 * 3分で読める
生成AIで可能性を広げた学生の感動的な作品を見る
2024–2025学年度は、高等教育における生成AIにとって変革の年となりました。学生はもはやチャットボットに質問の回答や情報の要約を求めるだけではありません。AIテクノロジーを学習と創造性における強力なパートナーとして活用しています。
今年度最後のDigital Literacy Café(DLC)セッションでは、生成AIを使用して革新的なコースプロジェクトを作成した様々な分野の学生を取り上げました。彼らは意思決定プロセスについて語り、Adobe Fireflyなどのツールを使ったアイデア創出、設計、学習の体験を共有してくれました。
生成AIで宇宙を視覚化
最初の発表者は、テキサス大学サンアントニオ校で物理学を専攻し、天文学を副専攻とする3年生のLizette Rodriguez氏でした。彼女は日常的に生成AIを使ってSTEMの概念を学習していますが、最近は視覚化プロジェクトの一環でFireflyを使って次のことをおこないました。
- 連星系がダストを交換する様子の画像を生成するためのテキストプロンプトを作成
- 画像を分析し、科学的に正確でない側面を特定した批評を執筆
- より正確な2つ目の画像を生成、分析
Rodriguez氏は、AI視覚化プロセスを自身の学習だけでなく、専門分野や将来のキャリアにとっても非常に価値があると考えています。「将来的に、物理学と天文学の概念的理解にもとづいて、連星系がどのように相互作用すべきかを理解するのに役立つでしょう」
Adobe Fireflyを使ってアクセシブルなインテリアデザインを支援
セントラルミシガン大学でインテリアデザインを学ぶ3年生のCole Taylor氏が次に発表しました。彼はAdvanced CAD for Interiorsコースで、生成AIを使ったリサーチ、コンセプト作成、そして様々なデザインの正確な最終レンダリング作成を課題として取り組んだと語りました。彼のプロジェクトには以下が含まれていました。
- 百貨店の建物をアクセシブルなカフェに再コンセプト化し、Fireflyを使って照明器具やその他のアクセント要素にオーロラの画像を生成
- ランドスケープデザインの作成、Fireflyを使った調和のとれた植物と花の配置のアイデア創出
- 階段の外装デザイン、Fireflyを使った木製パネルの複雑なカスタムパターンの作成
「デザイナーとして、コードを常に確認し、すべてが準拠しているかを常に確かめる必要があり、時にはクリエイティブな側面に焦点を当てる時間が十分にありません」とTaylor氏は述べています。だからこそ、生成AIを使って「すばらしい、本当にすばらしい」デザインアイデアを生み出すことを楽しんでいます。「批評の視点を持ち、アクセシビリティとコードを検証し、論理性と創造性のバランスを取ること。それこそがFireflyが真価を発揮する分野だと思います」
仲間の学生にデジタルリテラシーを提供
最後の講演者は、モンタナ州立大学の教育支援スペシャリストであるNicole Hopkins氏でした。彼女はAdobe ExpressやFireflyなどのツールを使って学生に必須のデジタルスキルを身に付ける方法を指導しています。彼女はキャンパス全体の学生に設計・提供している2つの人気レッスンを紹介しました。
- 学生がAdobe ExpressのFirefly機能を使って、ロゴとマスコットを含む完全なブランドをゼロから作成する「Build-a-Brand」ワークショップ
- 学生がシンプルなロゴを作成し、生成AIを使って装飾を追加する、ライティングクラスでのブランド課題
Hopkins氏は、従来のクリエイティブ専攻以外の学生にこれらのツールを紹介し、問題解決の新しい方法に目を開かせることが仕事の一番好きなところだと述べています。「Adobe Expressは非常に使いやすく、これらのAIツールと統合されているため、アクセスが大幅に広がります。学習カーブという障壁がもはや存在しません」
学生の作品を見て、生成AIを建設的、批判的、倫理的に使用することについての彼らの視点を聞くには、オンラインセミナーの録画をご覧ください。また、クリエイティブツールとAIツールによる学術成果とキャリア準備の促進について詳しく知るには、Adobe Creative Campusプログラムをご覧ください。