ツルニチニチソウ色から得られるインスピレーション
その名の通り美しい、ツルニチニチソウ色(淡い藍色)の歴史と意味
ツルニチニチソウ色の意味
春になって花壇の中で一番に花を付けるのが、淡い青紫色の花びらが目を引くツルニチニチソウ(蔓日々草)です。ツルニチニチソウ色は、ビンカミノールとも呼ばれるこの花にちなんで名付けられました。「高貴」、「感傷」、「永遠の愛」を象徴するこの淡い青紫色を使って優雅な印象を伝えられます。古くは「死」など、もっと厳粛な意味もありました。
ツルニチニチソウの歴史
ツルニチニチソウ色という名は、蔓日々草という植物にちなんで付けられました。 かつて、ツルニチニチソウは「死の花」と呼ばれていました。興味深いことに、現在では、ツルニチニチソウ色には「死の花」という呼び名とはかけはなれた明るい意味があります。
ツルニチニチソウ色が英語で初めて記録されたのは、20世紀初期です。ツルニチニチソウ色が英語の文献に初めて登場したのは1920年ですが、当然ながらそれ以前にも使われていました。近代では、特に印象派の画家が好んで使い、古代色と解釈されていました。自然がさまざまなインスピレーションを生み、この名がつけられた花には、蔓日々草(periwinkl)があり、ヨーロッパタマキビというカタツムリの呼称(common periwinkl)にもなっています。 ツルニチニチソウ色の持つ意味は、時代の流れとともに変わってきました。 1900年代にはツルニチニチソウ色の人気が高まり、現在では、食道ガンと胃ガンの啓蒙運動リボンの色に使われており、神経性無食欲症と過食症の支援運動のテーマカラーにもなっています。毒性のある物質が化学療法で使用されるように、ツルニチニチソウの毒は、希望と治癒の象徴へと変わってきています。ツルニチニチソウ色は、2022年にPantone Color of the Yearに選定され、インテリアデザインの新しい波を作っています。
さまざまな文化におけるツルニチニチソウ色
ツルニチニチソウ色はさまざまな花の呼び名と関係があります。 ツルニチニチソウは、かつてイタリアでは「死の花」(fiore di morte)と呼ばれていました。この呼び名とは反対に、ツルニチニチソウが常緑性であることから、イタリアやヨーロッパ周辺では「不死」を意味するとも考えられていました。現在では、米国の墓地に植えられているのを見ることができます。ツルニチニチソウ色は「魔法使いの紫」(Sorcerer’s Violet)、「妖精の絵筆」 (Fairy’s Paintbrush)とも呼ばれてきました。
宗教とツルニチニチソウ色
ツルニチニチソウ色は宗教とも関係があります。キリスト教では、ツルニチニチソウ色は「貞操の色」とされており、たとえば、聖母マリアを描いた宗教画に登場します。特にカトリック教徒の間では、ツルニチニチソウ色は純愛や無条件の愛の象徴として使われています。ステンドガラスにツルニチニチソウ色が使われている場合は、この意味が込められていることが多くあります。ツルニチニチソウの花が、聖母マリア像の足元にそなえられていることもあります。
美術と文学におけるツルニチニチソウ色
ツルニチニチソウ色が登場するのは宗教芸術だけではありません。ツルニチニチソウ色は時代を通じて美術や文学においてさまざまな意味を持ってきました。英語の古い韻文には「名誉の月桂冠を頭に高く掲げるか、ツルニチニチソウの花輪をかぶって絞首刑台に向かうか」という不吉なものがあります。1800年代の象徴派や印象派の美術運動では、もう少し明るい近代的な意味を持つ色として、神秘的で静かな雰囲気の絵画に使用されました。
ツルニチニチソウ色の使い方
自然の中のツルニチニチソウ色
ツルニチニチソウ色の心理学的効果
美術の中のツルニチニチソウ色
ツルニチニチソウ色を他の色と組み合わせる
ツルニチニチソウ色に関する情報
ツルニチニチソウ色のHEXカラーコードは#CCCCFFです。ツルニチニチソウ色は、明るく軽やかな藍色で、青と紫の中間にあります。
ツルニチニチソウ色のRGB値は、R=204、G=204、B=255です。CMYK値は、C= 17% 、M= 17%、Y=0% 、K=0%です。