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ラベンダー色から得られるインスピレーション

ラベンダー色の歴史と意味、その香りからのインスピレーション

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ラベンダー色の意味

ラベンダー色は、少量の青と赤が混ざった淡い色です。ラベンダー色は、薄紫色ともいえます。紫は王族の色ですが、ラベンダー色には、そのようなおおげささはなく、洗練された優雅さを演出します。ラベンダー色は、野原一面に咲くラベンダーのように圧倒的な美しさも表します。その名の通り、ラベンダーの花のようなやさしく淡い紫は、優美さの象徴です。

ラベンダーの歴史

視覚と嗅覚に訴えるラベンダー

ラベンダー色は花にちなんだ名前です。藤色やツルニチニチソウ色などの、花の名前が付いている他の色と違うのは、ラベンダーが、その色だけではなく、この花特有の香りを思い起こさせる点です。この花は、ラテン語「 lavare」(洗う)を語源とし、ラベンダーは当初、清掃に使用されていました。古代エジプト人は、ミイラ作りにラベンダーを使用していました。16世紀までには、ヨーロッパで石鹸の添加物としての使用が始まっていました。この結果、ラベンダー色は清廉さと関連付けられるようになりました。

1700年代初期にラベンダー色が英語に登場

ラベンダーの香りと清潔なシーツが結び付けて考えられるようになると、色にもラベンダーの名前が付けられました。ラベンダー色は1705年に初めて英語に登場しています。その後、ラベンダーという名称は、さまざまな色合いの紫色に使用されるようになりました。

ラベンダー色が、さまざまな色味の紫に使用される

色としてのラベンダーは、それ以来変わっていません。1930年までには、Dictionary of Color(色辞典)という本に、淡いラベンダー色の中に3つの新しいラベンダー色が紹介されています。フローラルラベンダーはラベンダーの花の色そのものを指し、ラベンダーグレー、ラベンダーブルー、オールドラベンダー(濃いグレー)も追加されています。1955年の切手収集家のための辞典である ISCC-NBS Dictionary of Color Names(色名辞典)には、10種類以上のラベンダー色が記載されています。

さまざまな文化におけるラベンダー色

ラベンダー色は、かつては厳粛な行事で使用されていました。

現在、ラベンダー色には、優美さ、愛、美の意味があります。これは、元の意味からはかなりかけ離れたもので、ビクトリア時代の英国では、ラベンダー色は、喪に服する女性が着用することができる数少ない色の一つでした。ラベンダー色は、黒以外の地味な色として着用できたのです。

宗教とラベンダー色

ラベンダー色は、宗教で最も重要な色とされる紫を淡くしたものです。歴史的に、紫の染料は製造が最も難しく、王族や高位聖職者によって着用された紫は富と地位を象徴する色でした。ラベンダー色にこれと同じ意味合いはなく、特権への敬意を示すにとどまります。特にラベンダー色が使われる行事の例には、復活祭があります。ラベンダー色と黄色の組み合わせは、このキリスト教の祝日の公式カラーです。

複雑な過去を持つラベンダー色

LGBTQ+コミュニティへの支持は、いつも虹色の旗で示されてきたわけではありません。7世紀の女性詩人サッフォから狂騒の20年代にいたるまで、ラベンダー色は、LGBTQ+コミュニティの象徴として使用されていました。ところが、1930年代までに、ラベンダー色とそのやわらかなイメージを逆手に取り、「ラベンダー」という言葉が同性愛男性を侮辱する言葉として使われたり、LGBTQ+のメンバーを政府から追放するというマッカーサーの大統領令が発令されたりしたことによって、「ラベンダー」は相手を侮辱する言葉ととらえられるようになりました。女性解放運動の時代から現在にいたるまで、「ラベンダー」の差別的な使用は非難を浴びています。

ラベンダー色の一般的な使い方

ラベンダー色は、その名の由来となった、香りのよいラベンダーの花のように、ナチュラルな美しさを演出できます。

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