アクセシビリティ

Adobe Photoshop CS4 / CS4 Extendedポータルサイト デジタル画像編集の新たな未来を拓く

Back to Basic「フォトレタッチ講座」~創って楽しむ写真の世界~


1.ネムい写真のコントラスト調整

ポイント2 空と海を強調して全体に青みを与え、朝の雰囲気を演出する

曇天のやや霧がかった雰囲気は残しつつ、早朝の青さを強調します。マスクを使って空と海には強めに、ボートと砂浜は弱めに補正を適用させます。


 

2-1 ブラシで強弱をつけながら、マスク範囲を選択する

ツールパレットから「ブラシツール ブラシツール 」を選択し、「クイックマスクモードで編集 クイックマスクモードで編集 」アイコンをクリックします。

ブラシの設定は「マスター直径:200px」、「不透明度:30%」 にします。ブラシの色が黒になっていることを確認し、コントラストを調整したい部分をなぞっていきます。海と空は特に強調したいので重ねてなぞります。なぞった部分が着色されます。

選択範囲が着色される

選択範囲が着色される



2-2 トーンカーブでブルーを調整

選択範囲が決まったら「画像描画モードで編集 画像描画モードで編集 」アイコンをクリックします。破線で選択範囲が囲まれている状態のまま、「色調補正」パネルから「トーンカーブ トーンカーブ 」アイコンをクリックします。マスクが作成され、「トーンカーブ」は自動的に調整レイヤーとして適用されます。レイヤー名は「ブルー 海空」とします。

「トーンカーブ」パネルで「チャンネル」を「ブルー」に設定し、右上のハイライトポイントを左に移動し、中間調ポイントも少し上に移動します。曇天にも関わらずあまり青を強調しすぎると、不自然な仕上がりになってしまうので、上げすぎないよう注意します。

トーンカーブ「チャンネル:ブルー」を調整

トーンカーブ「チャンネル:ブルー」を調整



補正前

補正前

補正後。青みを強調し、早朝の浜辺の冷たさを演出

補正後。青みを強調し、浜辺の冷たさを演出

 


 

Photoshop ワンポイント!

マスクの作り方いろいろ


Photoshopのマスクは、暗室で焼き込みや覆い焼きを行う際に使用するマスクと同じように考えられ、その範囲を文字通り「マスクする(覆い隠す)」ための機能です。マスクされた部分には色調補正などの効果が適用されません。

Photoshopには「ペンツール」でパスを描く方法や、色から範囲を指定する方法などさまざまなマスクの作り方があります。輪郭がはっきりしていて強弱をつけず均一にマスクする場合は、Photoshop CS3から搭載された「クイック選択ツール クイック選択ツール 」を使用するとたいへん便利です。

「クイック選択ツール」で選択範囲を指定

「クイック選択ツール」で選択範囲を指定

「レイヤーマスクを追加」アイコンをクリック

「レイヤーマスクを追加」アイコンをクリック

マスクの完成

マスクの完成

一方、複雑な色調や階調で構成されている被写体を補正する場合は、ポイント1・2で紹介したクイックマスクモードとブラシツールを使った方法をお勧めします。この方法のメリットは、ひとつのマスク内で強弱をつけることができるという点にあります。この強弱で光やカラーを巧みにコントロールし、意図したレタッチに仕上げます。強弱をどこにつけるのか?がレタッチの個性になるといえます。


次のページへ




フォトレタッチ講座トップに戻る